曖昧なセイ
僕は俺の死を知っている。
炎に焼かれ死んだ男は、少女として異世界に転生していた。
性別、立場、世界。何もかもが変わってしまった生活で少女は自分らしさと、新しい故郷を手に入れていく。
――ある日、竜が降りて来るまでは。
特別な才能も、境遇もない。豊かな知識も、真っ直ぐな信条もない。
それでも少女は懸命に生きる。手段を目的に変え、大切な何かを喪失しながら。
さぁ、炎に復讐をはじめよう。
たとえ全てが終わったとき、その両手に何も残っていなくとも。
この物語は英雄の伝説でも、悪鬼の殺戮でもない。
これは大切なものを失った一人の少女の、取り戻すために争い続けるただの醜い復讐譚だ。
########
##作業進捗
2015 12/21 200,000字
2016 03/16 408,000字(全体の2/8)
2016 06/20 640,000字(全体の4/8)
2016 09/15 816,000字(全体の5/8)
2017 02/27 1,120,000字(全体の6/8)
2017 05/04 1,300,000字(全体の7/8)
2017 05/09 1,370,000字 完成しました。
炎に焼かれ死んだ男は、少女として異世界に転生していた。
性別、立場、世界。何もかもが変わってしまった生活で少女は自分らしさと、新しい故郷を手に入れていく。
――ある日、竜が降りて来るまでは。
特別な才能も、境遇もない。豊かな知識も、真っ直ぐな信条もない。
それでも少女は懸命に生きる。手段を目的に変え、大切な何かを喪失しながら。
さぁ、炎に復讐をはじめよう。
たとえ全てが終わったとき、その両手に何も残っていなくとも。
この物語は英雄の伝説でも、悪鬼の殺戮でもない。
これは大切なものを失った一人の少女の、取り戻すために争い続けるただの醜い復讐譚だ。
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##作業進捗
2015 12/21 200,000字
2016 03/16 408,000字(全体の2/8)
2016 06/20 640,000字(全体の4/8)
2016 09/15 816,000字(全体の5/8)
2017 02/27 1,120,000字(全体の6/8)
2017 05/04 1,300,000字(全体の7/8)
2017 05/09 1,370,000字 完成しました。
101.麗月を赤く染める
2016/10/05 14:10
102.前に、進む
2016/10/07 09:11
103.純然たるシンは斯くも固く
2016/10/09 05:12
104.有数証明の方程式
2016/10/11 16:14
105.赤黒い足跡
2016/10/14 11:05
106.心混じりて命は散る
2016/10/17 17:04
107.痛慣
2016/10/20 01:17
108.壊れたメトロノーム
2016/10/22 03:07
109.胃液と血液と初めてと
2016/10/24 18:22
110.連なり
2016/10/27 02:08
(改)
111.雫と血液
2016/10/29 05:05
112.いま隣に居る君と
2016/10/31 16:18
113.クスリスク
2016/11/03 05:05
114.夢からさめて
2016/11/06 03:26
115.醒めない悪夢
2016/11/08 16:09
116.凍てつく雫
2016/11/11 02:38
(改)
117.極星の卵
2016/11/14 14:30
118.光
2016/11/16 15:25
6/8
119.魂の吐露
2017/02/27 19:07
120.世界変わり、心躍る
2017/03/01 10:30
121.虚構の城壁
2017/03/03 18:20
122.思い出の続き
2017/03/05 04:34
123.積年の想い
2017/03/07 01:23
124.必要ならば成るよ、化け物にでも
2017/03/09 02:21
125.馬に蹴られて生まれ変わる?
2017/03/11 06:19
126.その子誰の子エリーゼの子
2017/03/13 00:18
127.親衛隊の流儀
2017/03/15 09:18
128.見定める洗礼
2017/03/18 07:13
129.地獄を歩む
2017/03/20 18:22
130.あの日々の向こう側
2017/03/23 03:16
131.約束の時
2017/03/25 03:14
132.希望と絶望を抱く部屋
2017/03/28 09:17
133.話をしよう、この夜は長いのだから
2017/03/30 02:04
134.音の鳴らない銅鑼を鳴らす
2017/04/02 17:09
135.新入り三人組の今とこれから
2017/04/04 07:10
136.源泉煮え立つその薪木は
2017/04/07 01:15
137.灰燼から生まれいづる
2017/04/09 09:10
138.初めまして、ひさしぶり
2017/04/11 10:35
(改)
139.唇に指を当て
2017/04/14 03:19
140.喪失を後ろに前へ進む
2017/04/16 06:16
141.将来の夢は百五十センチです
2017/04/18 02:38
142.邪道を敷く
2017/04/20 09:15
143.何かを信じる
2017/04/22 04:07
144.何かを信じざるを
2017/04/24 03:32
145.遠雷はどこまで
2017/04/26 01:12
146.化け物を食らう
2017/04/28 10:17
147.認識の外側
2017/04/30 18:28
148.闇の中でも見えるもの
2017/05/02 05:10
149.手を差し伸ばしてくれた人へ
2017/05/04 07:39
(改)
150.おいでよ往復三ヶ月の旅
2017/05/06 07:07
151.冷たい海底から世界を覗く
2017/05/09 01:21
152.たった一つの花は
2017/05/09 11:08
153.正しさを定める人
2017/05/10 09:10
154.王手
2017/05/11 08:10
155.月夜の下でダンスを 前半
2017/05/12 14:07
156.月夜の下でダンスを 後半
2017/05/13 17:37
157.糸を切り機構を歪ませ自分を生み出せ
2017/05/14 19:15
158.誰かに祈りを
2017/05/15 02:36
159.作戦会議 千里への一歩目
2017/05/16 05:12
160.抱き続けた気まぐれは信念か、妄執か
2017/05/17 15:25
161.陽だまりの香り
2017/05/18 04:13
162.積み上げた階段
2017/05/19 07:28
163.菖蒲咲く絞首台
2017/05/20 08:05
164.居場所
2017/05/21 19:05
165.平穏な日常
2017/05/22 02:20
166.不穏な日常
2017/05/23 07:36
167.定められる物
2017/05/24 05:08
168.自覚者果てに揺らいでどこまでも
2017/05/25 06:08
169.夜空に浮かぶ星空に、届かぬ願いを心から
2017/05/26 07:12
170.何時か訪れる結末と
2017/05/27 08:09
171.月輪に成り得るには
2017/05/28 03:11
172.そこへ歩むまでの道程
2017/05/29 13:15
173.愚者はダンスの終わりに気付けるのか
2017/05/30 08:13
174.遠い未来へ捧ぐ詩
2017/05/31 08:07
175.己が心に従いて
2017/06/01 11:21
7/8
176.かくも人はこう在りけり
2017/06/02 12:18
177.数年前の思い出と
2017/06/03 02:12
178.棚から赤い何か
2017/06/04 06:33
179.白い少女
2017/06/05 09:07
180.どうしてという弾丸
2017/06/06 11:21
181.それでもという撃鉄
2017/06/07 05:14
182.忘我
2017/06/08 05:26
183.縁を司る剣
2017/06/09 04:15
184.魔剣、ミミズ添え
2017/06/10 13:11
185.遠雷よりドアノブの静電気が怖い
2017/06/11 15:35
186.兵士の誕生、人間性の喪失
2017/06/12 10:07
187.作戦会議 地に足付けた連結論
2017/06/13 19:10
188.宝刀抜く意味
2017/06/14 12:09
189.類は友を呼ぶ
2017/06/15 03:25
190.前門の虎、後門の狼
2017/06/16 15:32
191.死地が霞む
2017/06/17 15:15
192.地獄の梯子
2017/06/18 08:39
193.冒険を始めよう
2017/06/19 09:08
194.そこにいるよ
2017/06/20 13:07
195.同道
2017/06/21 09:34
196.潰れた刃で人を殺める本質
2017/06/22 11:09
197.変わるモノ、変われないモノ
2017/06/23 11:14
198.砂山で出来た日常
2017/06/24 10:20
199.公私秘書
2017/06/25 12:12
200.人との関わりを美味しくさせる調味料
2017/06/26 16:34