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青春生き残りゲーム  作者: さきこ
青春生き残りゲーム 第1章
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第14話

『付き合っている』

いままで散々聞かれたことなのに

まどかに聞かれるとうまく返事ができない

違うと言えばいいのだけど

はっきりと否定もしたくないと思うのは

和馬がまどかを好きだからなんだろうな


でも

「ううん!付き合ってないよ!」


和馬が明るい声で否定する

分かっているけどきついな


「俺らはね、親友なの!男女の仲とかそんなんじゃないの!」



そういって、私の肩に手を回す

和馬にとってはただのスキンシップでも

私は、その行動一つ一つに、いつもどきどきしてる


けど、私がこんなこと考えているなんて

絶対に悟られちゃいけない


「親友というより手のかかる弟って感じかな?」


ワハハって笑ってみせると

みんなもつられて笑う

そのほうがいい

変に自分の気持ちを知られないほうがいい


思ってもいないことを口にする

みんなが笑えば一緒に笑う


こんなことも

もう慣れてしまった

自分が悲しい・・・・


「あーほら!とっとと帰んな!」と2人の背中をぐいっと押した


「あ、うん・・・じゃあ、また明日ねヒメ」

「ななちゃんバイバイ」



やっと目の前から2人がいなくなって

今度こそホッと一息つけると思ったのに


「親友なんだ」


あぁ、氷室がまだいたんだ


「和馬がそう言っているんだから、それでいいんだよ」


それで和馬がいいなら、それが一番いいんだ

ずっと自分にそう言い聞かせているんだから

変に心をかき乱さないでほしい


「あっそ・・・姫条ってあれだな」

「何?」

「ドMだな」

「そういうあんたは暇人だね!!」


力を込めて氷室の背中を一発打った

あぁ、もう!

氷室って本当一言余計だ!


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