第四話「帰り道―(前編)」
今回は前編後編でわけます
出来れば後1話だしますね!
後書きで報告があります!
授業が終わり、みんなの方を見ると、帰る支度や部活に行く準備、グループで集まって今日の予定などを決めていた。
俺は、今日が初めての登校だったため、友達と呼べる人が………「蒼佑君!私たち友達だよね?」と詩乃にジト目で見てきた
《え…この子エスパー?》と思いつつ
「あぁそうだな…友達だよな?」
「なんで疑問を疑問で返すの?友達だよ!」
「そっか…もう少し準備に時間掛かるから、先に行っててくれ」
「うん!来るまで待ってるね」そう笑顔で言うと詩乃は教室から出ていった。
詩乃が出ていった後クラスの女子が「蒼佑君と詩乃ちゃんって仲良いの?」
「どうだろうな…俺にはわかんねぇわ。」
「そっか…ならさ詩乃さんって少し浮いてない?」
「……なんでそう思うんだ?」
「だって入学してからずっと誰とも関わってなかったのよ?」
「……それは、俺のせいだ…」と俺は呟いた…が相手の子には聞こえてなかった…
「え?何?」
「…ごめん…俺はもう帰るわ…」
そして俺は、急いで校門へ向かった。
靴を履いて校門へ向かうとひとつの塊が出来ていた。
その中心には詩乃が居て男子生徒に言い寄られていた。
「ねぇねぇ詩乃さん俺達と遊びに行かない?」
「困ります…その人を待ってるので…」
「いいじゃん!俺達と一緒に遊ぼうよ!」と言い詩乃の腕を掴んで連れていこうとした。
「やめて…ください…」といかにも泣きそうな声で詩乃は言うが…「ん?聞こえねぇな!」と強く引っ張る…
それを見た俺は、「詩乃!待たせたな。一緒に帰ろうか」といい男子生徒の手を払った。
「何言ってんだよ!俺がそいつを誘ってんだよ!邪魔すんなよ!」と殴りかかってきた
詩乃が「やめて……」と言ったが俺は、拳を躱し腕を掴んだ
そして「お前さ…好きな子は困らせんなよ…」と言うと「…チッもう帰るわ おい帰るぞ」と帰っていった。
他の生徒もびっくりしたようで帰っていった…
「みんな居なくなっちゃったね…」
「そうだな…じゃあ帰るか?」と笑いかけた
「ふふっ…また助けてくれてありがと!…じゃあ帰ろうね!」
と横に並んで歩いていると
「ねぇねぇ寄り道しない?」
「あぁ…別にいいけどどこ行くんだ?」
「うーんとならあのタピオカ屋に行こう!」と天使のような笑顔で微笑まれた。
やっぱ詩乃は可愛いなぁと思ってしまいました。
タピオカ屋に入ると〖いらっしゃいませ〜〗
「何頼む?詩乃」
「私はタピオカミルクティーがいいかなぁ?」
「わかった!すいません〜タピオカミルクティーを2つ下さい!」と頼むと
「はい!タピオカミルクティーですね!それとテイクアウトとイートインどっちになさいますか?」
詩乃はどうする?と言いたそうな顔で見てきたので俺は、「ならテイクアウトでお願いします。」
「かしこまりました!タピオカミルクティー2つのテイクアウトですね!番号札30番でお待ちください!」と番号札を手渡された。
実は明日の夕方6時にコラボします!
楽しみにしていてください!