表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
青春生き残りゲーム  作者: さきこ
青春生き残りゲーム 第1章
6/158

第6話

そんな私の気苦労も知らずに

和馬はなんだかいろいろ話し出した


あの彼女と別れる理由とか

先輩から告白されてどうしようとか

そんなどうでもいいことばかり


聞けば聞くほど和馬はどうしようもない

けど、なんていうか悪い人ではないとは思った

えーっとあれだ

断れない人なんだな、うん

でもな・・


「蒼樹くんさぁ、そんなことしてたらいつか女に刺されるよ?」


「うん、でもその時は姫条さんに護ってもらおうかな?」


「・・・・・・はぁ?」


「あ、危ない目に合わせるとかそういうことじゃないよ!」


「いや、そういうことじゃなくてさ、なんで私が蒼樹くんを護らなきゃなんないのさ」


「だって、前から思ってたんだけど、姫条さんってなんか頼りになる感じなんだもん」


だもん!じゃないよ!かわいいな!


へ?かわいい?なんでそんなこと思った?

いや、かわいいとかそんなのはどうでもいいんだよ

ここは絶対に流されちゃだめだ!


「私はもうこれ以上蒼樹くんに関わりたくないんだけど」


「相談に乗ってくれるだけでいいよ?」


「そんなの自分の友達にでもしてよ!なんで私なの!?」


流されるな私!気を強くもて私!

この人はいい人だけど、いい人がゆえに女にだらしないんだ!

こんなだらしない人に関わったら

あとあと面倒なことがやってくるぞ!


「じゃあ、友達になろうよ!」


「はぁ?」


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ