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貧乏領主になりました  作者: 木苺
     王都にて
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王都到着

 とうとうつきました、王都ジョーダンに。


疾駆(しっく)していた馬車が止まったと思ったら、 門が開き そこをくぐり抜けた馬車は軽やかに進みだした。


馬車の中では、シノが私の衣装と髪型を整え、再度の念押し。

「ここから先は常に表情に気を付けてくださいね。

 無知だ田舎者だと(あなど)られぬように」


再び馬車が再び止まり、軽いノックの(あと)に扉があけられた。

 まず シノが先に降り、次に私。

 お稽古どうりに つま先から優雅に降りた(つもり)。


馬車の横にはタンタンが控えていた。


彼に先導されるようにして屋敷に入った。

出迎えの召使はなし。


セバスとピピ・ララが荷物を運び込む。


私とシノは屋敷の中を確認して回った。


ここは なんとなんとうちの所有物件でした!


外見は優美なサマーハウス

中からみると強固な城塞

 領都のお城の居住部分とそっくり。

 わかりやすくていいや。


いつもは閉め切って、門長屋に管理人を置いているそうだ。

タンタンが来てからは 管理人は 私達の為の替え馬の手配などにでかけ、

たんたんが屋敷の掃除などして出迎えの準備をしていたらしい。


管理人が戻ってくるまでは ピピ・ララが門番と厩番(うまやばん)(つと)めるそうだ。


風呂に入り、タンタンが作ってくれた夕食を食べて寝た。

寝室は シノと共同だ。

 シノは護衛も兼ねた近習なので、王都にいる間は儀式など、やむおえない時以外は常に私と一緒にいることになっている。



※ 土日休日は 朝8時 

  月~金は  朝7時の1回投稿です

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