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祭りだ!祭り!

「ちょっと!みんなやめて!!」

ケイティが慌てて駆け寄ると、そのケイティの腕をいきなりマイルズが引っ張り彼女を後ろへ回し三人で取り囲んだ。


「な!なに!」

三人の背中に挟まれケイティの視界が遮られた


「お嬢様を連れて行きたければ!俺達を倒してからにするんだな!!」

マイルズが叫ぶ


「どーせ、顔だけの嫌みな奴に決まってる。お嬢様!見ててくださいな!アイツの化けの皮剥がして見せまさぁ~」

デニスが腕まくりをし意気込んだ


「やめて!彼はそんな人じゃないの!それにあなた達のかなう相手じゃないわ!ジェームズ隊長!みんなを止めて!」

ケイティはジェームズの腕を掴み頼んだ


「甘く見られたものだ…こんな若造に私が負けると思っているのか!?」

ジェームズは振り向きケイティを睨んだ


「いえ………そう言う訳では………」

ケイティは『これ以上何も言わないのが最良』と判断しおとなしく皆の後ろからピーターを見守る事にした。


「なんだかわからないけど!ピーター!あなたまるで悪党からお姫様を救い出す正義の王子様みたいね!」

叔母のダーマはこの状況をとても楽しんでいた。


実際、彼らは娘を人質に取った悪党にしか見えない


「あなた達!しっかり頑張るのよ!!」

しかもケイティの母親までが元気を取り戻し三人の応援を始めた。


「命を捨ててでもケイティを守るのよ!!」


「ちょっと!お母様!何て事を言うの!?」

ケイティは母親の変わりように呆れ叫んだ


「あれはあれ!これはこれ!」

ハンカチを握りしめ母親の顔は活き活きとしていた。


「…はあぁぁ………」

ケイティの父親はみぞおちをさすりながら深く長いため息をついた


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