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第五話「帰り道―(後編)」

昨日更新できなくてごめんなさい

今回は会話多めです!

タピオカミルクティーが出来上がるのを待っていると詩乃が「蒼佑君助けてくれてありがとね!…かっこよかったよ…そういうとこを好きになったんだよ」最後の方は聞き取れなかった。

「ん?なんて?」

「ふふっ内緒!」(まだこの気持ちは教えてあげないんだからね!)

「そっか…ならいいんだが…」俺は、少し気まずくなり少し茜色になりかけている空を見上げる。


ふと道路の方を見ると…「詩乃!あれ見て!あの白猫可愛くない?」

「どこどこ?」

「あそこだよ!」と言い詩乃を近くに寄せると詩乃が「……不意打ちはダメだよ…もっと好きになるじゃん」最後の方は聞き取れなかったが、

「不意打ち?」

「なんでもないよ!」そう言うと首を思いっきり振られた。

(俺何かしたかなぁ?)…「詩乃なんかごめんな」

「え?なんで?蒼佑君の言う通りあの猫可愛いね!私もいつか猫を飼いたいなぁ」と上目遣いで見てきた。

「そうだね…いつか飼おうな」と微笑むと詩乃は顔を真っ赤にして背を向けた。


俺が詩乃を呼ぼうとすると「番号札30番の方〜注文の品が出来上がりました!取りに来てください!」

「「はい!」」と2人で言ったため顔を見合わせて笑いあった。


タピオカミルクティーを受け取り店を出た。

「ねえ!蒼佑君、明日から一緒に登下校しようね!」と言われて、俺は、少し顔を赤らめてしまった。

「あれ?蒼佑君顔赤いけど大丈夫?」と心配してきた。

「なんもない!」と言ってしまった。


その後は、お互い気まずくなり顔をチラチラと見ながら家路に着いた。


「あ…私の家は、そこだから」と少し寂しそうな顔をされた。

「そっか…なら明日家まで迎えいこうか?」と聞くと一瞬嬉しそうにしていたが…

「大丈夫だよ!また明日駅で待ち合わせね!」と詩乃は胸の前で手を振って帰っていった。


「また明日か…少し楽しみだな、」茜色に光る道の中を行く詩乃の後ろ姿を見ると少し寂しく感じた。

見えなくなると「よし…帰るか」といい駅に向かった。


(なんで詩乃と居るとモヤッとする…この気持ちが何かわかってはいないけどいつか分かるといいなぁ)と思いながら電車に揺らされていると美琴からLIMEが来て〖今日は、カルボナーラだから卵とチーズと牛乳を買ってきてね♡〗とあったため、俺は、近くのスーパーに寄り美琴に言われているものをカゴに入れていると

「やぁ!蒼佑!こんなとこで会うなんて奇遇だね」と菊池が話しかけてきた。

「あぁ…奇遇だな…なぁちょっとそこのファミレスで話出来ないか?」と聞いたら

「うん!いいよ〜、でも買い物もうちょっとかかるから1回帰って来なよ!」

「いいのか?」

「うん!20分後にファミレスでね!」

「おう!じゃあ後でな!」と言い俺は、美琴の待つ家に帰る…


家に入ると「お兄ちゃんおかえり〜」と抱きついてきた。

「おい…抱きついてくんなよ…」と言いつつ頭を撫でると美琴は嬉しそうに俺の胸に頬を擦り付けてきた。


「あっ…俺は、これから友達と話してくるから晩御飯用意しててくれないか?先に食べてていいからな!」と言うと美琴は驚いて

「え?お兄ちゃん友達居るの?」と言ってきた…

「ねぇ…美琴ちゃん?お兄ちゃんでも傷付くんだよ?」

「え…傷付くんだね…ごめんね?お兄ちゃん」

「いや…いいけどさ…そろそろ行ってくるな!」

「うん…お兄ちゃん!行ってらっしゃい!気をつけてね〜待ってるよ!」と言い美琴は手を振ってきたので俺も手をヒラヒラと振って菊池の待つファミレスに歩いていった…


今の自分の気持ちを知るために……

明日も投稿しますね!

とうとう次の話で蒼佑の本音がわかります!

感想待ってます

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― 新着の感想 ―
[気になる点] あれ?番号札25じゃくて30ですよね・・・? [一言] これからも頑張ってください
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