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秋の空と私の恋心。  作者: 杏音
最初の物語
2/7

休日の始まり

気づいたら。

頭の中はキミでいっぱい。

気づいたら。

キミがどこにいるか気になる。

なんで「好き」なのか、もう分からないけど、

「好き」に理由なんてないよね?





10月13日。祝日。


「体育の日」!(ちなみに私の嫌いな祝日…)


学校では、祝日だから、ちょっとしたイベントが行われている。



プルルルルルル…

電話だ。


「もしもし~?」

「あ、桜流るる?」

心友の梨花りかからだ。

「今日の祝日祭り行く?」

「う~、梨花がいくならいく…」

「じゃ決まり。学校に10時集合ね?」

「りょ~かい!」



学校前。


梨花はまだ来ない。


暇ぁ…


持ってきた本を開く。

タイトルは「秋景色」。

切ない恋の話だ。



「桜流!おまたせ~」







その日は、楽しく、楽しく、終わった。

そう、何も起こらずに。


秋の空に吸い込まれそうだなと、ふと思った。


あの人も、この空を見てるのかな…??


会えないと、会えないと、不安になるのはなんで?


いつか、分かるのかな。


見上げた先には秋の空があった。



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