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トウキョウの六日目と七日目

 六日目。

 さて、今日はやる事が無い。


 タワーに入ってすぐ、僕は一階にある町を歩き出す。

 せっかく来たけれど、明日が休みの日だからねぇ、レベル上げも明日やれば良い話だし。


 だから、何をするか考えつつ街中を歩く。

 なんだかやる気でないなー。

 仮想空間の体は思っていたよりも機敏で、すいすいと動く。人の流れに逆らって歩いているけれど、肩がぶつかったりすることはない。


 あ、一つ思いついた、まずは武器屋に行こう。

 僕の使っている武器は、全てが初心者用だからね。そろそろ買い換えなきゃ。

 ウイングブレイドは、スイッチを使えば威力を補えるけれど……高めの物でないと、十階以上では厳しい。


 考えながら歩いていると、路地の間から市場が見えた。

 品物も武器や防具が多そうだね、ちょっと寄ってみようか。

 まずは武器屋、値段を見ながら歩こう。


 人工知能(AI)のやっている店はやっぱり高め、プレイヤーのやっている店なら安いかな。

 色々見て回ったけれど、この市場でプレイヤーがやっている店は一軒だけだった。こういう日もあるさ。


 『薔薇の鍛冶屋』と書かれた看板を軽く見て、カウンターの奥に声をかける。


「すみません」


 少しして、鍛冶屋さん本人が出て来た。


 鍛冶屋さんと分かるのは、ハンマーを手に持って、ススだらけの防具を着込んでいるから。


「はーい、お待たせしました。気づかなくてすいませんね」


 珍しい、女性の鍛冶屋さんだ。見た目は三十台前半くらいで、気の良いお姉さんといった雰囲気。

 その人の視線が、僕の背中に向く。


「ウイングブレイドですねー、めずらしい。うちには色々ありますよ」


 やっぱり珍しい武器なんだ。でも色々あるって事だし、聞いてみようかな。


「レベル十くらいなんですけど、良いウイングブレイドはありますか?」


 鍛冶屋のお姉さんは頷く。


「ええ、ちょうど一本。最近仕上げたのがありますよー」


 ウイングブレイドって、作れるんだ……。

 木箱に立てかけてあったそれが持ち上げられて、カウンターの上に置かれる。

 刀身から生えた、白い羽毛がふわりと揺れる。丁寧に作ってあるみたいで、僕の背負っている物がニワトリの羽なら、カウンターに置かれたこれは白鳥の羽。

 値札の金額は、ゲーム内の通貨で千円。回復アイテム二十個分か、大きな出費じゃない、早めに買っておこう。


「良い武器ですね、買います」


 ゆっくり眺め終わると、視界の隅で表示されている所持金の数字に、指先で触れる。空中からゲーム内通貨を取り出して、カウンターに置く。


「毎度ありー」


 鍛冶屋のお姉さんが、にっこりと笑顔を返してきた。


 ウイングブレイドを買った後は、しばらくうろうろしてハンドガンを買った。

 高い物もあったけれど、そちらは癖が強そうだったから安い物にした。


 これ以上威力が欲しいなら、別の武器を買った方が良いかも。

 さて、明日は休日。気合入れて攻略するぞー。




 そして、七日目。僕はタワーの十階に来ていた。

 昼までにレベル上げを済ませて、ちょうどレベルも十。


 僕の目の前を人が横切る。石畳の広場には、ぎっしりと出店が立ち並んでいた。

 そうそう、タワーの中には十階ごとに町があるんだよね、すっかり忘れていた。ここまで来るのに苦労したからね。

 いつもなら、休んで体力や気力の回復を待つのだけれど。レベル上げもしたいし……。


 そこの出店で回復薬を買って、ゆったり行くとしますか。


 回復薬のビンに口を付け、直接飲みながら歩く。これでも十分に上品なやり方を選んでいる。誰もがゲーム内で使うし一人でも大量生産できる製品だから、頭からぶっかけたり、味方に投げつけたりするのが集団戦での基本だ。

 町が意外と広くて時間がかかったけれど、次の層へ行くための階段に、そろそろ着くはず。

 回復薬を飲み干して、空のビンをアイテム用のポーチにしまう。

 歩きながらそんな事をしていると、階段の近くまで来た。


 僕は目の前の光景に、このダンジョンの意地悪さを思い知る。

 階段の前には、色々な人たちが行列を作っている。そこまでは良い。

 階段が、三つもあった。


 まさか三つもあるとは思わなかったよ。仮に一つが下りだとして、ほかの二つは? 攻略サイトを見るのはかえって時間が掛かるし。

 すぐに取れる手段は少ない。並んでいる人達に聞くか、他から情報を集めるか、そのぐらい。


 左の階段は人の列がかなり短いし、右の階段はほとんど人が居ない、かといって真ん中に並んでいる人達は多すぎる。

 皆それぞれに目的が決まっている雰囲気で、僕がうろうろしていても、話しかけてくる物好きは居ないだろう。

 思い切って聞くしかないか。

 僕は、左の短い列へ足を向ける。長い列だと、割り込みと勘違いされるし。


「すみません」


 並んでいた、女性の魔法使いさんに声をかける。装備がこの階ではあまり見ないデザインだから、高レベルの人だと当たりを付けた。


「はいはい!」


 元気のいい声とともに振り返る魔法使いさん。


「ここって階段が三つもありますけれど」


 相手が頷く。


「僕、低レベルなので、どの階段に行けば良いのか分からないんですよ」


 目線が、僕の背負っているウイングブレイドを掠める。低レベルという単語もあり、納得した表情だ。


「なるほどー。あ、そういうのはランスが詳しかったよね」

「そうだな」


 すぐ近くに並んでいた、西洋甲冑の騎士さんが反応する。この人がランスさんか。名前の通り槍を背負い、その柄には精緻な芸術品を思わせる模様が刻まれている。

 重そうな鎧にゆったりとした立ち振る舞い、すごく強そうだ。


「左の今並んでいる場所は高レベル用。なんと言うか、裏ダンジョンだな。真ん中の階段はそのまま上の階に上がる。右の階段はダンジョンで、レベル十二から十八の敵が出てくる」


 階段ごとに、かるく指でしめしながら教えてくれた。親切な人だ。


「ありがとうございます!」


 僕はそう言って頭を下げる。素材さえ余っているだろう高レベルの人には、きちんと感謝する以外にお礼をする方法が無いのだ。


 言葉を受け、くねくねとおどけてみせる魔法使いさん。


「えへへ、お礼いわれちゃったー」


 鎧に保護された腕を頭に添え、溜息をつくランスさん。


「お前に言われた訳じゃあ……まあ良い」


 漫才じみた雰囲気をかもし出す二人へと、もう一度頭を下げて僕は立ち去る。


 さて、情報は手に入った。左のダンジョンが高レベル用かぁ。十レベル前後の僕じゃ、選べるのはそれ以外だね。

 真ん中は普通に上がって行くのか……じゃあ却下。連日のレベル上げで、僕はオオカミやゴブリンに飽きている。

 一人だけでただ五十匹狩る、そんな作業を繰り返すのはごめんだ。


「右しか無いか……」


 吐息と呻きの中間にある声を漏らす。右の階段は危険だけれど、選択肢はそこしか無い。


「ハイリスクハイリターンって奴かな……」


 声を出して、覚悟を決める僕だった。




 僕は後方に広がる十字路を覗きこむ、敵が居ないことは確認したけれど、油断はできない。

 後方に対して前方はT字路、分かれた道の先は確認していない。

 息をつく。


 階段を上がった先にあるこのダンジョンは、想像以上に殺意が高い。

 ねずみ色の石壁に囲まれ、簡単な迷路になっている事を差し引いても。

 目立ったトラップは無いけれど、中を巡回している十二レベルのスケルトンがやっかいだ。ほんの少しでも戦闘が長引くと、まったく同じスケルトンが大勢やってくる。

 スケルトンは弱いモンスターだ。盾も持っていないし、剣はまともに打ち合っただけで敵のほうが折れる。一匹なら楽勝のモンスターだけれど……白骨死体の群れが襲ってくるのはぞっとしない。


 第一、このダンジョンの名前が問題だ。足を踏み入れたときに『スライムのダンジョン』と表示されたけれど、スライムが出てくるのは前半だけ、後半はスケルトンを相手に地味な戦いを続けるしか無い。

 それでもさほど引き返す気になれないのは、貰える経験値が多いからだ。

 このダンジョンに入ってからは、面白いように自分のレベルが上がる。経験値の倍率が二倍近いのだろう、今までの苦労から比べれば、嘘みたいに上がる。

 スライムもはっきり言って強いほうに入る。でもその動きは、初心者が草原で戦うスライムそのものだ。レベル十八のサンダー・スライムでさえ単調な動きで、攻撃は真っ直ぐに跳びかかってくるだけ。


 しばらく考え事をしていたけれど、後方から物音は聞こえない。

 問題は前方のT字路だ。角を曲がったらスケルトンとこんにちは、というのは珍しくない。

 実を言うと。敵が曲がり角ぎりぎりに立っていて、覗きこんだら頭の骨同士をぶつけました、なんて事もあったりする。仮想空間でも、あれは痛い。


「おびき寄せるかな……」


 音で敵を引き付ける事に決めた、僕はアイテム用のポーチを探る。手ごろな小石なんてそうそう落ちていないから、回復薬の空きびんにしよう。

 円筒形のそれを取り出して、中身が入っていないか確認する。ガラス瓶の封は開いているし、液体も残っていない。

 後はT字路目掛けて投げるだけだ。


 軽い力で空き瓶を投げる。その光景に、昔別のゲームで使っていた武器を思い出す。それは、円筒形の爆弾を銃口から連射する物だった。

 空中での回転こそランダムだけれど、描く放物線自体は非常に素直、そういう飛び方で空中を泳いだ空きびんは――溶けた。


 止まった、より正確に言うなら絡めとられた。何に? 黒に、その闇よりも暗い黒に。


 僕はその光景から目が離せなかった。ネチャネチャと音を立てる黒は、スライムにコールタールを投げ込んで、異常なかき混ぜかたをしたように見える。

 絡めとられた空きびんは、ねじ曲げられたピラミッドの頂点、一番小さい場所。どんどんと根元へ向かうに連れて太くなっていて……それ以上は曲がり角の向こうへ隠れて見えない。


 僕の第六感が警鐘を鳴らした、脳から伝えられる経験は、簡単に逃げ切れる相手じゃないと告げている。


 なかば無意識にウイングブレイドの柄へと手を伸ばしたとき、それは曲がり角の向こうから姿を現した。


 まるで、バケツの中いっぱいに汲んだ、粘着質の物体をぶちまけたような響き。最初に見えたのは白いドクロ、すぐにスケルトンのものだとわかった。力の抜けかけた自分の手を意思で引き締める。

 笑っちゃうくらいの巨体。天井に引っかかった体は、そこに生えていた緑のコケを重機のように削る。


 一つ、二つ、と視界に映るドクロは増えていった。粘着質の体躯からつきだした腕や足の骨、衣服や鎧から、スケルトンや弱い人間を飲み込んだ結果だと知る。


 敵の体をほとんど隙間なく埋め尽くしたのは白いドクロ、その隙間を狂ったようにうごめいて、助けを求めるように突き出した腕や足は死者の骨。

 そしてドクロ達が一斉に、苦痛を感じたように口を開く。奥には闇しかないそれぞれの眼窩に、怨念じみた物が灯った。

 次の瞬間、このダンジョン全域に響き渡るだろう狂気じみた笑い声が、石壁の迷路で爆発した。

 ドクロが、笑ってる。見えているだけで何十個もあるそれが、歯が欠けそうな勢いでガチガチと口を動かしながら。生きた者へ、僕へ何かをぶつけるように。

 それはまるで、巨木で休んでいたセミが一斉に鳴き出したかのよう。


 狂ったような笑い声をまき散らす、そういうドクロをまとった巨体。その上に、淡い炎が灯る。

 左から右に動く青い炎は、ゲームじゃなければ鬼火と思ったかもしれない。

 やがてそれは文字を描いて、敵の上に浮かぶ。それを見た僕は、これがこのダンジョンのボスだと確信した。


 敵の名前は『ダーク・スライム』――『スライムのダンジョン』のボスだ。


 ダーク・スライムが一瞬硬直。なりふり構わず、僕は後ろへと転がる。

 肩から床にぶつかったみたいだ、重い痛み。全力で飛び退いたから、どれだけ相手との距離が開いたか分からない。

 それでも正解だと思う。なぜなら、さっき立っていた場所がぐずぐずに溶けているから。


「水溜り……」


 出てしまった言葉の通り、そこは黒とねずみ色の水溜り。人がすっぽり収まる大きさで、さっきまで床があった場所とは思いたくない。

 黒は、色からしてダーク・スライムの攻撃、ねずみ色は、床の素材が溶けた何か。よく煮込んだシチューと同じだ、どろどろにとろけて、何があったのかは色でしか判別できない。


 攻撃を放った本体の方へと、目線を移す。また一瞬の硬直、その巨体が円形にくぼんで、その中心から黒い塊がはき出される。

 左に跳んで回避。地面を強く踏みすぎたのか、ウイングブレイドの刀身が壁にぶつかって硬質な音をたてる。


 僕の横を通り過ぎた、小型のスライムじみた塊、それは遠い後方の壁に命中する。石壁が余りにも簡単に、熱を加えられたバターの様に溶ける。

 射程と威力があり過ぎる。あんまり強そうだから、できれば逃げたかったのだけれど……それは無理そうだ。


 スライムでボスと言うと、物理攻撃無効って可能性もあるんだけどなー。モンスターのレベルが十二から十八のダンジョンで、そこまで強いとは思いたく無い。

 それと、壁を溶かす攻撃ができるって事は、敵の体が酸性って可能性もあるか。刃こぼれしそうだなぁ。

 ため息一つ。

 問題点は多いけれど、倒さないと無事には帰れないか。


 背中のウイングブレイドへ手を伸ばす。幸いにもこの武器は攻撃速度が速い。

 まぁ、何十回か斬りつければ倒せるかな。

 そう考えて、僕は剣の柄を握った。


 早足でダーク・スライムに歩み寄る。

 殺意の高い敵の存在に、経験者である僕の思考は自然と適合する。優先するべきはあの黒い塊に当たらない事、当たりそうな場合は角度をつけた刀身で弾く事。

 攻撃される、回避、攻撃される、回避、攻撃される、肩をかすめた、損傷軽微。


 こんな事は重要じゃない、慣れたら誰でもできることだ、問題は接近戦。

 ウイングブレイドのダメージが通らなければ、それで終わり。逃げても背中を撃たれるだけだ。


 ウイングブレイドを思い切って振り下ろす、手元のスイッチを入れて威力を強化。

 ダメージは……通った。敵の体が浅く裂けて、二桁の数字が目の前に浮かび上がる。


「やった」


 たとえ敵の体力が千を越えていても、斬りつけてさえいれば倒せる。事実が脳に染み込む。


 敵の様子を観察、この数秒は動く気配を見せない。最低でもあと一撃は入る。

 手元でスイッチの入る音、返す刀で浅く斬りつける。

 敵の体に攻撃の硬直、ウイングブレイドを構えて、冷静に刀身で受け止める。

 盾にしたブレイドの表面で黒い塊が弾けた。


 白のウイングブレイドに張り付いた黒。臓器を彷彿とさせる光沢は、わずかに動かしただけじゃあ、揺れるだけ。

 なら、とスイッチを入れて振りぬく、成功。わずかにこびり付いているのは、必要経費だ。


 今度は連続で斬りつけてみる。突き出た骨を折り、頭蓋骨をいくつも両断する攻撃。まだダーク・スライムは弱まった気配を見せない。

 その様子を確認すると、僕は全力で後ろに飛びのく。まだ攻めるときじゃ無い、被害は少なく。大きく開く敵との距離。


 武器を拳銃に持ち替えて、後方へと下がりながら射撃する。銃の性能が良いのか、ダメージは通るみたいだ。

 全自動フルオート射撃の反動を抑え込んで、命中率を高めるように気をつける。

 逃げながら、撃つ。無理はせずに、避ける。自分へ言いきかせる言葉が、頭の中をぐるぐると回る。


 しばらく撃ち続けた後、ウイングブレイドに武器を持ちかえる。

 ここからはしくじれない、しくじるわけにはいかない。

 ダーク・スライムにこれから挑むのは接近戦、懐に入り込んでからの、薄皮一枚を斬りあう戦い。

 長期戦は不利だ。気力の続く自信がない、本当に疲れる。短期決戦の方が勝てる確率は高いはず。


 気合を入れ直して、武器の状態を確かめる。

 足に力を入れて、一息に走り出す。

 狭い通路の中に集中するだけで良い。敵の攻撃をよけて自分の攻撃を当てろ。黒い塊を回避して、スライムの懐に滑り込む。


 目の前でだぶつく黒一色の巨体を斬る、目の合ったドクロを断ち切り、勢いを生かして一閃。

 斜めに斬る、角度を着けて斬る、威力を生かして傷口を切る。

 敵の硬直、落ち着いてしゃがめ、敵の攻撃は頭上を通り過ぎる。

 再び斬る、重なって表示されるダメージの上を斬る、何度目か分からない攻撃を振るう。横にとぶ、ダメージは受けていないから避けた。

 最後は縦に何度も、回数を忘れた攻撃を叩きつける。


 視界の端に、スライムの体から突き出してきた剣が見える、それは意図的な攻撃だ。それと刃を噛み合わせ、反動でさらに一撃。


 最後に叫んでいたのは僕か、敵か。


 荒い息をつく僕、その前でダーク・スライムが崩れ落ちる。絶叫の形をとっていたドクロの口が閉じる。闇の巨体は、吸い込まれるように地面へと消えていった。

 後に残る具体的な物は何も無い、僕に経験値が入って、レベルが上がったくらいだ。


 力尽きた僕は、その場にしばらくへたり込んでいた。運が良いのか悪いのか、その間は人にもモンスターにも会わなかった。

 やがて膝に力をこめて、ゆっくりと立ち上がる。

 どうやらこのダンジョンは、ボスを倒したからといって入り口に戻してくれる訳じゃ無いらしい。


 僕は、道中のモンスターを処理しながら平和な場所へと帰還するのだった。


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