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のんびり行きますお
「思いのほか簡単に封印できたな。」
一柱の神が言った。
「ああ、拍子抜けだな。」
別の神がそう言った。
「簡単で良かったじゃない。」
また別の神が言った。
そう、今この場には百柱以上の神がいる。
そして、話しているのはその中でも特に力を持った数柱の神だった。
また、その話の内容とは一柱の神を封印できたことについてだった。
「ええ、彼がこちらの言い分を理解したうえで応じてくれて本当に良かった。」
別の神がほっとした表情で言った。
「本当にね~最悪彼とその他神全員で戦争起こすところだったからね~」
別の神がふざけたような口調で言った。
「まぁ、彼に無理難題を聞いてもらったんだそれでできた時間を使って彼を驚かせることの出来る様にせねばな。」
最初の神が言った。
その言葉にこの場にいるすべての神が同時に頷いた。
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「ふむ、あの子達に言われて言い分ももっともだし大人しく封印されたけど大丈夫か?」
何もない真っ暗な空間で一柱の神が呟いた。
そのあとも、色々ブツブツと言っていたが最終的に…
「まぁ、子供でもないし大丈夫だろう次あうときが楽しみだな。」
その言葉を最後に神は黙り、自己鍛錬を始めた。
神が次外界を目にするのは数万年以上先のことになる。
評価してくれたら嬉しくて狂乱の舞を踊ります。