コハダはコノシロに成長すると価値が下がってしまう
「前に出世魚について話したことがあっただろ?」
「うん、覚えてるよ。成長するにつれて呼び名が変わる魚のことだろ?ブリが名前変わりすぎだろ!って突っ込んでたな(笑)」
「うん、実はな、その出世魚の反対、逆出世魚っていうのがいるんだよ」
「え!?逆出世魚?マジで?名前も変わるの?」
「うん、悲しいことにな」
「いったいどんな魚なんだ?」
「その魚の例はコノシロなんだ」
「コノシロ?聞いたことないな それが逆に出世するってことか?」
「うん、小さな順からシンコ(4〜5cm)→コハダ(7〜10cm)ヤジナカズミ(13〜15cm)→コノシロ(15cm以上)と成長するんだけど、コハダはコノシロに成長すると価値が一気に下がってしまうんだよ シンコ(4〜5cm): 稚魚。最も希少で、初夏の初物などはキロ当たり数万円の高値がつく最高級品なんだけど 成魚になるコノシロになると硬くなり、小骨も非常に多くなるため需要が減り、キロ当たり数十円の安値で肥料になることだってあるんだよ」
「えぇ~そんなに? マジでかわいそうになってきたぞ コノシロ)
「山菜のウドも成長すると硬くなって食べられないって食べれなくなるそういうことだ」
「なるほど、若い子が食べ頃ってことね」
「意味深なことを言うな!」




