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どうして私が女の子?  作者: 亜水まどか
17/33

2日目開始part4


2時限目は体育。


俺の最も得意な科目。


それは女の子の今でも変わりなく、クラスで大注目を浴びる的であった。


「はっ!」


小さい体で跳び箱十段。


男子でもなかなか出来ない跳躍がヒットしてみんながアンコールを連呼していた。


「「「「きゃああああ!莉依ちゃんすごーい!」」」」


「「「「やべーよ!莉依ちゃんまじ天使ーー!!」」」」


「…………やり辛いよ」


もう何度跳んだだろうか。


飽くなき戦いに臆することなくまたも跳躍。


「「「「わああああああああ!」」」」


とたんに上がる大喝采。


「良いぞーー!莉依ーー!」


何故か許可を貰えて見学してるハル姉。


…………ハル姉?


「何やってんのお姉ちゃん!?ていうかいつ許可貰ったーー!」


「安心しろ莉依。校長に直談判しに行った。可愛いという理由で許可貰えたぜ!」


グッと親指を立てるハル姉。


ロリコン教師に危ない女教師。(女教師に関して11話参照)


ちょろい校長先生に至っては俺の入学の対応を受け持つ際にも可愛いからという理由だったし。


ちなみに皆の前ではハル姉では無くお姉ちゃんと呼ばなければならない事になっている。(8話参照)


しかもよく見ると……


「あれが噂の……(ヒソヒソ)」


「超可愛い〜〜……(ヒソヒソ)」



体育館の外に授業サボって見に来る野次馬までいるし。


しかもロリコン教師がそれを見ながら何故か自慢気な顔で俺を見てくるし。


うっわ〜〜嫌だわーー。この空気。


重い空気から逃げるように、チャイムと共に猛ダッシュで教室へ向かった……。


PS:握力は10という超不可解な数字になっていました。確かにペットボトル開けるの超固く感じるしね。


PPS:二時間後にpart5を挙げます。

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