過去を断ち切る力
前から書くと言っていた短編がやっと出来上がりました。長らくお待たせして申し訳ありません。
ではどうぞ。
俺は今どこかもわからない森の中で知らない男と二人でいた。なんでこうなったかと言うと長くなる。だけど語るべきだろう。
俺は秋泉中学校に通う名前は平坂 美津留という昔から機械などをいじるのか好きでそんなことばっかりしていた。俺はだから友達はいなかったいや作らなかった。いつしか俺は周りの奴らも下に見ていてそんな奴らが集まるところに通う理由がないと感じた俺は中学には入っているものの授業など受けていない。母は俺が昔までは明るい性格だったのにといつでも口にして落ち込んでいる。そうだ俺の性格はある時を境に急変した。
俺は子供の時でも機会をいじるのは好きだった。友達に頼まれていろんなものも作ったりした。でも俺に友達などいなかったなんで気がつかなかった。小さい頃の俺には気がつけなかった。
「泰久君。頼まれたもの作って来たよ。」
「ありがとう。・・・なんだよ…もう帰っていいぜ。」
と毎回言っておい返された。俺は自分が作ったものをどのように使われているかが気になりある時遠くから泰久の行動を見ていた。好奇心半分で見た光景はひどく自分の心に突き刺さった。泰久は俺が作っていたものを飽きてすぐに公園のゴミ箱に捨てていたからだ。母が言うある時というのはこのことなんだろうが俺にはもう理解できない。俺はその時から自分より下だと思いそんな奴に尽くす理由なんてないと思いはじめた
そのようにして俺は今までを過ごして来た。俺はその時からいろんな機械を作ってきた。ある時家に一人の男が現れた。ブリック=ユースと名乗る男だった。その男は俺のところに来て
「君があのすごい機械を作っている美津留君かい?」
「はい。そうですけど…おじさんは…」
「私はブリック=ユースと言うんだ。君に頼みがあってここに来たんだ。」
「頼みって?」と若い俺は躊躇う暇もなく聞き返した。
「君の力を使ってこの機械を作って欲しいんだ。」
「でもうちにはあまりお金もないし両親に機械を作ることもあまり許してくれないから…」
「大丈夫!お父さんとお母さんはお金を使い話し合って許可をもらってあるしお金はこっちが出す。」
「本当?」
「ああ、本当だとも。」という言葉に言われるがままにその機械を作ったが俺はあれがなんだったのか知らないし作り終わった頃には男の姿と機械は無くなっていた。
そして何年かの月日がたった今。
「お父さんまた美津留はガレージで何か作っているわ。止めて来てよ。もう私の言うことを聞かないの。」
「わかったよ母さん。」といい父はガレージの方へ歩き始めた。
「おい美津留!機械いじりも良いがいい加減学校へ行きなさい!」
「はいはい。分かったよ今から片付けていくよ。」
「今日はかなり素直だな。」と父は離れていった。
そしてその間も無くガレージからすごい大きな音がした。慌てて父が駆け寄ると
「消えた…また自分が作った機械でどこかに行ってしまったか…」
そして俺は自分で作った水陸両用の小型戦車で家飛び出して来たのだ。そして数時間してかなり遠くに来たそして何かにぶつかる音がして外に出てみると落石に巻き込まれて奇跡的に軽傷で済んだものの小型戦車は壊れていた。そこを助けてくれたのが今一緒いる 神城 昴さんだった。それが今の状況だ。
「昴さんはなんでこんなところにいたんですか?」
「俺がこんなところにいた理由か…長くなるけど話していいか?」
「どうぞ気にせずに。」
「じゃあ俺は今旅をしていて俺が子供の頃過ごした村はある男によって滅ぼされたんだ。俺は隣の村までお使いに行っていたお陰で助かった。だが俺の母さんの最後に交わした言葉は気をつけて行ってらっしゃいだった。そして今は俺は旅をしながら鍛えてると言うわけよ。」
「そんな過去があったんですかすみません変なこと聞いて…」
「いやもう昔の話だもう7年近く前の話さところでこの戦車みたいのは美津留お前が作ったのか?」
「はい…そうですが…」
「すげーじゃねえか!こんなのをその歳でこんなもの作れるなんて大したものじゃねえか!」
彼は両親と違って褒めてくれた。
「そんなにかしこまらなくていいよ昴って呼んでくれ。こうして出会ったのも何かの縁だ。俺たちはもう友達ってやつだな!」
「はい昴さん!」
「昴でいいって言ったのに…」
彼の笑顔はとても眩しかった。友達がいない俺に始めてできた友達がこんないい人だった俺も幸せだった。
「それでここはどこだかわかりますか…」
「ここがどこかって俺も知らん!ハハハハハッ!」とか昴さんは愉快に高笑いしていた。
そして少し昴さんと森を抜けるため歩いて崖に出た。
俺がいた国にこんなところあることを生身で実感させられた。
「美津留こんなところがあるとはな高いところは風が気持ちいいな。」
「いい風ですけど俺は少し高くて怖いです。」
「そんなこと言ってたら立派な大人にならないぞ!」
と後押しされた。その時だった誰もが予想していないことが起きた。崖の中が空洞になっていた。俺は反応もできずただ落ちるだけだった。それに反応した。昴さんが俺を庇うように俺と共に飛び降り俺の体を自分の体で覆った。あまりの恐怖で落ちるまで意識はなかった。
「おい!生きてるか!おい!美津留!」
俺は昴さんの声で意識が覚醒する。そして起きてすぐにあたりを見渡す。
「ここは?何があったんですか?」
「ああ、地盤が脆かったのかお前のところが崩れたしてなお前が気を失ったわけよ。」
「そうですかでも昴さんを俺のせいで怪我をさせてしまった…」
俺は自分の失敗を悔やんだ初めて自分に優しくしてくれた人を自分のせいで傷つけてしまったこと。
「そんなしょげた顔するな男だろ!それにこれくらいの怪我なんて日常茶飯事だからな!」
そのあとに続けるようにハハハハハ!と笑った。彼は自分の弱いところを見せまいと強がっていた。俺はこんな人に出会えてよかった。
「で?どうやってここから出る?俺たちと一緒に美津留が作った機械も一緒に落ちて来たぞこれでなんとかできないのか?」
「すみません…あれは飛んだりはできないんです…それにここまで損傷が激しいと動かないと思います。」
「そうか動かないなら俺が背負って行ってやるよ。だから早くいこうぜ。」
「せ、背負う?」
「思った以上にこれ軽いな!」
「いや最低でも300キロはあると思うんですけど…」
俺たちが歩き始めてもうかれこれ1時間と30分は経ったはずだがまだ出口は見えない。はやくここを出て怪我をした昴さんの手当てをしないと。
「おい。美津留向こうに光が見えてきた。」
「本当ですか!もうそろそろ外なんですね!」
と外に出れると思い俺は素直に喜んだ。
だがそれは違かった。洞窟内にできた天井が高い空洞だった。外ではなかっただが人の影がみえた。
「誰だ。そこにいるやつ手を上げて名を名乗れ。」
そしてそこに見える人影が立ち上がりこちらに向かってきた。
「君もしかして昴かい?僕だよ河原 涼だよ。」
「涼!なんでお前がここに!?」
「いや君に知らせたいことがあって探していたんだ。こんなところで会えるなんて奇跡みたいだけどもっと奇跡みたいことが起きたよ。」
と先程のような明るい声だった河原 涼を名乗る男の声がとても暗い声になった。
「知らせたかったことっていうのは僕たちの村を消したやつがわかった。もう一つの奇跡っていうのは昴…君の隣にいるのやつが犯人のブリック=ユースだ。」
「そんなわけない!おれはそのブリックという男が来たから7年前言われてるがままに作っ----
「黙れ美津留!おれはこんな短かい時間でもお前のことはわかってる。」
「昴…そいつが機械を作って俺たちの街を滅ぼした本人なのに見逃すのか…僕たちの友達や母親の仇を取るかはないのかあれほど悔しがってたじゃないか!」
そして昴さんは涼の方を向いてじっと睨んでいた。
「涼ずっと昔からこんな計画を立てていたのか…お前は嘘をついているのはずっとわかっていた。お前は、ずっとおれ以外に友達なんていなかったじゃないか。いつもいじめられていて嫌っていただろだから俺は黙ってきたが
…お前は自分の手で殺した俺の母親のことを話した。それが何より許せない…終わりにしようか涼いやユースと呼んだ方がいいかな?」
「やれやれ君は殺したくなかったのに…」
とすぐに昴さんは構えた。涼は昔おれが作ったものを未だに持っていた。
「本当にありがとう美津留君。これのおかげで僕は復讐ができた。そして次はこの世界をものにする。」
と俺の作った機械で世界を征服すると告げられた。
「そんなことを考えてたのか…本当にお前らしいよはやく決着をつけちまおう。」
そして昴さんは怪我しているのに無理をして涼と肉弾戦を始めた。俺が崖から落ちた時守って負った怪我が疼くのか動きが鈍い。
「悪いね昴僕はここで負けられないんだよ…君だけは僕を理解してくれていると思ってたのに死んでくれ」
最初の攻撃を放ったのは昴さんに直撃しそれでも戦っている。それなのにおれは無力で何もできないのか…
「おい!美津留その機械をここにある部品だけで直せるか!?直せるならそれを使って治すんだ!」
「やってみます!」
俺は機械の損傷部分を見て何が壊れているか確認してその代用となる部品を探し俺は修理を開始した。見てみるとそんな大した故障ではなかった。俺はすぐに手を動かした。そして数分で故障箇所の修理は終わっただがこれは一人用で二人は乗れない。何故なんだ…
その時昴さんは涼を壁に叩きつけ殴り飛ばした。まだ涼にも意識が残っていた。
「美津留修理は終わったか!?終わったら先にこの洞窟を抜けておけ俺はすぐに決着をつけて行くからよ」
「待ってください!絶対帰ってきてくださいそれだけは約束してください!」
「・・・ああもちろんお前の元に帰るともこれはダチとダチの約束だ!」
そして俺その隙をみて洞窟の出口の方へ出て行った。
その一方昴は……
ああ、あんな約束したからにはここを出なくちゃいけねえけどもう俺の体もこの洞窟も保ちやしないだろうだから俺はあいつを逃した。
「やれやれ君は本当に正義の味方みたいだね。自分がやられたら美津留君がいいように使われるとわかっていての行動だね。」
「何が正義の味方だ…お前みたいやつに俺のダチは渡せないだけだ。さあ終わらせようぜ。」
話終わる刹那涼が放った攻撃を食らって壁に叩きつけられた。
「もう体が動かないだろ?僕が楽にしてあげるから」
「笑わせるな…最初からお前と相打ちでもいいと言う気持ちできていたからな!」
そして俺あの長い通路を美津留が抜けただろうと確信し洞窟の壁に自分の拳を叩きつけて落石を利用し出口を塞いだ。そして落石に自分まで巻き込まれてしまった。
「出口が…なんとしてでも僕はここをでないといけないんだ!」
(美津留お前は俺の友達だ。だから最後まで守らせてくれまだ話したかったことはあったがこれだけは面と向かって言いたかった。もっといい友達を見つけて幸せにのなれ…)
と涼は出口を必死に探すが自分が作った洞窟だ。いくら人口的なものではなかったとはいえ逃げられては困るため他の出口を塞いであったのだ。そしてすぐに洞窟全体が崩れて二人とも一緒に岩の下敷きになってしまった。
(ああ母さんごめん…僕は母さんを殺したこんな世界が許せなかったんだ…)
そのことは十三年前のことだ僕たちがまだ10歳の頃僕の母親は病気で寝込んでいた。父親は僕が生まれてすぐにでて行ってしまったらしいだから僕は母と二人暮らしだった。村の医者に治すこと頼んだが治せないと言われてしまった。まだ子供の頃の僕には治せない病気があるのことを理解できなかった。そしてまもなくして母は、死んだもう母さんいないのだ。そして非道なことに村の子供たちはあれを孤児として馬鹿にした。まだそれは許せただがある日のことだ。その日僕をいじめた子供達は母の墓を荒らしていた。そんな非常識なことまでするとまで思っていなかった。ずっと我慢して来た想いが爆発した。その時僕はこの村ごと復讐することに決めた。そして美津留君を利用したということだ。よく考えてみると僕は人を殺してしまったという罪を忘れていたんだ。ここでやっと終わる。
そして洞窟を抜け終わり昴の帰りを待っていた美津留は彼の帰りを待っていた時に洞窟が崩れたのに気付いたのが、遅かった。
「昴さん!大丈夫ですか!どこにいるですか!いるなら返事をしてください!」
大声で彼の名を呼んでも返事など返ってこなかった。
「見ててください昴さん俺絶対昴さんに認められるような立派な男になってみせます…だから見ててください。新しい友達も作ってみせます。そしてまたいつか会いましょう…ではまた」
俺は泣くのを堪えて昴さんに別れを告げて歩き始めた。もう止まることはできないんだからもちろん俺は止まらない初めてできた友達と約束を守るためにそして自分が望む未来のために…
---fin---
ありがとうございました。感想をくれると幸いです。他にも連載しているものがあるので是非。




