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サンタクロース  作者: Sushi
序:この世界のこと
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第1話 〈転移〉

友達がやっていたのでやってみました。投稿は不定期です。よろしくお願いします。

「あぁ、またか」ラウスはつぶやいた。

ここはDX鉄道の「新四」駅である。新四と書いて「しんし」とよむ。

今日は隣の東海公園駅の近くに住む友達と電車内で合流し一緒に学校まで行く予定だった。しかし、電車が来ても友達は乗っていないであろう。なぜかって?そう、ラウスは約束に遅刻したのだ。

いつもラウスは何かあって約束を守ることができない。ダメダメだったのだ。

今日は朝ごはんを食べる時間が長すぎた。計画に狂いが発生してしまった。

ここは田舎駅。快速は通り過ぎる。通過するときの風がふく。思ったより強い風だ。

帽子を押さえながら目をつぶる。この帽子は緑に赤く文字が入っている。この帽子は父にもらった。まるでとある海賊マンガである。目を開けた。開かない。金縛り??今日は朝早かったからな。調子が悪いのかもしれない。

しかし、しばらくしても身体は動かなかった。病気かもしれない。帰ったら病院に行こう。

「ヒュオオオオオ」と風の音がする。電車が来たか?電車に乗って乗り換え駅で友達と合流しなければ。

助けを呼ぼうと声を出す。でない。もっと強く出す。「「助けて!!」」エコーのかかったような声が出た。もう1回。

「助けて!!」なんかいつもと違う声だ。そんなことより声が出たってことは目も開くんじゃないか?

試してみると目は開いた。

しかしそこは見慣れた新四駅ではなかった。

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