第84話:誰もが高みを目指す街、金融都市ファイナンス
ファイナンスに到着。
「近くで見ると、また凄いわね」
高層ビルが立ち並ぶ大都会。メディカは少ないながらもプレイヤーかトレジャーハンターの姿が見受けられたが、ここは皆無。相変わらず無愛想な兵士に一礼し、中へ。
「なんか視線感じない?」
「気のせいじゃないと思うよ」
すっごいジロジロ見られる。
「あ、トレジャーハンターだ。珍し」
「何しに来たんだ・・・?」
「でも魔法使いばっか4人だよ? 何かの撮影とかじゃないの?」
どうやら俺たちのような人種が珍しいらしい。プレイヤーとトレジャーハンターを区別する気もなさそうで、撮影か何かだと思ってる人もいるぞ・・・。こちとら生粋の魔法使いなんだが。でもみなさん忙しいのか、立ち止まるのは数秒だけだし大半の人はチラ見だけで視線をスマホに戻して素通りしていく。
スマホ、この世界にもあるんだ。歩きスマホはやめましょうね、みなさん。
「やっぱ有名人じゃね? 俺ら」
「いやぁスターリー神殿のは関係ないんじゃないかな。なんか興味なさそうだし、星空は見ててニュースにもなったから知ってるだろうけど、僕らの顔までは覚えてないでしょ」
「そうかぁ?」
そんなもんでしょ。何度も取材を受けた訳じゃないし、そもそもビジネスに関係ないニュースを何度も見ないだろ。自分の身の周りにしか興味なさそうだぞ、この街の人たち。ナチュレは異世界感が強かったが、メディカもここも元の世界に近い雰囲気だ。魔法使えるんだよね、俺ら。
「とにかく行ってみましょ」
来たからには、進むしかない。
「もしかして、本物の魔法使いですか?」
通りすがりの青年が話しかけてきた。“本物の”って・・・。
「ええ、まあ、そうですが」
と答えながら少しだけ杖から水を出して見せた。
「へぇ~、ホントなんですね。この街で、兵士以外で武装してる人を見るなんて滅多にないから驚いちゃいましたよ」
"武装"って・・・。
「この街の連中、俺もですが、金を稼ぐことにしか興味がない、と言うよりは金を稼ぎたい人しかこの街に来ませんからね」
「スマホが金稼ぎの道具なんですか?」
「そうですね。情報収集も取引をスマホ1つ。そして目を離した隙に利益のチャンスが潰れたり大赤字になっていたり・・・とにかくみんな、他に関心を向けてる暇がないんですよ。特に取引中は」
だったら歩かずにベンチとかに座ってやればいいんじゃ・・・。
「お兄さんは大丈夫なんですか?」
「僕はそこまでストイックにやってないですから。それに、本物の魔法使いと話をすることにも、価値があると思うんです」
お金以上の価値を見出してくれて何よりだ。
ちょうどいい、宿屋の場所を聞くか。
「この辺でホテルとかってありますか?」
「ああ、それならそこの角を曲がった所にありますよ。・・・おっと電話だ、それじゃあ」
青年はそのままスマホを手にしながら去って行った。
「んじゃ行こっか。値段はどこ行ってもあんまり変わんないでしょ。メディカより高いのは間違いないだろうけど」
「また消費税あんのか?」
「あるでしょ。同じ国なんだから」
「や~ね~」
ホントだよ。5%なのが救いだ。医療費負担と一緒に上がるかも知れないけど。
宿屋に着いた。4人部屋などあるはずもなく、男女で別れた。そして1人1泊15,000円。マジっすか。
スタッフの案内で部屋まで移動。そのサービスいらないから少しだけでも安くしてくれ。部屋は割と広かった。家具もメディカの宿屋と比べると上品だ。もしかすると、探せばもうちょっと安い所あったかも。だがこの街に滞在する意味もあんまりない。
回復し、さっきのスタッフが去ったであろうタイミングを見計らって外へ。すぐに女性陣も出て来た。とりあえず外に出るべくエレベーターの下向きの矢印を押した。ポーン、と音が鳴り5台パラレルの右から2番目のランプが光った。あれが最初に来るらしい。
エレベーター内で会話。
「この街に、長居する必要はないかもね」
「そうね」
「確かに」
「うん」
ビルしかない上に、モンスター狩りで稼げるとは言え一泊15,000円は痛い。だが、ビジナはもっと高いかもや知れぬ。首都だから行くし、首都じゃなくても行くけど。
「晩ご飯の前に軽く運動しよっか。花巻さんもレベル40になっておこう」
東門から街を出た。
「あっちの森に行ってみよっか。コウモリとは花巻さんも直接戦えるし」
「うん。ありがとう」
「うっし、行こうぜぇ」
道から外れて森に入り、レベル上げ開始。コウモリとは花巻さん、それ以外とは他3人が戦い、MPを回復してもらったりしながらも汗を流した。MPが枯渇してきたら宿屋で回復したりして、
「あ、レベル40なったよ」
「よし。これで花巻さんもBランク装備できるようになったね。買いに行こっか。明日に回すと10時までお店開かないだろうから」
「うん。みんな、ありがとう」
「気にしない気にしない。さ、買い物の後でご飯にしましょ」
「腹減ってきたぜ~」
「あ、その前に。愛属性との合成魔法ないか確認してみよっか」
結果、風とのみ、シルフィウィンドという合成魔法が見つかった。なんか、淡い黄緑の風が吹く。敵に使ってみるも、効果なし。自分たちに使うと、淡い黄緑の風に包まれた。色々試した結果、HPダメージ30%軽減であることが分かった。効果時間は30秒。うーん・・・ダメージ受けてから回復にMP使った方がいいかな。明らかに大ダメージ受けそうで避けるのが無理な時にしか、出番がなさそうだ。
街に戻って回復し、ホテルのスタッフに装備屋の場所を聞いて直行。一応、この街にも装備屋はあるらしい。
所持金が増えにくい花巻さんだが、使わない物を売ったこともあり、サブの防具も含めてなんとか全部B(B+があるものはB+)を買うことができた。他3人も金が貯まってきていたが、グリーンスタッフとかの標準機能の品揃えしかなく、中野の“ブラックスタッフ”をBからB+に買い替えるにとどまった。
「みんな、お待たせ」
会計を済ませた花巻さんと合流し、外に出て晩飯場所を求めて彷徨い歩いた。マップ機能がなければ確実に迷子になるな、これ。細かい道が多いし、高層ビルが多くて全然先が見えない。ビルのデザインも、どれも似たり寄ったりで微妙・・・。ビジナには行政機関があるだろうから、それに期待しよう。
適当に見つけたファミレスに入った。時間潰し用にか、ビジネス雑誌があったので手に取ってみた。
「何それ?」
「さあ。ビジネス関係の雑誌だと思うけど。せっかく経済大国に来たし読んでみる」
「そ」
4人で食事に来たのに読書が許されるのは、いいことだ。
料理を注文した後、早速開いてみた。“高所得者と低所得者の時間の使い方を比べてみた!”とか、“投資するならココだ! 今キテる業界、キテる企業”とか、それっぽい記事がいくつか載っている。現実世界にあるのと大して変わらないな。電車の広告で見かけるだけで読んだことないけど。
あんまり細かく読む気分になれなかったのでパラパラとめくっていると、広告ページが目に付いた。
“1,000円から始める株取引。これでキミも、ファイナンスドリーマーの仲間入り!”
投資で一攫千金、そんな上手くいくもんなのかね。証券会社のカモにされそうな気がしてならない。このビジネス雑誌自体もそうだが、この手のものからは素人を手玉に取ろうとしている印象を受けてしまう。俺が人間不信だからか?
“増税反対! 私たちは独裁政権・第一国民党に徹底対抗します! 夢幻裕福党”
あ、増税されるのか。いつからだ? 第一国民党ってのが与党か。対抗するのは結構なことだが、夢幻裕福党からは怪しさしか感じない。野党がこれだけってことは無いだろうから多党制かな。この国、経済大国ということになってるが、全部が全部アメリカがモデルって訳でもなさそうだ。
その後もパラパラとめくったが、特に気になるものはなく料理が来る前に最後のページまで行ってしまった。元の場所に戻して来るか。
「あ、もう終わりなんだ」
立ち上がったところで、中野と話していた高松さんが声を掛けてきた。
「うん。割と普通だったから」
「そっか」
雑誌を戻し、ついでにトイレに行って戻って来たところでちょうど料理も届いた。まばらに世間話をしながら食べていると、
「今日どれくらい稼いだの?」
他のテーブルの会話が耳についた。
「今日は3万2千だ。ま、まずまずかな」
「あたしの勝ち~。4万ちょい」
どうやら、今日の成果を報告し合っているようだ。男女のペアだが、どんな関係かは知らない。
1日で3万稼いで“まずまず”とは、金融都市の住民は違いますな。その割に大抵のメニューが1,500円ちょいぐらいの所で食事しているのは、食費に金を掛けたくないからだろうか。いや毎日夕食に1,500円使えるなら十分に裕福なんだけどね。俺もこの世界に来てから金銭感覚がちょっと狂っている。
「でも昨日はちょっと損しちゃったのよね~。コンスタントに稼げるようになんないとな~」
「だね。稼げなければ汗水流して働いてた頃に逆戻りさ。会社を辞めてから1年、1200万ぐらい稼いで収入増えたけど、まだまだこの程度はフツーのビジネスマンでもできる。この街じゃ、文字通り桁違いの稼ぎを出す猛者がいるんだから、俺らにだってその可能性がある。いつまでも、こんなチンケなファミレスでディナーを続けてらんないよ」
「あたしも。早く高級マンション住みたいな~」
ここ、ちょっと高めのファミレス、ぐらいのクラスで、事実としてボリュームも味も申し分ないのだが、彼らにとっては“チンケ”らしい。それと、1200万稼ぐビジネスマンは居るだろうが、フツーじゃ無理だろ。それでも彼らは飽き足りず、優雅な暮らしを求めて金稼ぎを続けるらしい。
気持ちはすっごい分かる。俺も、このゲームで1億手に入れて隠居するつもりだからね。あんな腐った世の中で真っ当に汗水流して働いてられるものか。
2人組の話はまだ続いていたが、そこから先はあまり関心が持てず少しずつ食事の方に意識が移っていった。
食事を終え、外に出る。
「ホテルは、っと・・・あっちね。あの角で右だ」
その交差点に差し掛かり、ビルの角で右の曲がると、
「うわっ!」
「おわっ!」
先頭を歩いていた中野が、向こう側から来ていた人と出会い頭にぶつかった。
「い、ってて・・・」
2人して尻餅をついている。
「す、すみません、大丈・・・魔法使いだ・・・!」
お詫び言うの途中で止めちゃったよこの人。
「こちらこそすみません、前を見てなくて」
お詫びが止まったことを気にもせず、高松さんがそばに寄って心配そうに話し掛けた。
「うん、大丈夫。ありがとね」
「い、いえ」
中野の方には花巻さんが寄り、
「中野君、大丈夫?」
「ああ、大丈夫だ。 えっと・・・、俺の方こそ、すまねぇな」
「前を見てなかったのはこっちもだから、気にしないでいいよ」
その手にはスマホが握られている。
「情報収集でもしてたんですか?」
「あ、はは・・・そんなとこ」
あーしまった。嫌味のつもりはなかったのだが。
「働かずに投資で生きるって言うのも、大変そうですね」
「ん? 別にそうでもないけど。 あ、もう大丈夫」
後半は高松さんに向けられたものだ。太もも辺りを払いながら立ち上がり、
「僕からすれば、低賃金で、それもいつまで続けられるか分からない労働を主体にして生きる方が信じられないね。化け物退治で金を稼ぐのも信じられないけど」
金稼ぎのためだけに旅をして化け物退治してる訳ではないのだが、今はいいや。
「投資だって上手くいくか分かりませんからね。それに、一般労働者がいなくなれば投資先がなくなっちゃいますよ」
「はははっ、それもそうだね。働いてくれる労働者がいるからこそ、僕ら投資家は楽に稼がせてもらえるんだからね」
上から目線だが、仕方ない。投資家になる権利は誰にでもあり、上手くいけば働く必要はなくなる訳で、投資で生活費を稼げない人は働く他なくなる。
「かく言う僕もかつては労働者だったんだけど、やってられなくて辞めちゃったよ。こき使われる割に金はちょっとしか入らない。定期預金ですら利息0.01%で預けるのがバカバカしくなって投資を始めてみたら、給料以上に稼げちゃうんだもん」
この人には、センスがあったのかも知れないな。もちろん、情報収集とかの努力も怠っていないようだが。
「銀行が利息をもうちょっと上げてくれれば、楽になるんですけどね」
会話を終わりに向かわせるべく放った言葉だったのだが、
「はははっ、そりゃ無理な話だ」
と一蹴されたので、詳しく聞いてみたくなった。
「そんな難しいことなんですか?」
「預けた時にもらえる利息を増やすと、借りる時の金利も増えちゃう。だからそれを減らして企業が融資を受けやすくして、金を使ってもらおうって算段だ」
なんか、現実世界のテレビでもそんなことを言ってたような気がする。
「ま、でも、企業の業績が上がっても金利を上げる方向にはならないだろうね」
「えっ?」
じゃあ何のために金利下げてんだよ。
「企業が利益を出しても、銀行が利益を出せないから」
「銀行が・・・?」
何でだ? 企業に金貸して、貸した相手が利益だせば還元されるはずだが、この世界では違うのか?
「そ。銀行にお金を預けると利息が付くのは知ってるよね」
「はい、それぐらいは」
「大抵の市民は銀行にお金を預けるから、銀行にはお金が集まる訳だ」
「はあ」
そりゃそうだ。
「で、銀行はその集まったお金を使って企業に融資するんだけど、それを渋ってるんだよ」
「つまり、銀行でずっと持ってるってことですか?」
「そうだね」
え、いや、借りやすくするために金利下げたんじゃないのか? それで貸さないって何なんだよ・・・。
「例えばさ、金利がチョー高くて、預けてるだけでお金がバンバン増えたらさ、財布のヒモが緩くなるよね? 実際そんな時代もあったんだけどね」
それは現実世界の日本でもあったらしい。
でも俺は、金利が高かった時代を知らないから、銀行に預けとくだけでお金が増えてくってのは異常に思える。確かに金銭感覚狂いそうだ。俺にとっては、銀行は預けたお金を大事に持っていてくれればいい。
「で、みんながお金を使うから経済が潤うってやつですか?」
あれ? そもそも経済を潤わせるために金利下げたんじゃなかったっけ? お金を預ける側からすれば、金利高い方がいいような気が。
「ま、そんなとこ。だけど今はそうじゃない。銀行が融資を渋るから利息が上げられなくて、消費が伸びなくて、企業の売上も伸びなくて、さらに融資しづらくなる」
ちょっと待った。話がつかめない。
「なんで融資を渋れば利息が上がらないんですか?」
「あ~~。う~~ん。どう言えばいいかな。僕ら個人投資家、法人化してる人もいるけど、とにかく僕らのような奴らが企業に融資して、その企業の利益がいくらか還元されるのは分かるよね」
「あ、はい。何となく」
それは分かるのだが、この人の話が分かりづらい・・・。俺がド素人だからか?
「それが僕らの利益だ。だけど僕らが利益を出しても、それは僕らのものだ」
まあ、わざわざバラ撒いたりしないよな。次の投資資金にでもするのだろう。
「じゃあ、銀行が、君たちから預ったお金を企業に融資して、それで利益が出たら?」
「それは、銀行のものなんじゃないですかね。ちょっとぐらい、僕らにも分けて欲しいですけど。・・・あ」
そうか。それが利息か。
「やっと分かったかな? それが利息だ。もちろん融資した相手が利益を出さなきゃいけないんだけど、いやむしろ利益を出せる企業を見極めて融資しなきゃいけないんだけど、臆病になっててソレやってないんだよね、銀行が」
なるほど・・・。でも、貸したお金が返って来なくて市民にもお金返せません、は避けたいだろうからな。1億円預けて、なくなっちゃいましたテヘペロとか言われたら、俺は暴動を起こす。
でもきっと、金利上げて一般人の貯金を増やすよりも、金利下げて企業が金を借りやすくする方が良いと判断したのだろう。だがそれで融資を渋るとか意味わかんねー。
「ちゃんと見極められる人が銀行にいれば、融資して、利益を分けてもらって、市民にもプレゼントできるんだけど、そんなことできる人はみんな個人投資家やってるから」
だろうな。俺でもそうするわ。自分自身で何億と稼げる投資スキルがあったとして、なぜ世のため人のため銀行員にならねばならない。自分1人でブルジョワするわ。もちろん人から金を集めれば投資資金になるが、庶民から集められる額などタカが知れている。
投資で一攫千金狙おうなんて人は大体似たような考えの持ち主だろう。気が合いそうだわ、友だちになろうかしら。俺への還元1割でいいからあなたに融資してもいいですか?
とにかく分かった。要は、投資が上手い人が銀行員にならないのか。そりゃ業績を上げるかどうか分からん会社においそれと金を貸せない訳だ。で、低金利にしていればバラ撒く利息は安くで済む。合理的判断だ、納得した。
よし、やはり真っ当に働いて生活費を稼ぐのは割に合わない。これで1億円を手に入れよう。
「まぁそうですよね。人として当然の感情です」
「だははははっ! 君、面白いね」
「いえ、こちらこそ、面白い話をありがとうございました」
「ま、旅人の君たちは知らなくても問題ないだろうけど」
ところが俺たちは、いつまでも旅人でいられないんだよ。俺は1億円手に入れて隠居するが、他の3人は資本主義の社会に出て行くことになる。
「なんだか、難しい話ね」
「今のうちに知っといた方がいいんじゃない? みんなはいずれ社会に出て行くんでしょ?」
「自分は出ないみたいな言い方しないでよ・・・」
「でも俺らにはまだ早ぇだろ」
”子供にはまだ早い”。その考え方が日本人のレベルを下げていると、俺は思っている。
「知らないままだと負け組になる可能性が上がるよ。知っといた方がいいことは、早いうちに知っといた方が絶対にいい。最も、さっきの話はあくまでエコノミアのことで、現実世界がどうかは知らないけど」
「だったら尚更じゃねぇか」
「ま、そういう考え方もあるってのは覚えといて損はないと思うよ」
「そうかもね。でもあんまり社会を知り過ぎると大村君みたいになりそうで怖いわ」
「僕もそこまで社会を知ってる訳じゃないんだけど・・・その前に人をダメな例みたいに言わないで」
「ダメ人間目指してる人が何言ってるのよ」
「ダメ人間じゃダメなの?」
「ダメに決まってるでしょ!」
「だはははっ! 大村まじウケる。ダメだから“ダメ人間”なんじゃねぇか」
当然そのツッコミを想定していたのだが、中野に言われると何かイラッとくるな。だが、さっきの高松さんのセリフ、社会を知り過ぎるとダメ人間になりそうと言ったようなものだ。その時点でもう社会がダメなんだよなぁ・・・。ダメな社会で生きてるんだからダメ人間になっちゃうに決まってるじゃん。
とにもかくにも、今日は新しい街、ファイナンスに到着した。生活費かかるし何もできることがないから明日にはもうビジナに向かうが、今日だけで色んなことが聞けて俄然やる気が出て来た。
このまま、ゲームクリアを目指して旅を続けよう。
次回:旅は続く




