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サンタクロース  作者: Sushi
起:ついに爆誕
11/21

第10話 俺の新しい日常②

10話突破!何気に嬉しいです。

家の中。 思ったよりきれいである。

俺の前暮らしていた家は、もっと汚かった。

俺は片付けができないのである。

肝心の家族は……

花がささっている花瓶を見つけた。他にも、俺が好きなオレンジが添えられていた。

やはりそうか。そうわかっていた。わかっていたはずなのだ。

でも、いないのは…………いないのは………………

いつの間にか涙が溢れる。

俺はこの世界に来て自分が勝手に強くなったと感じていた。

だが、そうではないのだ。

中身は、俺のままなのだ。

泣き虫で弱虫の、俺そのものなのだ。

切り替えなければならない。

泣いてなんかいられない。

家に帰ってきたのは、かれこれあって夜8時。

もう寝る時間だ。ちゃんと事実は受け入れよう。

そう考えて俺は、花の前で手を合わせて目をつぶった。 

その後、風呂に入った。なぜかとても豪華に感じた。

そして、ご飯を食べた。コンビニというべきであろう場所があったので、そこでお弁当を買った。

そのままご飯を食べ終わり、俺の家にはテレビがあるはずだと思い、テレビをつけた。

そして、テレビをつけたまま、寝落ちしてしまった。

その後の生活は基本的に同じだった。

まず朝5時30分に起きる。

6時から支度をして、6時30分の電車に乗る。

そして約1時間半乗り換えも含め電車に揺られ、(といってもあまり揺れないが)学校に着いた。

学校でなんとか転移をごまかしつつ過ごし、疲れて帰る。(部活が決まったあとは部活をした)

そして家に着くのは4時くらい。(部活の日は7時くらい)

そのままご飯の支度などをして、勉強をして、寝る。

この生活が7月まで続いた。

しかし、7月で途絶えた。

そう、夏休みの始まりである。

夏休みは、遊んでばかりではいられなかった。

みんなJuly Festivalに参加したくて、学校に勉強をしに来るのである。

ちなみに夏休みは、約2週間程度と短かった。

―――――――――――――――――――――――――――――

〈1行日記〉

夏休み1日目。 ただ勉強をしただけだった。

夏休み2日目。 電車で乗り過ごし、少し遅れて入場。そのせいか宿題は終わらなかった。 

夏休み3日目。 友達と遊んでいたところ、先生にバレた。怒られた。

夏休み4日目。 図書館で本を読んでいたところ、アレンという魔王が登場し、それをウスアルという人間が倒そうとするというファンタジーを読んだ。ちなみに題名は、「サンタクロース」という。まだ最初の方しか読んでいないから分からないが、約13年前の本らしかった。

夏休み5日目。 図書館で不審者がでたという理由で、図書館が閉鎖になっていた。その不審者は、カッターで本をすべてボロボロにしたらしく、図書館はなかなか閉鎖から戻らなさそうだった。

夏休み6日目。 今日は勉強を学校にしに行ったつもりだったが、図書館が閉鎖であるため、近くの市民センターの机を借りてみんなでやった。あまり集中出来なかった。

夏休み7日目。 今は飛行機の中。そう、ついに、ついに、July Festivalが開始したのであった!!

少し1行日記変かな?気のせいでしょう。たぶん…

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