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サンタクロース  作者: Sushi
起:ついに爆誕
18/21

第17話 PartyTime!

かなりあいだが空いてしまいました。申し訳ございません。

ああ?何いってんだこれ?

俺が一番苦手(というか嫌い)な「魔法道」の時間。

俺は転移していたので、何をいっているのかさっぱりである。

「魔法というものは、その人自身のGIFTから発される魔力をもとにした技のことである。」

まだわかる。

「GIFTによる魔法は、GIFTによる魔法によって相殺される。しかし、威力によって結果は変化する。」

はいはい。アタリマエのこと。

「またGIFTの使い方は、日本国憲法前前文の一番初めに書かれている、「GIFTは神から授かる自らの人権を示すものであり、その人権は永久に保障される。また、〈弱適合者〉についても、この人権は保障し、いかなる時でもこの人権を阻害してはならない。また、公共の場でGIFTを安易に使うことは、正当防衛以外の状況では公共の福祉に反するとしていかなる場合でも禁止する。」に従う必要がある。」

ここが分からん。もういいや。


そんなことが毎日続き、もう冬休みに差し掛かろうとしていたとき…

「今日は何の日か知ってるか?」

先生だ。

「クリスマス!」

「そう、正解だ。今日はクリスマスだ!」

「「「おおおお!!」」」

場が盛り上がる。

確かに、転移前の世界でもクリスマスは盛り上がったなぁ…プレゼントがもらえるからだけど。

こっちの世界では、GIFTが配られるんだろうな。

「というわけで今日は…クリスマスパーティーだ!」

「「「おおおお!!」」」

「今年のパーティーを盛り上げるのは…」

「HALLO!!皆さん盛り上がってる〜?」

「ハワイから来たWHYさんだ!!」

「それではみなさーん!行きますよ!クリスマスを祝って〜せーの!」

「「「PartyTime!!」」」

「さあ、盛り上げてもらったところで!今年のゲームは…」

「GIFT使用OK!本気リレー!

チャンピオンは誰だ!?バトルロワイヤル!!

先生も参加!!ワールド鬼ごっこ!」

「まずは…君たちの成長を祝って!!」

「乾杯!」

「さあ、皆さんそろそろ始まるぞ!リレーが!」

「リレーのチームは…生徒たちが繋ぐ生徒チーム!また、俺たち先生チーム!」

「いや、ちょっと待ってください。外、雷雨ですよ。」

おい、レオン!!

いくらなんでも場を冷ますようなことはいうなよ!

「あ…ほんまや!」

「じゃあ!今日はバトルロワイヤルのみだ!」

「えー…」「仕方ないなぁ。」

いろんな声が飛び交う。

「まずは、今この学年144人のうち、16人だけが残るバトル!くれぐれも死んだりしないように。さあ、さっそく!START!」

俺は逃げるしか無さそうだ。フィールドはこの校内全て。校内なら何をしてもいいらしい。

ーーーーー

俺は必死に逃げていた。

「ここは体育館の倉庫か。」

「光線銃!」

あ!やばい。この声はレオンだ。レオンにはなにをしてもかてない。多分体育館にいる。

「宿炎!」

うわぁ…メラだ。やっばいな。2人ともいるとは。

「おお!ラウス!」

え?誰だ?

「メラじゃないか。」

「どうしたんだ。」

「どうしたって…お前は?」

「俺は隠れてた。なるべく戦わないほうが楽だからね。」

「戦って勝ったほうがよくない?」

「うん。それは確かに…」「月光!」

「うっ!」

「メラ!!」

「レオン…お前…」

「戦闘において、油断することは許されない。」

俺は、その場で何も言えなくなってしまった。くっそ…

「お前も油断してるとやられるぞ。」

「ん…おいおい、無言になりやがった。キレんなって、そんなことで。」

「そんなことでとは何だ」

「そりゃあ、メラを…」「OverHEAT:leon」

腕をつかまれ、腕の力が増大する。しかし、力が増大しすぎて、腕が疲弊した。

「お前、そりゃあ卑怯だろ!!何も喋ってる途中に…」

「戦闘において、油断することは許されない。」

「なんだと…!!」

こいつはなんなんだ!身体から急に緑色の光が!目も緑色になってやがる…

レオンは、そう思った。

「月光!」

「skinboost:thunder:raus」

こいつ…急に英語を喋って…だめだ。冷静に…それが俺の武器なのだから!

俺の技、「月光」の刃が、レオンの首に入っていく。

カキン!そんな音がした。

「俺の月光が…月光の刃が…折れた…だと?」

「光でできた剣なのに…」

「月光」は、日本刀のように反った光の刃、それが月に見えたから「月光」なのである。

その刃が…折れて消えた。

「OverHEAT」

「この技はやばい!」

その時だった。

フラッ…

ラウスが倒れる。

「おい、ラウス!どうしたんだ。」

運命の時まで、あと少し!

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