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 今日のボランティア活動は神社のお掃除。そのはずなのに……皆掃除しないの?


「あの……掃除しませんか?」

「え、ああ、今休憩中でーす」

「休んだらしまーす」


 階段を上って疲れてしまったそうだ。確かにキツかったし休憩は必要だと思うけど……。男の子達にも聞いたら同じ回答が帰ってきた。なんだろう、釈然としない。たくさんの荷物を運んできた神代くんの方が疲れてるはずなのに、神代くんが一番頑張ってるなんて納得いかないよ。


「お前らやってるかー」



 煙草を吸いながらゆっくりと階段を上がってきた須藤先生が登場すると、漸く皆が動き始めた。神社内の掃き掃除を終え、ゴミ袋にゴミを入れ終わると1人の女の子が手を上げた。


「せんせー、この後用事があるので帰りまーす」


 開始から約1時間。その女の子を筆頭に次々と同じ事を言って帰っていく。まだ神社内の溝のゴミ拾いや、お賽銭箱周りのお掃除も終わってないのに。


「いつもこんな感じなんですか?」


 残ったのは私と神代くんの2人。さほど驚いてる様子はなく、神代くんも須藤先生も帰っていくのを受け入れている。


「まあ、そうだな。最低限の事はするがそれで終わり。去年の辺りにボランティアなんだから強制するなと、3年生の親御さんから苦情が来たんだ。部活より受験が大事だってな」


 受験が大事なのなら、ボランティア部なんて入らなければいいのに。顔に出てしまったのか、須藤先生が溜め息混じりに説明してくれる。

 就職の際、ボランティア部等の地域貢献や福祉に関する事をしていると、印象が良いらしい。その為に名ばかりでボランティア部に入るそうだ。

 理解はしたけど納得できない。それじゃ何の意味もないじゃん。神代くんにだけに負担を掛けるなんて間違ってる。


「いくらボランティアだとしてもこれは部活です。やる気がないのなら辞めるべきだと思います」


 ボランティアをする為の部活。それを中途半端にして内申だけ良くしようなんて、言語道断だと思う。


「そうすると神代以外の奴全員が辞める事になり、ボランティア部は廃部。俺は構わないが、それで困るのは神代なんだよ」


 どうして神代くんが困るの?

 視線を神代くんに向けると、困ったように苦笑いした。


「俺……バイト、してる、から」

「うちの学校は基本バイトは禁止。神代は家の事情もあり許可されているが、それには条件が出された。ボランティア部に入り、部を活性化させる事」


 家族の家計を支える為にバイトの許可を申し出たけれど、本来なら許可されないしい。だけど神代くんの頭脳の高さを高く評価している学校側は、特例としてバイトの許可をした。

 だけど周囲はそれを良しとしない人もいて、その人達を抑える為に条件を出したそうだ。それがボランティア部の活性化。

 地域貢献を目的としたボランティア部は、福祉の仕事を目指す人にはうってつけで、最初は部員も多かったらしい。だけどその活動の大変さを知ると徐々に部員は減り、近年では活動が縮小化されて廃部に近い状態に。

 それでもやる気のある子がボランティア活動を頑張ろうとした。でも、やる気のない子が次第に活動を押し付けるようになり、嫌気がさしたやる気のある子は辞めてしまう。それが今の現状。

 ボランティア部が廃部となっては、学校側の印象も落ちてしまうと考えた校長が神代くんにお願いしたんだって。

 もしボランティア部が廃部になってしまったら、神代くんはバイトが出来なくなってしまう。そうなったら家計を支える収入がなくなってしまう。大惨事!


「是が非でもボランティア部を活性化しましょう! 神代くんのご家庭の為に、私がボランティア活動を満喫する為に!」

「……然り気無く自分の欲求も入っているのな」


 私が頑張ればいいって思ってたけど違った。これからもボランティア部を存続させる為には、私だけじゃなく、皆がやる気を出さなきゃいけない。


「皆が楽しくボランティア出来るよう、何か考えなきゃ。燃えてきました! 神代くん、一緒に頑張りましょう!」

「う、うん……ありがと」


 意気込みを新たに、ゴミ拾い用のトングをカチカチと鳴らす。溝掃除を始めると出てくる出てくるゴミ達が。神聖な神社にペットボトルや吸い殻を捨てるなんて最低です。

 溝掃除が終わったらお賽銭箱の乾拭き。普段掃除されているのか、それほど汚れてはいなかった。


「聖琳学園のボランティア部の皆さん。本日はありがとうございます」


 時刻はお昼前。予定していた掃除内容も全て終え、ゴミを捨てに行って戻ってきた神代くんと須藤先生が休憩していると、神主さんっぽい人が挨拶にきた。


「此方こそ、毎年活動させて頂いてありがとうございます」


 須藤先生が頭を下げ挨拶をすると同時に神代くんも頭を下げたので、慌てて私も頭を下げる。どうやら本当に神主さんらしく、須藤先生と軽く話した後、チラリと私の方を見た。

 神主さんはほっそりとした……というよりげっそりとした感じで今にも倒れそう。顔色もあまりよくない。大丈夫なの?

 私の心配を余所に、神主さんはジッと見つめたまま動かず、ゆっくりと口を開く。


「…………変わった魂をお持ちで」

「え」


 元々細かった目が更に細くなり、全てを見透かされてしまいそうな鋭い眼光が私を捕える。


「神の使いの悪戯か、然れどこれもまた……運命(さだめ)なのか」 

「神主さん?」


 神主さんの呟きに首を傾げる神代くんと須藤先生。神主さんの真っ直ぐに私を捕えて放さないその目に驚きを隠せなかった。

 神の使いって、天使さんの事? もしかして神主さんは私の事に気付いてるの?

 戸惑い思わず後退りしてしまった。すると神主さんは、1度目を閉じゆっくりと開いたその目は、先程とは違い柔らかくなっていて、安心させるかのように微笑む。


「そう怯えずとも大丈夫ですよ。貴方はとても美しい魂をお持ちだ。誰もがその輝く魂に惹かれ多くの人を救い巻き込み、羨望と嫉妬と愛憎の眼差しを向けるでしょう。数々の厄災に見回れようとも、止まらず突き進むと良い事が起きるかもしれません」

「………………」


 喜ぶべきか悲しむべきか。でも最後に突き進む事で良い事があるかもって言ってくれたし、喜ぶべきだよね?

 悩やむ私の隣で、須藤先生と神主さんが夏祭りの事を話し始め、私の頭は夏祭り一色になった。


「そうですか……今年はやらないんですね。毎年楽しみにしていたのですが」

「すみません。今年は巫女役がいないのです。私の姪にも出たくないと断られてしまって」


 何の話をしているのかわからない。話し込んでいる2人の間には入らず、神代くんに聞いてみることにした。


「夏祭りがあるんですか?」

「あ、うん。毎年、7月の始めに……この神社で、夏祭りが、あるんだ」

「それはすごく楽しみです! 絶対行きます!」


 夏といえば夏祭り! わたがしリンゴあめかき氷。たこ焼きでしょ、チョコバナナでしょ……あー食べたいものがありすぎる! それに金魚すくいとか射的もしてみたい。楽しい事がたくさんのある夏祭り。今から楽しみです。


「あ、そういえばさっき先生が言っていた巫女さんって……?」

「夏祭りの催し物で、巫女による……日照りにならないよう、祈願の、舞があるんだ」


 その昔、夏の日照りが続き作物と井戸が枯れ、たくさんの人が餓死してしまったらしい。そこで当初、この神社の神主さんの娘が神様に雨乞いの舞を踊った。娘の祈りが届いたのか、雨が降り枯れた井戸は甦って作物も枯れずにすんだ事から、毎年夏祭りに巫女さんが舞を踊るのが恒例となっているんだって。


「見たいです、巫女さんの踊り! 他の方には頼めないのですか?」

「舞を踊るのは家系の者だけと決まりがありまして。本来ならば私の妻が舞を行う予定でしたが、体調を崩しておりますので申し訳ありません」


 そういう事情があるなら仕方ないよね。体調が悪いのに踊らせる事なんて出来ない。また来年に期待しよう。


「残念ですけど、神主さんの奥さんのお体の方が大事なのでお大事になさって下さい」

「ありがとうございます」

「もし私がやってもよかったのなら、喜んで巫女さんになったんですけど」


 あははと冗談半分、本気半分の笑いをすると、神主さんの眉毛がピクリと動き鋭い目付きに。


「今の言葉、誠でしょうか?」

「え」

「巫女のお手伝いをしてくださると?」

「ちょ、神主さんなにを!?」


 距離を一気に詰められ、真顔のまま顔を近付けられて思わず首を縦に振る。慌てた須藤先生が止めに入ろうとする前に、すっと上体を起こした神主さんの顔に笑みが浮かぶ。


「宜しければ、祭りの最終日に販売する御守りの売り子をしませんか? 勿論巫女の姿で」

「売り子?」

「実際に販売するのではなく、呼び込みという形になりますが、何しろ売り子は男性ばかりで華がありません。貴女さえ宜しければお願いしたいのですが。勿論、給金はお支払致します」


 巫女さんの姿にもなれて神社のお手伝いもでき、おまけにお給料も貰えるなんて。これってバイト? 初バイトだよね? まさに一石二鳥どころか三鳥だよ。

 断る理由なんてない。喜んでっ、と手を上げようとした瞬間、待ったの声があがる。


「我が校ではバイトは禁止です。教師の立場として、その申し出は許可しません」


 そうでしたー。うちの学校はバイト禁止なんだった。

 だったらバイト代はいらないから、お手伝いだけでもさせて貰えないかな? お金を貰う事がダメなだけで、無償のお手伝いなら先生も許してくれるはず。だって私、ボランティア部だし!


「あの、ではボランティア部としてのお手伝いならどうでしょうか? 今回のお掃除の延長として、売り子さんのお手伝いをさせてください」

「それは……」

「ボランティア部、全員が、参加出来ないのは、部活じゃない、よ」


 ボランティア部としてお手伝いするのなら、部員皆が参加出来る物じゃないとダメらしい。

 確かに私だけ楽しい思いをするのはダメだよね。女の子なら1度は巫女さんの姿になってみたいと思うはずだもん。いくらなんでも皆が巫女さんになるには人数が……


「ボランティア部の部員は何人いるんですか?」

「お前達を含めて、女子が7人男子が12人の合計19人だ。ほぼ幽霊部員だがな」


 19人。柔道部の人数を知っているから、決して多くはない人数。だけど19人もの人がいて、今日集まったのが7人って……半分以下じゃないですか。もっと部活を満喫しましょうよ!


「もし学校側さえ宜しければ、ボランティア部の女性の方全員に売り子をお頼みしたいのです。本当に人手が足らないのです。時間も5時から7時までの間で、男性の方も袴を着てお手伝いして頂くと助かります」

「……全員が参加出来るのであれば、校長に許可を頂けるよう願い出てみます。恐らくは大丈夫でしょうが」



 初めての行いなので、校長からの許可が必要らしい。これで許可を貰えれば、巫女さんとしてお手伝い出来る。例え私だけだとしても……てダメじゃん!

 これはボランティア部を活性化させるチャンス。折角皆が参加出来るんだもん、全員に参加して欲しい。1人1人に説得して回った方がいいのかな? 後で部員の人達の名前とクラスを聞いてみよう。出来るならやる気を出して貰うのが1番なんだけど、欲張りは禁物。先ずは参加して貰わなきゃ。


「では、貴女にお手伝いして頂けるよう、神に祈りを捧げましょう」

「私も天使さんにお願いします!」

「なんでそこで天使なんだ?」


 神主さんとのお話も終わり、箒と塵取りは神代くんと須藤先生が持ち、私はトングを持って神社を後にする。

 そこで待っていたのは、予想外の試練だった。


「お、おふぅぅ……」


 神社の階段から街の様子が見渡せる絶景。100段以上あった階段を上ったんだから、帰る時は下りなければならない訳で。それはわかっていた事けど……


「た、高いです……」


 高い所は嫌いじゃない。むしろ好き。だけどこれはさすがに限度があるよ!

 階段の先は遥か遠くに感じ、血の気が引いていく。朝の時とは違って風が出てきて油断するとふらつきそうで、しかもこの階段には手すりがない。修行僧でもいたのだかろうか。


「先生、命綱を着けた方がいいと思います」

「バンジーじゃねーんだからとっとと下りろ」


 高さを気にする事なく、箒を数本持った須藤先生はスタスタと下りていく。私はというと、足下がすくみ1歩が踏み出せないでいた。


「大、丈夫?」


 余程ひどい顔色をしているのか、神代くんが心配そうに見てくる。顔半分見えないけど。


「だ、大丈夫です!」


 本当は全然大丈夫じゃないけど、ここで弱音を吐けば困らせるだけ。上れたんだもん下りれるよ。

 トングが入った袋を腕に掛け、腰を低くして恐る恐る足を下に伸ばす。1段1段ゆっくり確実に下りていく私を、神代くんは何度も振り返っては声を掛けてくれて返事をしようとした時、


「きゃあぁっ!」


 突然の突風。ぐらつく体。

 必死に落ちないよう階段にしがみつき、風が収まるのを待つ。次第に風が収まり階段を下りようと足を動かそうとしても、体はピクリとも動かなくなった。

 震える体。カチカチっと歯がぶつかる音をさせ、視界が滲んでいく。


「…あっ……っ」


 恐怖。

 落ちてしまったら死んでしまうという恐怖が私を包み込み、足をすくませている。動かなきゃいけないと思っているのに動かない。


「篠塚さん!」


 座り込んだまま動かない私に気付いた神代くんが、慌てるように掛け上がってきた。「立てる?」と手を差し伸べてくれたけど、その手を掴む事が出来ず首を左右に振る。

 金縛りにあったみたいに体が全く動かない。どうすればいいかわからなくて、涙がポロポロと溢れていく。


「……待ってて」


 言うや否や、神代くんはリズミカルに階段を下りていき、あっという間に小さくなってしまった。まだ階段は半分以上ある中、ひとりぼっちという孤独感と恐怖心が涙を止めてくれない。

 落ち着け、落ち着くんだ私。神代くんは待っててって言ってくれたから、命綱を取りに行ってくれたのかもしれない。掴まる物があればずっと心が軽くなるだろうし、足も動かせるはず。

 目を瞑りゆっくりと深呼吸。何度も繰り返すと、あれだけドクドクと唸っていた心臓の音が落ち着きを取り戻し、涙も止まった。

 大丈夫と自分に暗示をかけ、ゆっくりと瞼を開ければ……


「大丈夫?」


 目線を合わせしゃがみ込み、階段にしがみついたままだった私を抱き抱える。ふわりとした浮遊感は一瞬で、神代くんの腕の中にがっしりと包み込まれ戸惑う。


「あ、あのっ」

「怖いなら、目、瞑って、掴まってて」


 私を抱えたまま坦々と階段を下り、上下に揺れ動く振動に反射的に神代くんの服を掴んだ。最初は怖かったけど、揺れてもがっしりと抱えられてるから安心感が湧き、景色を見れるぐらい余裕が出た。


「わぁぁ……」


 鮮やかな青空にはひつじ雲。あんなに怖かったのが嘘のようになくなり、階段から見える絶景に思わず声を洩らす。


「…………怖く、ない?」

「はい。神代くんがしっかり抱えててくれるので怖くないです。あっ、あれ学校に行く時に乗る電車です!」


 電車から見る風景と、階段から見る風景とじゃ全然違う。高さもあるけど、爽快感が堪らない。怖かった風も、髪がなびく程度で怖くなく、逆に気持ちいいぐらいだ。


「また男に頼ったのか」

「……面目無いです」


 神代くんのおかけで爽快な気分で階段を下りたの束の間。下で待っていたのは不機嫌そうに煙草の煙を吐き出す須藤先生。少しは認めてもらえたかなと思ったけど、凍えるような冷めた目付きは健在で。

 健康なんだから階段ぐらい下りられなきゃダメだよね。もっと強い心を持たなきゃ。


「ありがとうございます神代くん」

「………ん」


 いつまでも抱えられたままでいる訳にもいかず、下に下ろしてもらうと膝がガクッと曲がった。


「わわっ」


 倒れそうになったのを停めてあったワゴン車に手を付き、なんとかバランスを保つ。

 腰が抜けてたんだ。もう怖くないのにまだ足がガクガクするや。

 ワゴン車に手を付いているからなんとか立っていられるけど、気を緩めたら座り込んじゃいそう。落ち着くのを待っていると、心配そうにしている神代くんの後ろで、須藤先生がポカンと口を開けていた。


「腰、抜かしてたのか。甘えてたんじゃなかったんだな」

「はい?」

「いや……家まで送ってやるから車に乗れ」


 車の後ろのドアを開け乗るように言われたけど、時間が経てば治ると思う。電車で帰ります、と断ろうとする前に須藤先生によって車に押し込まれた。


「神代、バイトの時間には間に合いそうか」

「まだ、余裕あります」


 え、この後にバイト? 休む暇もなく働く神代くんが、なんだか心配になってきた。ゆっくり休めているんだろうか?

 先にバイト先まで神代くんを送ると言って、須藤先生はエンジンをかける。助手席の窓から入る涼しい風が顔を掠め、普段通らない道の景色を楽しんだ。

 バイト先であろうコンビニの近くに車を停め、車を降りる時に神代くんが振り返る。


「今日は、ありがと」

「こちらこそありがとうございました! とっても楽しかったです」

「………ん、じゃ」


 一瞬何か言おうとしたのか、口を開けたけど間を置きさよならの言葉を告げ、コンビニに入って行った。今日は助けて貰ってばかり。兄弟が多いと言っていた神代くんは、きっと良いお兄ちゃんだ。猫背だけどどこか逞しく見える背中。頑張れ、神代くん!


「神代くんのご家族の為にも、ボランティア部の活性化を頑張ります!」

「意気込むのはいいが、張り切りすぎて神代を振り回すなよ」

「そんな事はしません。バイトで忙しい神代くんには、ゆっくり休んで欲しいですから。代わりに私がボランティア部が賑わうよう頑張らないと」

「空回りしないといいが……これも教頭の思惑通りか」


 意気込む私の耳には須藤先生が何を呟いたのかわからず、車は私のお家へと向かう。

 休み時間の合間に、ボランティア部の人達に声を掛けなきゃいけないから、明日から忙しくなるぞー! ファイトー!










「光輝く魂の影に、今にも儚く消えそうな魂。1つの体に2つの魂とは……天も酷なことをなさる。彼女【達】の未来に幸があらんことを」






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[気になる点] 余字:活性化かさせる事。 ボランティア部に入り、部を活性化かさせる事」 脱字:だけど 帰る時は下りなければならない訳で。それはわかっていた事けど…… 余字:か しかもこの階段には手すり…
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