本当の始まり
「乙愛、これ。」
「なにこれ??」
シルフがなにか差し出してきた。
「これは星宝石のコンパクト。星宝石は12個揃わなければ強大な力はでないの。
それぞれの使徒の力を引出すこともあるけど、普段はこのコンパクトにしまってて。」
「うん。わかった。」
シルフに言われたとおりに星宝石をコンパクトにしまう。
「星宝石は肌身は出さずもっておくこと。なにかあれば乙愛の力になってくれるばず。」
「うん。わかった。」
「それとね乙愛。すこし気になることがあるんだけど・・・。」
「なに?シルフ。」
「この前学校で使い魔を浄化したときに感じた視線覚えてる?」
「うん。覚えてるよ。」
「あれってもしかして前話した星座の力を授かっている星斗かもしれない。」
「えっ。仲間ってこと?」
「うん。そうなんだけど・・・ なんで見てただけなんだろう。
星斗って断言はできないけど、でもそんな気がするの。」
「そっか。わたしはまだそんなにいろいろ感じられるわけじゃなから
あまり分からないけど、嫌な気配ではなかったよね?」
「うん。そうなんだよ。
気になるんだけど今はなにも言えないな。」
「まあ大丈夫でしょ。シルフの気にしずぎなんじゃない?」
「そうだといいんだけどな・・・」
ーそのとき。
ピキーンッ。
嫌な耳鳴りとイヤリングのこの反応。
なにこれ。
まさか。
「シルフ、この感じ。」
「うん。使い魔だ。」
「いこう!」
急いで家を飛び出した。




