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追憶のラビリンス~館の占星術師~  作者: 遠山 龍
第十章 君と僕の最高傑作
70/86

キャラクター説明&今までの話を簡潔にまとめてみた編 

前回予告した通り、今回はキャラクター説明と話のまとめです。

※キャラクター説明のところの、現在の状態と死因に関してはあくまでも現時点で分かっていることをまとめたものです。

話が進むにつれて変わっていく可能性もあります。

佐久間サクマ 敦司アツシ

年齢 :十七歳

誕生日 :二月十六日 

現在の状態:生存


丘海崎高校に通っている高校三年生。

運度神経や喧嘩などはごく普通だが、とっさの判断は的確であり、頭の回転は人並み以上に速い。

だが、謎々やクイズとなるとめっぽう弱い。

困難や危険に立ち向かうなど、正義感が強い一面もある。

両親を幼いうちになくし、現在は祖母と二人で暮らしている。

過去の記憶に関してはところどころ抜け落ちている部分がある。



古宮コミヤ 和奏ワカナ

年齢 :十八歳

誕生日 :九月二日 

現在の状態:意識不明


敦司の幼馴染で、同じく丘海崎高校に通っている高校三年生。

成績はいつもトップの方でだが、運動系統にはめっぽう弱い。

性格は大人しくあまり積極的ではないが、自分の意思を曲げない一面もみられる。

どんな時も自分のことより他人のことを優先させている。

特に敦司のことは大切に思っている。

親はそれなりに金持ちであり、裕福な生活をしている方である。



相原アイハラ 浩介コウスケ

年齢 :十八歳

誕生日 :七月十六日 

現在の状態:不明


敦司の親友であり、同じ高校に通っている。(クラスも同じ)

普段は明るい性格で、いつもみんなに慕われるムードメーカー的存在。

何かあると心配してくれるなど、友達思いで皆に慕われる性格。

和奏とは敦司つながりで友達になった。

姉、まどかのことが関わると冷静さに欠ける。



河西カサイ 行人ユキト

年齢 :不明

誕生日 :三月二十九日 

現在の状態:生存


どんな時でも冷静で感情を取り乱したりはしない。

そのせいで感情が読み取りにくく何を考えているのか分かりにくい。

館に来たのは一番初めで、みんなが知りえないことを語る一面も多々ある。

何かを隠している可能性も――



伊吹イブキ 久遠クオン

年齢 :不明

誕生日 :八月二十日 

現在の状態:精神不安


いつでも明るく振舞っていて、相手がどんな人柄でも構わず話しかけていく。

館内では河西と柚唯の二人とよく喋ったりしている。

だからといって周りを遠ざけているわけでもなく、全員に気さくに話しかけている。

そのせいで後先考えずに失敗することも稀にある。

仕事は服飾デザイナーで、既に社会人。



高宮タカミヤ 柚唯ユイ

年齢 :十九歳

誕生日 :五月一日 

現在の状態:死亡

死因 :呼吸不全からの吐血


お菓子を作ったり、人と話したりするのが好きな普通の女の子。

歳の割には少しおっちょこちょいな部分もあるが、普段はしっかりとしている。

周りへの気配りもばっちりで、誰とでも仲良くできる性格。



青木アオキ 佳奈カナ

年齢   :十七歳

誕生日  :二月二十日 

現在の状態:不明


一人で行動することを好み、周りと共存することを拒む。

他人から馴れ馴れしくされるのを嫌い、人との協調性にも欠ける。

けれど周りの雰囲気や人の些細な行動には敏感で、ちょっとした異変にもすぐに気付くことが出来る。

頭もよく常に最善な方法をとるべきだと考えている。

そのためには仲間も疑う一面も――。



笹川ササガワ ショウ

年齢 :二十歳

誕生日  :十月十二日 

現在の状態:生存

普段は物静かで、あまり多くを語らない。

いつでも冷静で常に周りの状況を把握しようと心がけている。

ただ映画やドラマ、空想の世界の話になると人が変わったように語り始める。

本人は空想の世界の中だけ唯一、自分に正直に生きていけると信じている。

いつか最高の作品を作りたいと密かに思っている。

空想の世界でも、アニメなどは現実性に欠けるのであまり好まない。



芹沢セリザワ 亮太リョウタ

年齢 :十八歳

誕生日 :十二月二十一日

現在の状態:死亡

死因   :腹部からの切断による出血性ショック


口数が少ない方ではあるが、人柄がいいと評判がいい。

ただ敦司に対しては冷たい一面も……それでも時折助けてくれることもある。

敦司とは幼いころからの面識だと本人は言い張っているが、敦司はそれを否定している。

館では和奏にも気さくに話しかけていて、昔からの知り合いにも見える。

趣味は身体を動かすことで、現実世界では陸上部に入っていて体力には自信がある。



神崎カンザキ 真夜マヤ

年齢   :十五歳

誕生日  :一月十八日

現在の状態:生存


コミュニケーション能力が著しく低く、周りとのコンタクトも自分から放棄している。

話しかけてもあまり喋らず、特に男性に対しては怯えてしまい喋ることすら困難。

和奏の話によると過去が関係している可能性も?

でも唯一敦司だけには心を許していていろいろと助言をくれたりもする。

心を許した相手に対しては時折優しい一面をみせ、自分の命を投げうってでも助けてくれる。



風間カザマ タツキ

年齢 :十八歳

誕生日 :九月十日

現在の状態:死亡

死因 :腕、胸の二か所にボウガンの矢を受けたことによる出血性ショック


人と話したり、喋ったりするのが苦手。

本人としては周りを拒絶しているわけではないのだが、身にまとっている雰囲気のせいであまり仲がいい人は居ない。

だからと言って性格が悪いわけではなく、しっかりと他人のことを思いやっている。

見かけによらず人柄がいい。



――今までのまとめ

主人公、佐久間 敦司はどこにでもいるような普通の男子高校生だった。

それがある日突然、館に連れてこられ十一人と生活を送ることになった。

そこでいろいろな人にあっていく中、部屋に置かれている運営からの紙を見つける。

そこにはいろいろなルールが記載されていて、中には現実的に不可能なことも書かれていた。

例えば外からの音は中に聞こえない、など――


その中で謎を解くことが議題と出されていて、それさえ解くことが出来れば現実世界に戻すとも書かれていた。


一番初めの謎は絵に描かれた星を平仮名から数字へと変換するものだった。

勿論、謎々やクイズが苦手な敦司にとっては手も足も出なかった。

答えは「0・5・2・9」の四桁。

理由はキーボードに合わせると答えが判明。

このパスワードをエントランスホールにある扉に入力することによって開錠成功。


けれど今度は二つ目のパスワードが現れた。

『仲間外れにされたものは、その仲間に入れてもらうために姿を変えて、その後ろをついていく』

これに対しての回答は「0・5・2・9・2」、入力をしたのは風間 樹。


だが答えを入力して扉を開けた瞬間、何者かに殺害されてしまう。

その時に使われたのがいくつものボウガン。

殺傷能力はそこまで高くないが、音がしない飛び道具。

そしてその現場を一番初めに目の当たりにしたのが敦司だった。

驚いた敦司は部屋へと戻ろうと引き返すが、エントランスホールに降りてきたときにはなかったはずの血痕が階段に点々と付着していた。

それを確認しながらも自分が気付かなかっただけだと言い聞かせ、二階へと登る。

そこで神崎 真夜とばったり会うことになる。


真夜は服に付着していた血痕を見て敦司が誰かを殺したのかと勘違いをしてパニック状態に陥る。

そこを狙ってのことか何者かに襲撃を受ける。

その際に敦司は腹部に怪我を負う。

それからというもの、真夜は自分を庇ってくれた敦司に恩を感じて味方をしてくれるようになる。


次の日、青木 佳奈により敦司は犯人に仕立て上げられそうになる。

佳奈が犯人だと断定するために用いたものは、敦司が所持していた樹の携帯と現場をしっかりと写真に収めた、この二つのものだった。

写真は二階からこっそりと撮られたもので、敦司が死んでいる樹を見下ろしているところがはっきりと映し出されていた。

けれどこの状況を打開するために力を貸していくたのが、真夜と和奏、意外にも亮太だった。

その三人のおかげで敦司は危機を脱することが出来る。

ただ前の日に受けた傷が開いてしまい、気絶をした状態で敦司は半日を過ごすことになる。


そして目を覚ました敦司は早速いろいろと調べていこうと思い銃を出した矢先、運悪く柚唯がそこへ部屋に入ってくる。

その後どうにか誤解を解くと、柚唯は敦司のことを信用していると打ち明けてくれる。

そして敦司が起きていることをみんなに黙ることを約束してくれる。

話が終わって帰る際に柚唯は自分の作ったシフォンケーキを敦司に渡していく。

それを食べた敦司は、その後に深い眠りについた。


その後目が覚めると、亮太と和奏が壁に括り付けられていてどちらかしか助けられないという状況に立たされる。

突然そんな状況に置かれた敦司は戸惑いながらも二人を助けようとするが、自分には無理だと悟り仕方なしにどちらか一人を助けることを決断。


しかし結果は何事も起こらず、二人とも無事だった。

安心した敦司は急いで駆け寄っていったが、仕掛けられていたトラップに気付かず、足をかけた瞬間に再度死の罠を発動させてしまう。

そのせいで亮太は敦司の目の前で死んでいった。

その後、気絶している和奏を背負い真夜の部屋と向かう。

そして今まで隠していた全てを話して協力してくれるように頼みこむ。

真夜はそれを受け入れると、力を貸すことを約束してくれる。


それから少し経った後、今度は廊下から悲鳴が聞こえてくる。

それを聞きつけた敦司たちは廊下へと飛び出たが、そこに居たのが呼吸困難状態、血だらけの柚唯だった。

すぐに敦司は駆け寄るが柚唯は解毒剤を敦司に渡すと静かに息を引き取った。

後からぞろぞろと河西、久遠の順番で人が集まる中、姿を現した謎の人物が「全ては演技」だと口にした。

ここまでが今までの話を簡潔にまとめたものです。

次回から推理パートに入ります。

今までの事件の整理、犯人の推測が始まります。

お楽しみに!

次回更新予定は3/10です。

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