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変わらない日常がイイっ!(シリアスVer.)

作者: りす君

第1弾をお読み下さった皆様、誠にありがとうございました。

残念ながら今の所、連載は無理な状態で…

なので、短編で第2弾を造りました。では、どうぞっ!

「一人でいる方が気楽っスよ。」




周りの奴らの事なんて相手にしたくない…そうです、自分はいわゆる一匹狼タイプです。


おっと…自己紹介がまだでしたね。自分の名前は宮原(みやはら) (しげる)ッス。一応、学力が中間辺りの公立高校に通っている高2です。キモ男です。自分の事なんて、一々覚えなくて良いです。


コンタクトが嫌いで眼鏡掛けてます。元々のキャラがキモいのに更にキモさ倍増です。


自分はハッキリ言って、ウザいしキモい奴です。言動面から生活面など全て。

だから、クラスの男子全員から自分はコケにされて、挙句の果てにプロレスと称していじめてきます。首絞めなんて日常茶飯事です。


女子は、あまりに自分がキモ過ぎて近寄って来ません。だから喋りません。てか、こちらこそ女子となんて喋りたくないです。何故なら女子は、一体何を考えてるのか見当もつかないからです。話が合わなければ会話も楽しくも面白くも無いですもんね。


趣味は音楽鑑賞です。

てか、こう言ってますけど結局、MDプレーヤーで好きなアーティストの曲を聴いてるだけというネタなんですけどね。クラシックや洋楽は全く聴きません。全部邦楽です、しかも自分が好きなアーティストはインディーズが多いです。だから、アーティスト名を挙げても大抵の人は“?マーク”を3つ、頭の上に浮かべます。だから周りの人との音楽話は必然的に合いません。


あと自分の趣味を挙げると、“エア”投球練習です。エアギターはもう耳慣れした言葉かもしれませんが、エアはエアでも、野球の投球練習をエア型にした“エア”投球練習が今のマイブームです。


自分なり球種を選んで、広い場所で周りに人が居ない事を確認してからやります。振り被って投球フォームを調整しながら片腕を上から振り下ろすと同時に、上げた片足を前に勢いよく持っていく…ただこれだけ。

ホンモノの野球ボールは使いません。何故なら、投げたら何処に飛んでいくのか解らないし、投げたら投げたで一々取りに行かなくてはいけないから面倒臭いのです。

(なら、キャッチボールすれば良いじゃん。)と、感じた方も多いと思いますが…もう一度言います。自分はクラス内の男子全員からいじめられています。=相手にされない。=自分はキャッチボール出来ない。

お解り頂けましたでしょうか?


担任や学年主任なんて大層頼りない奴らばかりなので、助けなんて求められません。いっそ、保健室に逃げようとしても、クラスの男子全員に行く手を阻まれ、失敗に終わります。そして男子全員から、逃げた罰として殴りと蹴りのフルコースを味わいます。

女子はその周りで観客としてクスクスと冷笑し、哀れみの()orさげすんだ眼でフルコースを味わう自分を見てきます。


周りにいる人達は、誰も助けてくれません。誰もが自分に対してのイジメを“ゲーム”として楽しんでいます。最低です。


いじめられる側にも問題がある…そう考える人も中にはいると思います。自分にも思い当たる節があります。


ある日、自分は授業中に寝てしまい、起きたら(よだれ)が机の上に付着していて、更に自分の口の端から机に向かって糸が出ていたのが周りの奴らにバレた事が前にありました。正直、あれは不覚でした。


それからというものの、自分は馬鹿にされて、毎日“汚い”呼ばわりされて、今までの友達は全て自分に寄り付かなくなりました。


自分は一気に()ちていきました。今では、他クラスの奴らから“校内生徒の汚点”呼ばわりです。


勉強も出来ません、したくないです。運動音痴です。その点だけ挙げると自分は現代版の〇太君ですね。

※本人とその漫画の原作者、そしてそのファンの方々には例えで、の〇太君の事を馬鹿にしてしまい申し訳ないと本気で思っています。




























さて、今の自分の現状を皆様に見て貰った訳ですが…正直見苦しいでしょ?見苦しいですよね。でも、こうしないと皆様に伝わらないからです。


(弱いものイジメは絶対にしてはいけない事)


上記に書いた事が自分、宮原が今、一番皆様への心へ伝えたいのです。


皆様…変わらない日常そして何も起こらない日常…それらが一番良いのではないのでしょうか?自分はそれが平和の証の一つになると思うのですが。

お読み下さり、ありがとうございました。

どうでしたか、第1弾とは180度変わったこの小説は?

何故か読んでて涙が出てしまった人…シリアスで泣きましたか?それとも笑いで泣きでしたか?

どちらにしても、この小説で皆様が何か感じてくれたのなら作者として嬉しい限りです。

最後に皆様、この小説の評価、御意見…どうぞ宜しく御願い致します。

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