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恋の始まり
なんとなく書いてしまった恋愛小説。
うまく行くかわからないけど、頑張ります!
秋。
私の一番好きな季節。
「はぁ…」
思わず出てしまったため息。
今日は、大っっっ嫌いな体育の日だ。
秋のこの時期が、夏の終わりを告げて、どこか切ない。
そこが大好きなんだ。…そう、私の恋みたいに切ないところが。
あれは、去年の新学期だった。
新しい友達に聞いた話。
「ねぇ、あそこにいるあの子。あんたに告ったって本当?」
初めて知った。…告られてないよ?私。
そして今年の新学期、その人と同じクラスになってしまったのだ。
隣の席になった時。目が合って。なんでかわからないけど、...心に反応?するものがあったのだ。
「この人、私のことどう思ってるんだろう…?」
そんなこと考えちゃって。
気づいたら。
私の恋が始まっていた。