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流星の女神(仮タイトル)  作者: れいちぇる
13/15

自覚



わたしはネックレスを握りしめ叫んだ。


「聖なる星の秘めたる力よ、汝の輝きを示せ!我が星斗ヴァーゴ!」


白い光に包まれた。

力がみなぎってくる。

光がおさまり目を開ける。

背中には大きな翼。

額には天使の輪(シルクに教えてもらった)

白い綺麗な服。

やっぱり昨日の出来事は現実なんだ。

認めたくなかった現実を再確認した。


「乙愛!」


「うん!」


先輩が向かってくる。

完全に憑依する前に浄化しないと。


「我に力を。いでよ。Crystal Wing!」


はやく浄化しないと。

でもまずは相手の動きを止めないと!


「シルフ!先輩の動きを止めないと浄化できない。」


「乙愛!浮かび上がってくる言葉があるばず!声にして叫んで!」


昨日とは違う!

もうためらわない。


「エンジェルラプソディー!」


Crystal Wingを先輩へと振りかざす。

その瞬間、天界の音楽のような歌声が鳴り響く。

先輩のほうを見ると耳をふさいで苦しんでいる。


「乙愛!いまだ!」


「聖なる星の輝きのもと、汝を永遠に封印せん!Shining heart!」


眩い光が先輩を包み込む。

使い魔が苦しみながら、彼女の中から出でくる。そして消えた。


「浄化完了!」


シルフが指をならす。


はあはあ。

すう〜。

変身がとけた。


「先輩!」


気を失ってただけだ。よかった〜。


「乙愛!やったじゃん。」


「うん」


!!

なにか感じる!

後ろを振り向く。

誰もいない。

幸いこの校舎には誰もいなかった。

でもいまの気配はなに??

嫌な感じではない。

誰かに見られてるようなそんな感じ。




先輩を机に座らせる。


「乙愛。行くよ。」


「うん。でも気がつくまで。」


「また〜?わかったよ。」


数分後・・・。


「あれ?わたし何してたんだろ。

わ!もうこんな時間帰らなきゃ。」


先輩が教室を後にした。


ふう〜。

終わった〜。


「お疲れ様。乙愛」


「ありがとう」


わたしとシルフも足早に教室を後にした。




「ねえ。シルフ。」


「なに?」


「どんな人間に使い魔は憑依するの?」


「憎悪を抱いている人間。怨念を持つ人間。深い悲しみや、蔑み、妬み・・・。

人間のもつ負の心が一定を超えてしまうと使い魔が憑依してしまう。」


「浄化したらその心はどうなるの?」


「心も浄化され、負の心が取り除かれる

あの人もいまは心が軽くなってるはずだよ。」


「そっか。よかった。

それと使い魔を浄化した後、何か気配を感じたの。

シルフはなにも感じなかった?」


「乙愛も?あたしも感じてた。

でもすぐに消えたからわからなかったけど、嫌な感じではなかった。」


「そっか。じゃあ大丈夫だね。

よし!はやく帰ろ。ご飯が待ってる〜!

シルフ!家まで競争ね。

よーいドン!」


「待ってよ〜!乙愛〜!」




星がまた夜空に輝いていた。





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