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私の描きたい物

作者: mimura

 私は一人のエルフの生涯に渡っての物語を読みたい、書いてみたい。

 私が今まで読んできた作品はとても素晴らしく、ワクワクドキドキするような物語であった。

 しかし、それらの物語はそのエルフの長い一生のうちのたった数年の出来事があったシーンに注目して、それがその他の体験に比べて、濃密に書かれている。まるで1万ページある小説の適当に開いたページを虫眼鏡で覗きながら一文字ずつゆっくり味わいながら読んでいるかのようだ。

 私はその1万ページの一部分を読みたいのではなく、あっさりとでいいから最初から最後までザッと目を通すような読み方をしてみたいのだ。

 私はエルフの人生は森に例えるのが良いと思う。何もない更地に草が生え木が育ち、森になっていく。ここまでに数十、数百年かかり、ここで成長が止まる。成長しきった森は時間という概念が無くなり、永遠と続いていく。

 そんな物語がないのは、書く労力が凄まじくかかるのと、読者が求める物ではないからであろう。

 永遠とも言える寿命を持つエルフの生涯を作り出すのは難しいと思う。また、私が思うように読者が求めているものは、短く手軽に読めるものだと思う。悪役令嬢がおばさんになってからの話や、スライムに転生する前の子供時代からの話などはつまらなく、興味が薄いのだ。

 何事もピークを取り扱ったほうが面白いのだ。

 しかし、私はゆりかごから墓場までの全てを読んでみたい。

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