精霊もお風呂に入ります。笑
「ただいま〜」
「おかえり〜!遅かったじゃない。かおるちゃんたち帰ったわよ。」
「うん。ごめんね。ちょっと話が長引いちゃって。」
「なになに。恋話〜?」
「ちがうよ〜!なに言ってんの。」
「もう教えてくれても良いでしょ。それよりお風呂湧いたから入ってね〜」
「はーい」
疲れたし、お風呂にゆっくり浸かろっと。
服を脱いでふと鏡をみると、左胸に赤く乙女座のシンボルが刻まれている。
昨日まではなかった。
これさっき見たときもついてたよね。
「あ〜?これのこと?」
「きゃあ!もうびっくりした。なんでお風呂にいんのよ。」
「あたしもはいるから〜」
「はあ〜!?」
「そんなことよりその胸のしるしが気になるんでしょ」
「そ、そうだけど・・・」
「これは乙愛が星の使徒っていう証。使徒はみんな体のどこかに12星座のシンボルのしるしがある。」
「でもわたし昨日までなかったよ?」
「だぶん力を使ったから。認められたからだと思うよ。ヴァーゴに。」
「へえ〜。」
綺麗な人だった。でもガイア様みたいに悲しい、切ない顔をしてた。
しるしを見つめる。赤く刻んである。不思議だ。昨日まではなかったのに。
「まっ。その話はまたあがってからはなそ〜!お風呂〜!」
「ちょっと!わたしの一番風呂なのに〜。そもそも精霊ってお風呂入るの?」
「清らかな姿でいるためには清潔でないとね。」
なんとなくそうだな〜と思いながら温かい湯船に浸かった。




