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第17話 売買

GUAMから帰ってきたのでやっと更新できます!

海外からだとケータイ料金高くて(´×ω×`)



「すみません、この辺で買い取りをしている店ってありませんか?」


とりあえず、近くの店にいたおっさんに聞いてみた。


「おぉ、こりゃ別嬪な。見ねぇ顔だな!買い取りなら俺の店でもやっているぜ!」


どうやらこの店でも買い取りをやっているらしい。

いくつかの薬草を取り出す。


「治し草10本と癒やし草10本、それと特葉5本か。治し草は1本50リル、癒やし草は1本80リル、特葉は1本150リルだな!」


えーと、つまり。

治し草10×30リル=300リル

癒やし草10×70リル=700リル

特葉5×150リル=750リル

合計、1750リルか。


嫌に元気のいいおっちゃんに薬草を渡しお金を貰う。



「はいよ!まいど!。ところでお前さんどっから来たんだい?この辺は基本的に何も無いから人もほとんど来ねぇのに。」


もっともな質問だ。

実際ここはもうひとつの村か大運河くらいしか近くにない。しかも、私が来たのは大運河の方向からだから疑問に思ったのだろう。


「私は大運河の向こうの山に住んでいまして、最近冒険者と言うものになって見たくて降りてきたのです。」


正直に話した。

ただ少しぬけているところがあるだけで。


「かぁー、すげぇなぁ!大運河の向こうの山って言ったら天使族の話に出てくる山だろ?こりゃお前さん凄いところから来たなぁ!」


どうやら有名な山らしい。

おっさんは勝手に納得してうんうん頷いている。


「あのー、天使族とは?」


一般的に天使族は外に出ない。

こっちではどんな噂されているのかは正直気になるところである。


「天使族を知らないのかい?天使族とは今ではめったに見られない超激レアな種族さ。天使族を見れたら幸福でいられるとも言われている。それに、天使族の羽根はすげぇぞ!どんな精神異常系の魔法を使われても守ってくれるらしいし持っていればどんな攻撃も一度は防いでくれるらしいぜ!例え死ぬ程の魔法でもな!一度は俺もそんな羽根を見てみてぇよ。まぁ、今じゃ本当に伝説だから天使族がいるかも定かではないがな!」


ガハハハと口を開けて笑う。


あれ?私、羽根何枚か持ってたよね?

もしかして売れば結構なお金になる?


「ちなみに、天使族の羽根を手に入れたとして売った場合いくらになるのですか?」


「そうだなぁ、それがもし本物なら1枚最低100万リルはするんじゃねぇーか?王都のオークションにかければもっと上がるかも知んねぇーがな!」


100万リルか……。

日本で欲しかった額だ。

最低100万リルだから王都のオークションに上げればそれ以上も期待できるのか。



よし!王都に行こう!



「なるほど、親切にありがとうございます。王都の方に行ってみたいと思うのですがどのくらいかかりますか?」



「冒険者になりたいんだったな!この村にはギルドがないから王都に行くのは正解だ!王都までは馬車で2日半、徒歩で4日って所だな。」


ここにギルドはなかったのか。

定番のギルドに行ってみたかった。


「おめぇさん、今から行くのかい?ならこの店で干し肉やら売ってるから良かったら見て行ってくれ!」


干し肉か。

前にも言ったが天界は果物とかしか食べない。

久々に肉が食べたいのも確かだ。


「そうですね。何の肉がありますか?」


「おぉ!買っていくのか!そうだなオーク肉やポポ肉が定番だな!ポポ肉は鳥の肉なんだかここらではよく取れるからオススメだぜ!」


オーク肉ってやっぱり魔物のオークだよね?

あれって食べられるんだ。

ポポ肉も鳥ならば心配ないだろう。


「それではその2つを下さい。徒歩で王都に行くので4日分お願いします。」



お金の部分を変えました。

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