第24話 隣町まで!
久々だとお金が分からなくなる←
翌日、ギルドにレッドウルフの素材を取りに行く前にヴァリスタの店に行った。
財布は綺麗に付加の魔法陣が書かれておりヴァリスタの腕が分かる程の出来栄えだった。
「ありがとうございます。それと鞄なのですがどこから何処までの範囲でありますか?」
「そうねぇー、小さいのなら付加をつけて1万リルからで大きいのだと20万リルするものもあるわ。素材にこだわるなら100万リルを超える物もあるわね!」
なるほど、ディクに買ってこようと思ったのだが後でお金が溜まったら買おう。
もらった赤の財布には昨日のPTクエストでのお金を入れとく。
この後でもらう金はクエストでは無いので半々にしようと思う。流石に財布を買って中身がなのは可哀想だ。
ギルドに行き受付に行く。
待っていたのか昨日と同じ受付嬢だった。
「お待たせしました!解体が終わりましたのでこちらになります。レッドウルフの素材を売って頂ける場合は少し高くかいますので!」
どこから出したのか知らないが机の上に52匹分の革と魔石、肉が出てくる。
売るかどうかディクにも聞いたところ売るとの事だったので肉を10匹分取り他は売る事にした。
「はい、売って頂けるのですね!レッドウルフの革は1枚1500リル、肉は1枚1000リル、魔石は1個500リルで買い取ります。革が1500リル×52、肉1000リル×42、魔石500リル×52で、合計99200リルですね。そこから解体の手数料を引かせてもらいますので98200リルです。」
お金を受け取りそこから半分をディクに渡す。
魔界にいた頃はどうだか知らないが嬉しそうにいそいそと財布に入れる姿は微笑ましい。
「ありがとうございます。あとグリーンウルフの素材も売りたいのですが。」
初めて王都に来た時の素材を忘れていたので今売る事にした。
「はいグリーンウルフですね!肉と魔石、皮が各4つあるので合計6000リルですね。ありがとうございます!またよろしくお願いします。」
受付から離れてディクと一緒に依頼の紙を見る。
対して今までと変わってない依頼ばかりだから今日はフラフラしとこうかと思った時困ったような声が聞こえた。
「頼む!誰か隣町に行ける奴いないのか?護衛として雇いたいんだ!」
「無理ですよ。隣町の途中にガントベアーが出るの知ってるでしょう?行きたがる人なんていませんよ。」
「そこを頼む!娘の結婚式があるんだ!早く行かねぇと間に合わなくなっちまう!」
「そう言われましても……。」
ふむ、結婚式か。
私達は暇だから付き合ってもいいが、チラリとディクを見ると首を傾げた後うなずかれた。
絶対視線の意味分かってないな。
取り敢えず、了解を得たということで受付と言い合っている男の人のところへ行く。
「私達で良ければ付き合いますよ。」
「おぉ!って、神官の方か?!……え、違う?冒険者の人か?まあ、何でもいい!隣町まで護衛を行けてくれるんなら誰でもいいさ!受付をすませたら用意してすぐ門の前に来てくれ!あ、いい忘れてたが俺の名前はボーノ、商人だ!。よろしく頼む!」
慌ただしい人だった。
急いでるようだし私達も用意しますか。
と言っても私はインベントリに殆どしまってるから無いけどね。ディクの服も私が持ってるし問題ない。3日予約していた宿屋に断りを入れてキャンセルしてもらい門の前に行く。
ボーノはもう来てた。早いな。
「おぅ、早かったな!それでこの馬車で行く、中には娘の祝の品が入ってるから狭いと思うが人二人くらい十分に乗れるスペースはある。俺は前で馬を走らせるから魔物が来たらよろしく頼む。早く行くぞ!」
そんなに急がなくても時間は大して変わらないと思うが気持ちの問題なのか急かされた。




