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第15話

地上にあった建物は今はもはや原型を留めてはいないが、病院と自宅だったそうだ。


手当てしてくれた男が白衣を着ていたのはちゃんとした理由だったみたいだ。


今は天井が抜けて壁も所々残っている程度でオブジェの様だった。


眠っていたベッドがあった部屋は地下シェルターで、二部屋あった。


一つはベッドがあった寝室。


もう一つは食料や飲み物がある倉庫になっていた。


地上への出口の近くにあるソファはララがお気に入りだったらしい。


ソファは壊れずに残っていたので、外で過ごす時はここでララと過ごす事が多いらしい。


あの日テレビを見た直後にララの様子が変わり、いつもは吠えないララが異常に吠えていたらしい。


その後地震があり、すぐにシェルターへと避難して助かったと話していた。


吠えていたララに立ち上がって近づいていたのが幸運だった。


その傍にシェルターへの入り口があったそうだ。


ちなみにララは雨の日に家の玄関先で倒れていた子犬だったらしい。

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