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第38話 ~栞side~ ゆらぎ

 てっちゃんの音にゆらぎを感じられるようになったのは、高等部に内部進学してすぐだった。

 今まではどんな話題もまじめに、そして時に微笑みながら相槌を打ってくれていたけど、返事が上の空になり、会話に不協和音が混ざり始めた。


 どうしたんだろう……。

 『心配』と思う。

 でもそれはどういう種類の『心配』なのだろう。

 てっちゃんの調子が悪そうということに対する『心配』なのだろうか。

 それとも、てっちゃんの音が不安定になっていくことで、心地のいい場所が無くなることへの『心配』なのだろうか。


 そう考えると、胸がチクンとした。

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