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小説を書きたいけど、上手く小説を書けない。
最近はとんとご無沙汰の状態になってしまっている悪友が、簡単・カンタンと宣ったので、安易にチャレンジしたは良いが早々と挫折してしまった若かりし頃の苦い思い出はさておき、私がどんな小説を書きたいと思っているかについて、少しお話ししてみたいと思います。
ので、第二回のテーマは、「どんな小説を書きたいのか?」です。
で、私がどんな小説を書きたいと渇望しているかについては、私の好きな五人の作家さんの顔触れを見る(→第一回をもう一度読む)と...分かりませんよね。たぶん。
では、私が最近、楽しく読ませて頂いている「なろう系の作家さん」を並べてみると、一目瞭然か?
香月美夜さん、ひよこのケーキさん、徒然花さん、って...やっぱり、解らないですね。ははははは。
因みに、Y.Aさんや愛七ひろさんやFUNAさんが書かれるような主人公最強系のお話も楽しく読ませて頂いていますが、何というのか、ふとした契機で自分の各種能力が平凡的なレベルにしかないという現実を思い出してしまい物悲しい気分になる事がある、といった感じで、この系統(?)のお話を「座右の銘」的な愛読書のポジションに据える、というのは私には不向きなようです。…若さが足りない。辛気臭い? いやいや、まあ、頑張ります。
と、それは兎も角。私が書きたい小説、の話でしたよね。
私の場合は、こんな感じ。
まず、ある程度の現実味がないと感情移入が難しいので、異世界物でも空想科学小説でも、論理的には矛盾がないと感じられる世界観になっていること。
次に、猫好きの魂の影響(?)もあり癖のあるキャラは嫌いではないのですが、真っすぐで不器用だけど根は良い子、といった感じの主人公または主要キャラが居ること。ただし、あまり露骨だったり、わざとらしいのはNGです。そこはかとなく、が良いですよね。
最後に、やっぱり、これがポイントですが、主人公が頑張って幸せになるお話であること。
うぅ~ん。まあ、文字にして並べてみると何ですが、それ程には突飛な条件でもないですよね? けど、逆に言うと、該当すると言えそうな小説は世の中に多々ありそうですので、無理して私が書かなくても...いやいや、頑張れ私。
おぉ、そうだ。小説を書いて、何かの間違い(?)で本になって、出版されることになると、挿絵がつく。これには、憧れます。挿絵つきの私の本、万歳。それを実現するためにも、小説を書かねば! そう。小説の挿絵を選ぶのは、作者にならないと得られない特権。理想の小説に、好みの挿絵が添えられた本。良いですよね。良いです、是非とも、手に入れたいです。頑張ろう。
と、まあ、小説を選ぶポイントの一つに、挿絵があると思うのですが、なぜに世の中には、ボン・キュン・バンが極端で非現実的(?)な女の子やエロエロなポーズのアニメ的な漫画キャラ(?)のイラストが表紙や挿絵になっている本が溢れている、のだろうか。その手の作品にも一定の需要があるのも分からなくもないのですが、異性に見られて困るような本は胸を張って本棚に飾れない、ので困ると思うのですが...。いや、まあ、そんな状況なのは、本屋さんでも一部カテゴリのゾーンで顕著なだけのようですから、ヤングな大人(?)向けの小説からは卒業せよ、という事なのかもしれませんね。
けど、面白い小説なのに表紙のせいで買えない(買うのが恥ずかしい)、って、どうなんでしょう。
健全(?)な画風のアニメや少女漫画や大人向け漫画の可愛いキャラクターによる普通(?)のポーズのイラストを表紙や挿絵にすれば、問題解決。そう、マンガやアニメの技法を取り入れたイラストは素晴らしい、のです。是非とも善処をお願いします、出版社さん。
という事で、話が少し脱線してしまいましたが、好みのイラスト付きの本を出版できる日を夢見て、私の趣味嗜好を取り入れた小説を書いてみたい、というお話でした。(えっ、違う?)
まあ、そもそも、得意分野(?)であるはずのこのシリーズ(?)でさえも、文字数を増やすのに四苦八苦している私には、長編小説の作者になるためのハードルは、山というよりは聳え立つ絶壁の如く、険しい物のようですので、先は長そうですが...。
ご愛読ありがとうございます。…すいません、調子に乗りました。私の拙い文章に、最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。