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貧乏領主になりました  作者: 木苺
     貧乏領主生活
20/123

シノと一緒に

ウマイヤ達が試験勉強に励んでいた頃、私は シノから特訓を受けていた。

主に体づくりだ。


何年も何年も眠り続けていたので 体力がまるでない。

髪は重い

 ゆえに 疲れやすく肩が凝る


それに 城の中を移動するだけでも筋肉痛が起きる。


というわけで 城内を散歩しながら座学ならぬ歩学?

 歴史やらしきたりやら なんやかんや


辞儀(じぎ)の練習の前に筋トレ

 だって お辞儀ってバランス感覚を要求されるし

 バランスをとるには 姿勢を保つための筋肉がいるんですぅ。


気晴らしは 早朝もしくは夕暮れ時の乗馬。


時間が決まってないのは 私の体力・筋肉痛のかげんとお天気次第だから。


「まったく歩くだけで 腕が痛くなるってなんで?」


「歩くとき 上半身のバランスをとるために 腕を無意識に使っているからです

 別に 意識して両手をふらなくても 自然に腕が動くでしょ」シノ


「それだけで 上腕が痛くなるの?」


「だって 今までベットがすべて受け止めてくれてた腕の重みを 上腕が支えることになったのですもの。 急に1キロの荷物を運ばされることになった 腕の筋肉ちゃんに感謝してくださいね」


「じゃ 腰が痛くなるのはなんで?」


「上半身を支えつつ、脚全体を上げたり降ろしたりの役目も果たしているのですから

 重労働です。御身腰おみこしをいたわってあげてください」


どひゃ~ 思いもよらなかったよ、こんなこと。

※ 土日休日は 朝8時 

  月~金は  朝7時の1回投稿です

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