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流星の女神(仮タイトル)  作者: れいちぇる
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初任務


その瞬間、体が暖かい光に包まれた。


そして・・・。


なにこれ翼???

背中に翼が。そして頭には輪っか?バンダナ?

白い綺麗な服を着てる。

まるで天使みたいな。

そしてやけに胸が熱い。なんで・・・?

服をずらして見てみると左胸に乙女座のシンボルが刻まれている。


自分の姿に呆然としていると、


「よそ見しないで。くるよ」


「うわぁーー!」


唸り声をあげて女の人が向かってくる。


「ちょっとー!」

変身はしたけどなにもできないじゃん。


「どうすればいいの?ねえ!」


わたしは精霊に向かって叫ぶ。


「ネックレス!ネックレスに触れて!浮かんでくる言葉を叫んで!」


そんないきなり言われても。

お願い。ヴァーゴ。力を貸して!


「我に力を。いでよ。Crystal Wing!(クリスタルウィング)」


言葉を放った瞬間、ネックレスが光り輝き

綺麗な藍色の杖がわたしの手に握られていた。

なんて綺麗な藍色。

杖の先端には大きなクリスタル。そしてクリスタルを象徴するように二本の翼が。

なんだろうこの感じ。力がみなぎってくる。


「乙愛!Crystal Wingを使って使い魔を浄化して!この人に心を戻してあげて。」


「わかった!やってみる!」


大丈夫。できる。やるしかない。

この人を救いたい。

わたしの頭はそのことでいっぱいで、浮かんでくる言葉を叫んだ。


「聖なる星の輝きのもと、汝を永遠(とわに封印せん!Shining heart!(シャイニングハート)」


その言葉とともに杖のクリスタルが輝き、

わたしは杖を精一杯女の人に振りかざした。


すると彼女の中から、使い魔が現れ眩い光とともに消えた。

女の人はその場に倒れる。


「大丈夫ですか。」

思わず駆け寄る。

目を開けない。


「ねえ!シルフ!どうしよう!!

目を開けないよ!」


わたしは泣きそうになりながら精霊に訴える。


「いまは気を失ってるだけ。

大丈夫。そこのベンチに寝かせよう。」


女の人をベンチへ運ぶ。

心配になって顔を覗き込むがまだ気を失っている。

どうしよう・・・。

そう考えていると、


「もう行くよ。この人が目を醒ましたときにあたしたちがいたら変だし、

なんて説明するつもり?」


「でも・・・。」


「わかったよ。あそこから見てよう。」


すこし離れた場所に移動して女の人が目醒めるのを待った。

数分後・・・。

「あっ。起きた。」

女の人が体を起こし、立ち上がった。辺りを見回した後

なにもなかったかのように去っていった。


「よかった〜」


ほっとしてベンチに肩をあずけた。


「乙愛。よくやったじゃん。初任務成功〜!」


「初任務って!いろいろ聞いてないことが多すぎるよ!

そもそも使徒を探すんじゃなかったの?

なのになんでいきなり使い魔とか?変身とか?

わけわかんないし。」


「まあまあ。落ち着いて。

続きは帰ってから話そう。

しかも時間そろそろやばいかもよ。」


「ほんとだ。やばい。走るよ!シルフ!」



わたしはまだ体に不思議な浮遊感を残したまま

精霊・・・・ううん。シルフと家路を急いだ。




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