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第1話

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


日常はほんの一瞬で非日常になる。


日常とはそれほど儚いものだ。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


俺は何の為に生きているんだろう。


時々そう思ってしまう。


今日もいつもと同じ退屈な日々が繰り返しているだけの様に感じる。


持て余した時間に四角い箱から一方的に流れてくる情報をただ浴びている生活では、非日常過ぎてもう何も感じやしない。


戦争やら餓死やら殺人事件やら、まるで自分には関係ない事なんで。


いつもと変わらない空の色。


いつもと変わらない黒板。


いつもと変わらない話し声。


いつもと変わらない顔。


この日常からどこにそんな戦争を感じる事かできるだろう?


自分でもふと思う。


人間はなんて自分勝手で、残酷な生き物なんだと。


人はなんだかんだ自分が世の中で特別な存在だと思っている。


誰もが心の中で本当はヒーローに憧れ、お姫様になりたがって、自分は特別だと思っている。


人間に生まれてきた事を時々後悔するね。


選んで生まれてきたワケぢゃないけど。

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