表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

死のち転生ときどきネタ

[日本・北海道某所]


『ありえないだろあの対応』

【声優志望生・佐柿・龍瀬】


「いやそれ何度目よ、あんた」

【ゲームクリエイター志望生・志村・花実】


「それぐらい衝撃を受けたんでしょ」

【イラストレーター志望生・江空・耶菜】


『だってよ、葬式代が役所から出てるのに、戸籍が生きていたんだぞ!しかも、〈〇〇さん?元気に生きてますよね?〉ってなんだ!』

「まぁまぁ落ち着け餅つけ」

「店員さーん、コーヒーお一つください」


「でもまぁ、雑だとは思うよ」

『だよなぁ』

「私は'田舎ならではだなぁ'とは思う……ぁ、ありがとうございます」


---------


[悲劇まで……5分]


「そういえば、龍瀬の明るい話無いなぁ」

『ん?あるぞ、そうだなあれは、母の従姉妹の父親の葬式の時な』

「イヤイヤイヤ、また葬式なんかぁーい」

『そうだが?』

「もっとさ、日常でなにか無いの?」

『あ、支部でいいなら』

「pi〇ivは、お腹いっぱいです」

「あ、信号変わった」


〈そこの車ー止まりなさい!〉

『ん?スピード違反か?』

「やだなぁ、最近多いよね。煽り運転やらスピード違反やら」


「えっ!待って警察を煽ってないあの軽」

『ハア?バカ……カって!』

「志村!後ろ後ろ!」

「えっ!何!」

『危ねぇ!?』

ドンッ

-----------

「龍瀬!龍瀬!」

「龍ちゃん!」

(まじか俺、人のこと守れるのか)


〈あのすみません救急車を1台呼んでください〉

(なんだろうこの既知感は……ああ、〇スラの最初のやつか)

「龍瀬!今救急車来るからな!お前を轢いた奴は今捕まったからな!」

『なぁ……志村……怪我な、いか』

「龍瀬!ねぇから!怪我なんてお前が庇ってくれたからねぇ!」

「龍ちゃん!私達三人で作るんでしょ!」

『…………無……理だな』

(やっべぇ本格的に、支部やなろう系で見たパターンになってきた。人って最後に残る感覚は聴覚だっけ)

「龍瀬、無理ってなんだよ!諦めんなよ!」

(ああ、そうか、なろう系……)

『なぁ……花実、耶菜……もし……なろう系、みたいに……あるなら……ま……』

「龍瀬?」

「龍ちゃん!」


[佐柿・龍瀬…享年17歳……死因、親友の志村を庇い事故死]

------------

「〈ま〉ってなんだよ龍瀬」

「ねぇ、花ちゃんもしかして龍ちゃんは

【なろう系みたいに異世界転生があるならいつまでも待ってる】

って言いたかったんじゃないかな」







------------

あーどうも龍瀬です。なぜか真っ暗です。

…………何やってんだ俺

うーむ良し!整理しよう


まず

[志村を庇った]

[轢かれた]

[なんか言った]

[死んだ]

[何か暗い]



うん、良くわっかんね

というか、これは俗に言う〈転生〉では無いか?

胎児か?卵か?

それとも、大穴でスライムとかいう分裂系か?


とりあえず、手足はどうだあるか?

ん?動くが……あっ待って足がなんか突き破った

えっこれ壁?それとも卵の殻?


---------

卵かよ……人外かよ


と、とりま周りは…………ドラゴンだ

待ってドラゴンが卵守って寝てる

えっ待ってカラーリングが某暴風龍さんに似てんだが


ちょ、〇スラやないよね


「に居んのかこの先に」

!?えっあっ、人が来る!かっ隠れなきゃ殺られる


--------

どうも俺です

……なんで話しかけようとしてんだ俺よ


「いたな、(サンダースラッシュ)」

うわーよくあるネーミング

よくゲームであるよな属性付の剣士のスキル的な感じで


って、あっ母親(推定)に何しようとしているんだ!

俺は行かないけど、連続死は避けたい

ほら、某非対称マルチホラーゲームでも連続吊りは避けたいって

言うでしょ?

あれが現実に差し替えられたら……めっちゃ怖くね?

あっでもエヴァンさんには会ってみたいかも……

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ