表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
どうして私が女の子?  作者: 亜水まどか
4/33

女子高生になってみよう part 2

ハル姉のリト女子高生作戦の爆弾宣言から約一時間。



俺達はあの後同じような事を何度も言い争っていた。



「だ〜か〜ら〜。 何で俺が女子高生にならなきゃ行けないんだよ。 そもそも俺が女子高生になるってったって保証人とか出身記録とかはどうするんだよ!? 」



「だ〜か〜ら〜。 それは私のコネで何とかするから、 お前はただ叔母さんと明日香に今の状態を説明したらいいだけだって。 何回言わせるんだよ。 」



「でもいつか元に戻った時に俺の在籍記録とかどうすんだって言ってんだよ! そもそも転入するにしても俺がいなくなって女子高生入ってくるとか不自然すぎるだろ。 」



「安心しろ。 お前は私のコネがいかに優れたものか知らないだろうがお前の入学を取り消す程度なら楽勝だww 」



え、 今俺の入学を取り消すって言ったか? 言ってないよな? 俺の入学履歴消すってどういう意味だよ?



「お前は幸い入学式に出ていない。 つまり、 お前の事を知っている人物は少ない。 そいつらにゃ申し訳ないが、 お前が急遽別の学校へ行くことになったと伝えておく。 どうだ、 完璧だろ。 」



「完璧どころか大穴だらけじゃねぇかー! そもそも引っ越しもしないで何処に転校したって言うんだよ!? そもそも今の俺が今の家に帰ったらおかしいだろー? 」



「何言ってるんだ? 保証人は私が引き受けるんだから今日からお前はここが家だ。 安心しろ、 お前の部屋も確保してやるし飯も私が作ってやる 。 まあ、 ぶっちゃけお前が不安に思う事全部私に任せておけばいいんだよ! (どや)



え、 ここが家って… ええ? いやいやさすがにそれは… でもそれだと何も不自然な事はないし… でもいきなりそんなん大丈夫なのか?



「とりあえず今からお前ん家行って、 叔母さんと明日香に話つけるぞ。 まずはそこからだ。 」



不安ばっかりだけど、 ハル姉はこんなんでも一応主席で難関大学卒業したくらいだし… ここは任せておくしかないか。



俺に何ができるって訳じゃなし。 なら頼りになるハル姉を信じよう。



「あ、 一応明日明後日はその体の身体検査もろもろがあるから予定開けとけよ。学校行けるのは早くて来週辺りだ。 あと今日からここに住め! OK? 」



なんか色々話が進んでらっしゃる!?




PS: ハル姉の部屋は高級マンションで見渡しも最高です。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ