第10話 ドラゴン
ドラゴン良いですよね!
カッコイイです。
爬虫類好きだから憧れる←
ポーション作りから約2ヶ月がたちました。
早いって?特に何もなかったからしょうが無い。
であれからポーションも増えました。
勿論、魔力ポーションも作りましたよ?
初級魔力ポーションの材料は
魔力草
癒し草
水
中級ポーションは
魔力草
癒し草
聖水
上級ポーションは
魔力草
癒し草
特葉
聖水
である。
それぞれを鑑定すると
◎魔力草
魔力溜まりにある草。魔力が入っていて草のくせに生意気な草だ。規模的に魔力回復に使われる、そのまま食べても魔力回復はできるが効果は薄く味は苦い。
◎初級魔力ポーション(最高質)
初級の魔力ポーション。天使族の魔力も入ってるため最高品質。大体の人間はちっさい魔力しか持たないのでこれで魔力を全回復できる。
◎中級魔力ポーション(最高質)
中級の魔力ポーション。天使族の魔力も入っているため最高品質。大体の人間はちっさい魔力なので魔力酔を起こすレベル一部の人間にはこれが丁度いい。
◎上級魔力ポーション(最高質)
上級の魔力ポーション。天使族の魔力も入っているため最高品質。人間にあげたら爆発する。憎い人間がいたらあげてみよう!主に魔力が高い種族が使う。
本当にこの鑑定は悪意しか感じない。
人間にあげたら爆発とか。魔力の多すぎで内側から死ぬのかな?
まぁ、いいや。私が使えば問題ないし。
それにしても家の本に書いてあるポーションがほとんど出来るくらいの材料が天界で揃うのが凄い。
これは沢山取って空間収納魔法に入れとかなければ。
あ、ちなみに品質が(普通)や(劣化版)などは後で最高品質を薄めれば出来ます。
まだ、劣化版は作ってないが……。
♔ ♔ ♔ ♔ ♔ ♔
ポーションの話しは置いといて。
今日はラースお兄様のお友達が来るそうです。
どんな人なのか聞いたら楽しみにしてろと言われました。
その方はさっき着いたらしくラース兄様が先に会いに行きました。そろそろ私も行きますかね?
「ラース兄様ー、どこですかー?」
声をあげて屋敷の中を探しますがいません。
もう一度声を上げると裏庭から声がしました。
「ラース兄様、ここでした……ドラゴンですか?」
行ってみると裏庭には屋敷ほどのドラゴンがいました。さっきの揺れはこれでしたか。
「おぅ!ネルに見せたくてな!このドラゴンは俺の親友だ!ガゼルと言う。ガゼル!この可愛いのが俺の妹のネルだ!」
ドガゼルは赤い綺麗な鱗のドラゴンだ。
「こんにちは、ガゼルさん。私の名前はネーゼルです。いつも兄がお世話になってます。」
「うむ、ネーゼルか。私は、火竜のガゼルだ。ネーゼルはラースと違って礼儀正しい子だ。ラースも見習ったほうが良いのではないか?」
大きな首をラースに向けて少しかしげた。
人間臭い仕草だ。
「ネルは、いい子だからな!それよりガゼル今日は何の情報を持ってきたんだ?」
「情報?」
「あぁ、ネルは知らないのだったな。ガゼルのような竜は人間界に基本的にあるから下の情報が入りやすいんだ。天界に下界が関係ないと言っても、もしもの時を考えて聞いとくんだ。基本的に興味ない事ばかりだが。それにここにすぐ来れるのは竜位だからな。ネルも知りたい事はガゼルに聞けよ!」
なる程、確かに天界は高く険しい山が唯一天界に行ける道であるから人間は来れないらしいし。
下界に、いつか行ってみたい私としてはこれは最高の情報源になる。
ドラゴンの口調がいまいち分からん。