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掲示板2 日記7






54.名無しの狩人

イベントキタ━━━━━━≡゜∀゜)≡゜∀゜)≡゜∀゜)≡゜∀゜)≡゜∀゜)━━━━━━!!!!



55.名無しの魔術師

ゴブリンか、



56.名無しの格闘家

殲滅ジャァァァアアアアアアア!!!!



57.名無しの魔物調教師

マテマテ



58.名無しの狩人

???? どした?



59.名無しの魔物調教師

なんか、3000体位か、討伐されてんだけど。



60.名無しの狩人

あ。マジだ。



61.名無しの格闘家

イベント発現前に倒してたんじゃね? 大量発生したのは昨日らしいから。



62.名無しの魔術師

なる。



63.名無しの狩人

いきなり3000体倒されたことに誰も疑問を抱かない件について



64.名無しの魔術師

マΣ(゜Д゜|||)



65.名無しの格闘家

ジΣ(゜Д゜|||)



66.名無しの魔物調教師

カΣ(゜Д゜|||)



67.名無しの狩人

その意味不明な連携に草








さて、やってきました、【アバレルゼの大荒野】

ゴブリン殲滅戦を開始したいとおm「これよりゴブリン殲滅戦を始める! 野郎ども、暴れるぜ!!!」先を越された。

まぁいい。

適当に、巨剣で薙ぎはらお……周囲に人が多すぎて巨剣つかえねぇ!

仕方ない。ゴブリンジェネラル探して、その他はちまちま倒すか。









〜とある魔法使いの視点〜

筋肉馬鹿どもこと、戦士プレーヤー達がゴブリンの大軍勢に向かって行く。

そして、僕はその合間を縫って魔法を放つ。

と、そこで白い影が見えた。

「は? あれ、なんだ?」

巨大な剣が見えた。

およそ10メートルはある。

それを、影はまるでプラスチック製玩具を振り回すように使うのだ。

ゴブリン達の真ん中で、巨大な剣を振るい、そして地面に叩き付け、地上を破壊し尽くしている。

影は、次々にゴブリンを駆逐して行く。

「訳が分からない」







浪人


よく考えてみれば、人のいないところで、ゴブリン達の真ん中で巨剣を使えば問題なかったのです。


『陸壊』を使用して、ゴブリン達を殲滅。

いやぁ。たのしいね!

『ギャァァァァァアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!』

『ギョェェェェェエエエエエエエエエエエ!!!!!!!!!!』

『グギャァァァァァアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!』

いやほんっと、たのしいね!

もうちょっと、デカくしていいかな? 巨剣。












カルタ


オレが、【火元国】にたどり着いたとき、正確には、亡命して【アバレルゼの大荒野】に着いたときだが、

浪人は、某無双ゲーも真っ青な活躍をしていた。


『巨神刀 鉄血』 巨剣 レア度0

物理攻撃力:32000

誰も使えない。そこに芸術的価値はカス程もない。「使えたら?」知らんよ。


あの剣は何だ。

あのゴブリンどもは何だ。

そもそも、あいつは何をやっている?

おかしいだろ、あれは。

「どけどけどけどけどけどけ! メタル様のお通りだぁぁぁあああああ!!!!」

奇声を上げながらゴブリン達を屠るその姿に、他のプレーヤー達は戦慄していた。

浪人は、巨大な剣を更に巨大にして、ゴブリンを薙ぎ払う。

あ。コレヤバイ。

巨大になりすぎた剣が、他のプレーヤーも吹き飛ばす。

なんだか、こっちに近づいて来ている。

オレの友は、一体どうなってしまったのだろう。

そんな考えとともに、オレは浪人の巨剣に吹き飛ばされた。












カルタの日記1

浪人が火元国にいると聞いたオレは、早々に【アトラデル公国】を旅立った。

公道を進めば、難無く着くことができるだろう。

舗装された道を歩く。



カルタの日記2

朝起きたら、知らない場所にいた。

どうやら、拉致られたようだ。

だれに?

盗賊に。

なんだか知らないが、知らない婆さんがやって来て盗賊を殲滅してくれた。

素直にカッコいいと思った。



カルタの日記3

オレは婆さんに弟子入りした。

婆さんの持っているスキル【森羅万象】を入手する為だ。

鑑定して鑑定して(以下略)

それを、3日間続けて【看破】にスキルが進化した。

【森羅万象】にはまだ程遠いが、鑑定を掛け続けるテクニックを教わった。

【看破】は、他人の物や他人のステータスまで見ることができて便利だった。



カルタの日記4

浪人が何をしているか気になるので、師匠の元を離れることにした。

「後は、独学で何とかしな」とのことなので、このまま頑張ろうと思う。

一応戦闘技術も教わったが、なにか関係があるのだろうか。師匠曰く【森羅万象】を手に入れればわかるらしい。



カルタの日記5

そろそろ、火元国に着く。

はっきり言おう。

話に出て来た、着物美人がものすごく気になる。

浪人の状態を確認したら、探してみよう。



カルタの日記6

・・・・・・why?











翌日。

どうも、浪人です。

今、山にいます。

はい。山籠もりです。

昨日、巨剣を大きくしすぎたせいで、何人かのプレイヤーを殺してしまい、犯罪プレイヤーになってしまいました。

一週間経てば犯罪プレイヤーじゃなくなるので、一週間この山にこもることにしました。

爺と戦った山です。

そして、

「小僧。お前、何やったんだ?」

爺の小屋にいます。

「あははははは。ちょっと、剣の大きさ間違えて」

今は、凄く後悔している。

「馬鹿か、小僧」

馬鹿です。

あぁ。あのときの自分を殴ってやりたい。

「もういい。暫く家に停まって行け」

「ありがとうございます!」

「ついでだ。ここで修行して行け」

『クエスト《弟子入り》を強制受注しました』

「は?」


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