表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

斧戦士が知性に全振りしたらヒーラー枠になってしまった件

作者:柄臼田廬翁
最新エピソード掲載日:2026/02/07
会社帰りの事故で、あっさりと命を落とした主人公。
転生先で出会ったのは、やけに事務的でコンビニ店員のような態度の天使だった。

業務連絡のように告げられた次の人生は、異世界での「斧戦士」。
魔法も剣も選べず、前線職として生きることだけが淡々と決まっていく。

転生者特典として与えられた初期パラメーター振り分け。
だが操作ミスにより、主人公は全25ポイントを「知性」に割り振ったまま確定してしまう。
取り消し不可。職業変更不可。説明は最低限。

こうして誕生したのは、
力も体力もないが、知性だけが異常に高い斧戦士だった。

転生直後、説明もないまま始まるチュートリアル戦闘。
相手はゴブリン。通常なら斧を振り回して倒す相手だ。

だが主人公は、斧を振らない。
地形、重心、動線、恐怖――戦場の「構造」を読み、
一撃で敵を斬るのではなく、戦いそのものを崩す。

それは技でも奥義でもない。
考えた結果、斧がそこに「置かれていただけ」の戦い方。

やがてその思考は言語化され、整理され、
「斧学八計」(ふがくはっけい)と呼ばれる戦闘理論として広まっていく。

斧とは、人を斬る武器ではない。
関係を断ち、構造を割り、戦場を終わらせる道具だ。

振られない斧が、戦況を変える。
存在しないはずの一撃――「虚数斧術」が生まれたとき、
世界の戦争観と「戦う」という概念そのものが、静かに壊れていく。

これは、
斧戦士に転生した男が、知性に全振りした結果、
新しい学問を作ってしまう物語。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ