オマケ(他転生者のこと等)
※他転生者がどうなったかを簡潔に書いたものです。
他の転生者たちがどうなったか気になる人はどうぞ↓ 女神たちの話もあります。
※五人目の女性は「漫画とかキモ〜い」「小説とか文字しかないじゃん!」とか言う子だったのでそもそもチートが何か理解してませんでした(哀れ)
※五人目断罪の流れ→「もっと可愛くなりたい〜!」(無自覚チート)→可愛くなった☆!→街にて貴族の美男発見!「あんな彼氏欲しい〜!」(無自覚チート魅了)美男「貴女に一目惚れしました。結婚しましょう」「喜んで!」でもでも待って!?他にも良い男がたっくさん!(無自覚魅了を好みの男限定で乱発)→婚約者や妻が激怒!魔女に違いない!と糾弾され投獄。この時既に女神から説明されたチート能力のことは綺麗さっぱり忘れていたので何も出来ずに処刑に→女神は常に転生者を監視している訳ではないので気付いたら死んでてビックリ[完]
※女神は知らないが、二人目の転生者は遥か彼方の何億光年も離れに離れた星にて既に異世界宇宙人を発見しそこで地球の技術の全てを教え、今は宇宙船の製造に着手している(女神の『お願い』はちゃんと全うしている)
数千年後にこの星の宇宙人が宇宙船で女神の星にやって来て「科学の始祖様が『地球を目指せ』と仰っていたので来た」と言うが女神の星の住人に「……ここはチキュウではありませんが?」と言われて「え"?!」というコントを披露する。即自惑星に帰って今度は異世界転移装置の製造に取り掛かる。
二人目はこの星で科学の始祖と呼ばれているが本人は生前から「自分は本を読んで覚えただけで、全ての科学には発案者がいる。自分ではない。自分はただの科学オタクだ」と言っていた。しかし科学のカの字もなかったこの星の住人からすればこの星に科学を持ち込んだのは二人目となるので彼を科学の始祖と呼んでいる。そして彼が“科学者”と呼んでいた地球では有名な学者たちはこの星では“科学の神”として崇められている。
異世界転移装置を完成させた暁には地球に行って経典(科学書)を読み漁りたいと皆が思っている。
※二人目は宇宙の彼方の星に骨を埋め、四人目は宇宙の最果てを目指しているので帰ってくることはまず無いが、一人目は気まぐれに女神の星に帰ってきていた。余りにも直ぐ居なくなるので女神は把握できず。女神が「あれ? 今居た??」と思った時にはもう居ない。女神的にはもしかしたら人ではない何かを呼んでしまったのかもしれないと少しだけ怖くなっている。
彼は宇宙に呼ばれている人なので(どういう意味なのかはよく分からない)女神の星には定住できないのだ。一人目に助けられて惚れてしまった女性が何人も夜空を見上げて涙を流すことになる。
※三人目は女神の星の住人が恋人なので数年すれば里心がついた彼女が帰りたがって直ぐに帰ってくる。旅行先で彼女が見つけた綺麗だったり可愛かったりする石や植物をお土産としてたくさん持ち帰る。
宝石だと思っていた石の中から寄生するタイプの宇宙生物が生まれて騒ぎになるが三人目が気づく前に一人目が退治して事なきを得る。彼女の花壇で育てていた宇宙産の植物から枝分かれした物が謎の生命力で巨大な食虫植物へと進化したがこれも一人目が退治して事なきを得た。
三人目は彼女と結婚して子供や孫に恵まれて平々凡々な人生を送る。爺となった三人目が「折角異世界転生したんやから魔物退治とかワクワクハラハラなどんちゃん騒ぎとかするんかと思ってたけどなんもなかったなぁ…… 俺がこの世界に来たんは運命の人と出会う為やったんやなって今なら分かるわ。……女神さんも粋な事するでぇ……」とのほほんとお茶を飲みながら呟くのを奥さんが温かく見守っていた。
彼らが亡くなった後、彼らが宇宙旅行から持ち帰ったたくさんの“お土産”が今後も女神の星にたくさんの災害をもたらすが、既に寿命を超越している一人目や今後の転生者が退治することになる。が、三人目は「異世界ほんまに平和やったで〜!」とニコニコ顔で成仏する。
※四人目は最果てを目指す途中で宇宙探索中の宇宙人と出会う(二人目が導いた星の住人とは別)。
宇宙人に「アナタはどこを目指しているのですか?」と聞かれ
「……ただ、宇宙の果てをこの目で見てみたい……それだけなのです(微笑)」
という呟きだけを残して去る。外見に頓着してこなかったので四人目の姿は頭から足の先まで白く、身体は裸じゃさすがに心許無いなと大きな白い布だけを纏っていたので、出会った宇宙人には伝説の仙人に見えた。残された宇宙人がその話を星に帰って興奮気味に話したので、その星では「宇宙には生身一つで宇宙空間を彷徨うヤバい種族が居る」という伝説を残した。
四人目も既に寿命を超越しているが、彼が宇宙の最果てまで辿り着けたのかは……誰にも分からない…………
☆ ☆ ☆
<異世界の神々が集まる場所にて>
女神A「どうして地球の男ってロマンを追い求めて旅立っちゃうのかしらね……(哀愁)」
女神B「分かる〜 うちも『人々を導いて上げて』ってお願いしてすごい元気に了承の返事をしてくれたのに、いざ異世界に下ろしたら速攻でダンジョンに潜っちゃってそれから世捨て人よ……
神殿に『異世界人が来る』って大々的にお告げを下ろしたのに未だに現れないからお告げが予言になっちゃったわよ……若干既にお告げ自体も集団幻覚だったんじゃないかって思われてるわよ……」
女神A「わぁ〜…… 女神のお告げが実行されないとか、信用無くして信仰も減る原因なのよね〜……(遠い目)」
女神C「でも居ないなら実害がなくていいじゃない。私のところなんてやる気が有り過ぎて今じゃ人類全員が異世界人の信者よ!
この前確認したらいつの間にか女神が異世界人の妻ってことになってて驚いたってもんじゃないわ! 否定しても女神様が照れてらっしゃるって微笑ましく見られるし、異世界人本人に抗議しても虫除けになるから否定しないって言うのよ!? アイツなんで性欲捨ててるの?! 意味分かんない?!?」
男神A「いやいや性欲有り有りでも困るぞ。俺は女性を転生者に選んだんだが、生前はめちゃくちゃ真面目でモテるのに恋人も作らず知識欲を満たす為に生きていたみたいな女性だったのに、異世界に転生させた途端に身体を男体化させて世界中の美女を魅了してハーレム作って酒池肉林始めちまった(蒼白微笑)」
女神C「えぇ?! 女性でしょ?!」
男神A「どうも生前から恋愛対象は同性だったみたいなんだが、転生してチート能力で何でもできるって気付いたら自分の身体が女である必要もないなってことに気付いたらしい。絶世の美男になってるから魅了しなくても女にモテてるんだが、どうも他人を信用してないみたいでな……他人の気持ちを操ってるから、いつか必ず問題起こすんじゃないかとハラハラしてるよ…………」
男神B「男女だからまだいいじゃん!! 俺のところなんか転生させた途端に全人類の“常識改変”して“記憶改ざん”して“女性全員性転換”させて人類全員を男にしちまいやがったよ!? 子供どうすんの?! って聞いたら『ちゃんと男が産めるようにしてる』ってドヤ顔で言ったよね?! 奥さん居たじゃん子供いたよね?! って聞いたら、『家族は勿論愛してるけど、俺本当は男が好きなんだ。地球じゃ結婚しなきゃ落ちこぼれ扱いだったから親が持ってきたお見合いを受けたけど……、自由にしていいなら俺は俺の住みやすい世界で生きたい』って言われてさ…… 自由に生きろって言った手前もう撤回なんかできないじゃん……
だから俺の世界じゃ“女性”が居なくなっちゃった……俺の趣味だって思われたらどうしよう…………(泣)」
男神C「なになに? 失敗体験話し合ってんの? ならオレのも聞いてくれよ〜
オレ一番最初の異世界人はさ、2人選んだのよ。なんか失敗体験聞いてたらみんな1人ずつ呼んでたからさ、なら2人同時ならなんか良い感じに影響し合ってオレの世界を導いてくれるんじゃないかって思ってさ。
転生させる場所も同じにしてさ、こう……なんか良い感じにお互い頑張ろうぜ的な誓い交わして別々の道に行くと思うじゃん? そしたらなんか最初の挨拶から意気投合してさ、その後に数時間話し込んだと思ったら2人とも突然自分とは違う姿に変身し始めて、片方が『さぁ……始めようか……』とか言ってもう片方が『領域……』とか言い出して急に戦い出したのよ! んでもって色んな姿に変身しながら大暴れするもんだから世界なんかめちゃくちゃよ!? 街とか人とかお構い無しで2人で戦いに明け暮れて、最後は2人ともドラゴンに変身して口に高出力のエネルギー溜めて『暗黒爆裂なんたらかんたら』って片方が叫んだと思ったらもう片方も『エンドレスカオスなんたらかんたらブレス』って叫んだ後に口から吐いて、そのエネルギーがぶつかりあった瞬間にオレの丹精込めて育てた世界が消えたよね」
「「「「「え?」」」」」
男神C「オレの作った星が消えたよね。跡形もなく消えたよね…… そして転生者たちも肉体を保てずに消えた……
消える間際に『互角か……これもサダメ……』『フッ……俺はまだ負けた訳じゃねぇ……いつか必ず決着を付けるぜ』『……あぁ、必ず……な……』『フッ……』って2人とも笑ってそのまま消えて行ったよ……
オレにはもう何がなんだか…………(泣)」
男神A「あ〜……それはなんとも…… 引きが悪かったな……」
女神B「それ私知ってる。『厨二病』って言うのよ」
男神C「チューニビョウ……」
女神A「私、結構マシな方なのかな……」
男神B「俺も…………」
(し〜ん……)
全てを聞いていた他の神々
「今聞いたみたいに、選択を誤ると大変なことになるので、地球から魂を呼ぶ時はしっかりと確認するように」
「俺のところに来たのはまともだったのにな」
「当たり外れがひどいな」
「チート能力を与えるから暴走するんじゃない? もっと制約を掛けないと」
「「「「「「チートだったら見てなくても良くなると思ったんだもん〜〜」」」」」」
「成功例は所詮“成功”例なのだよ」
まだ異世界人を呼んだことのない神「私はステータス画面開く神の声スタイルでやろーっと」
「経験値スタイルは異世界人が努力するから暴走しづらいんだよな」
「でもスキルとか技名とか細かな説明文を作らなきゃいけなくなるから大変なんだよね、あれ」
「実はそこが癖になるところでもある(メモ帳を見せながら)」
「……“普通の人”ってそんなに少ないのかな(ボソッ)」
「そ、……そんなことはないだろ………」
「そ、そうそう、そんなことは………」
(し〜ん…………)
[完]




