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田中と一ノ瀬

今回は田中君視点です

 必死に人を掻き分け、漸く人混みの中から出れたと思ったら、今度は篠塚さんがいない事に気づく。しまった、手を繋いでいたらよかった。まさかこんな事になるなんて思わなかった。


「篠塚さん!」


 人混みの周辺を早足で捜していると、俺と同じように人混みから出てきた一ノ瀬先輩と榊先輩。その後ろから御子柴も、一年の千葉を抱え出てくる。


「死ぬかったと思った……女の子は時に信じられないパワーが出るから怖いよねー」


 疲れたように壁にもたれ掛かり息を整え、一ノ瀬先輩もぐったりしている。御子柴は一人平然としているが、抱えられた千葉は顔色が悪い。


「大丈夫か千葉?」

「……どさくさに紛れて触られまくりました」


 見れば服が所々よれている。


「災難だったねぇー。桜子が見掛けないけど、はぐれちゃったかな」

「愛花もいないな」

「まだ中にいるなら捜しに行くが」


 御子柴がもう一度人混みの中に入ろうとするが止める。御子柴なら大丈夫だろうが、怪我をしたら大変だ。


「篠塚さんに連絡してみます」


 携帯を取り出し篠塚さんに電話を掛けた。何回かコールが鳴った後繋がり、安堵したのもつかの間、


「あっ、篠塚さ……」

《もしもし田中君? あの子家の玄関に携帯置いていったのよ。何かあったの?》

「……いえ、何もないです。はい、大丈夫です。帰りは送っていきますので……はい、失礼します」


 携帯忘れたって篠塚さんっ、携帯の意味が!

 心の叫びは届かない。携帯を持っていないっていう事は、この広いショッピングモールの中を捜さなきゃいけない。まだ今ならすぐに見つかるかも。


「どうした? 愛花とは連絡が取れなかったのか?」

「携帯を家に忘れてきたみたいです」

「期待を裏切らないね、愛花ちゃんは」


 全員で深いため息。いつもどこか危なっかしくて目が放せない。今頃泣いてるんじゃないだろうか。


「先に桜子と合流してから手分けして捜そう」


 一ノ瀬先輩が携帯で連絡を取ろうとしたが、すぐに頭を抱える。


「……電源切ってやがる」

「二人揃って……」


 また全員で深いため息。もう一人の女の子に連絡を取ろうにも、誰も知らないからお手上げだ。


「はぁ。取り敢えず3組に別れ、各自誰かを見付けたらすぐ連絡してくれ。捜す時間を決め、その間に見付からなければアイス屋の前で集合だ」

「オッケー。じゃ、和樹行こうか。桜子が行きそうな場所わかるでしょ」


 こういう時、指示を出せる人は凄いと思う。俺は狼狽えるばかりだった。1年の差……なのかな。いや、今はそんな事考えてる場合じゃない。篠塚さんを捜しに行かないと。

 一ノ瀬先輩と榊先輩がペア。御子柴と千葉がペアになれば、自然と俺は一人で捜しに行かなきゃならない。篠塚さんが行きそうな場所か……好きな物がある所とか?

 篠塚さんが好きな物ってなんだろう。美味しいご飯とウマウサちゃんとかいうキャラクターしか思い浮かばない。あれ、もしかして俺あんまり篠塚さんの事知らないんじゃ?

 篠塚さんを好きになった切っ掛けってなんだったっけ。確か、食堂で美味しそうにご飯を食べてる姿が可愛いなって思って、いいなって思ったんだ。それから記憶喪失の事を知って、何か力になれたらって思ったけど、本人は毎日が凄く楽しそうで、俺にとっては当たり前の事でも篠塚さんは跳び跳ねて喜んだり。

 さっきも海を見ただけではしゃいで、おまけに鼻血まで。ぶぶっ、思い出したら笑えてきた。


「田中?」

「あ、いえ。遠くに離れてしまう前に急いで捜しに行かないと」


 バスの中でも凄く楽しそうだった。きっと目に写る物全てが新鮮なんだろうな。今も好奇心が押さえられなくてはしゃいでそうだ。あれ、もしかして泣いてるんじゃなくて、楽しんでるんじゃ……


「俺は田中と一緒に愛花を捜しに行く」

「はぁ!? 桜子はどうすんだよ!」

「啓介なら彼奴が行きそうな場所ぐらいわかるだろ。桜子はお前に頼む」

「ふざけんなっ!」


 榊先輩が一ノ瀬先輩の胸ぐらを掴み、食い入るように睨み付ける。すぐに御子柴が間に入り止めようとするが、榊先輩の怒りは収まらない。


「お前っ、桜子がどうなってもいいのかよ! 知らない奴に声掛けられて、連れ去られたりしたらっ」

「桜子は付いていかないし、そんな奴には蹴りをかまして逃げる」

「…………」


 誰も何も言わなかったけど同じ事を思ったはず。確かに、と。

 話した事はなかったけど、噂と違ってかなり活発な人だと思った。榊先輩を蹴ったりとか、一年の女の子のこめかみをグリグリしたりとか。噂ってやっぱり宛にならないよな。篠塚さんみたいに。

 記憶喪失になる前に、少しだけ話した事があった。傘を忘れてどうしようかと玄関で悩んでいた時、篠塚さんが傘を貸してくれたんだよな。


『私は和樹の傘に入るから』


 とか言って。ありがとうって言えば、少し戸惑って顔を背けた。高飛車なイメージだったけど、もしかして不器用なだけなのかなって思って、その後何か言ったら何故か凄く怒られたけど。


「その点、愛花は物凄く不安だ」


 昔の事を思い出していると、一ノ瀬先輩が眉を潜めて口元を隠し考える。何が不安なんだろう?


「今の愛花は目が放せない。気の良さそうな奴に話し掛けられたら自分から付いて行きそうだ」


 否定出来ない!

 どんなに胡散臭げな奴でも、篠塚さんなら笑顔で話を聞いて付いて行きそうだ。ヤバい、急いで捜しに行かなきゃ。

 血の気が引いていきそうな感覚に襲われ、焦った俺の隣で、御子柴が動いた。


「千葉は榊と行け。俺は篠塚が行きそうな場所を重点的に捜す」

「え、御子柴先輩!?」


 そう言うなり走り出し、俺も続くように一ノ瀬先輩に声を掛ける。


「一ノ瀬先輩、俺達も行きましょう」

「ああ。榊、桜子の事頼んだぞ」

「……わかったよ。確かに今の愛花ちゃんは危なっかしいからね。俺達は鈴音ちゃんの方も捜すよ」

「頼む。西嶋も別の意味で危なさそうだからな、俺も注意して捜す。何かあったら連絡をくれ」


 そして俺達は別行動で篠塚さん達を捜しに行く。

 近くにいた従業員に篠塚さんの格好を教え、見掛けていないかと聞くと、


「そのリュックを持った女の子なら、エスカレーターに乗って行くのを見ましたよ」


 謎のキャラクター、ウマウサちゃんが役に立った。あのリュック目立つから、印象が強かったらしい。それにしてもどうしてエスカレーターに乗ったんだ。

 周囲を見渡しながら2階に上ったけど、篠塚さんらしき人影は見当たらない。


「いないな。何処かに移動したようだ。愛花の行きそうな場所を捜そう」

「行きそうな場所……美味しそうな匂いがするお店とか、ですかね」

「ふは、確かに今の愛花なら行きそうだ。記憶を失う前なら、化粧品売り場や洋服店にいただろうがな」


 わかっていたけど、一ノ瀬先輩は篠塚さんの事をよく知っている。記憶喪失になってから話すようになったけど、一ノ瀬先輩は篠塚さんの事どう思っているんだろう。


 間宮先輩が好きだという事は誰もが知っている事だ。けど、さっきのやり取りを聞いていると、篠塚さんの事を気にしてる気がして。ただ後輩を心配してるだけかもしれない。

 それでも、どうしても意識してしまう。


「あの、こんな時に聞くのは失礼だと思うんですが」

「ん?」

「篠塚さんの事、どう思っているんですか」


 走っていた足を止め、少し驚いた後、真剣な表情で見られる。ゴクリと生唾を呑んだ。

 もしかしたら、一ノ瀬先輩は篠塚さんの事を好きなんじゃないかって。惹かれ始めてるんじゃないかって、そう思えてならないんだ。


「妹のような、可愛い後輩だと思っている」

「本当ですか?」

「どうしてそんな事を聞く?」

「それはっ……」


 言葉に詰まる。篠塚さんが好きだと言えばよかったのに、真剣な表情で見てくる一ノ瀬先輩に何も言えなかった。だからこそ、余計に疑惑が膨れ上がっていく。

 本当にただの後輩としてなのだろうか? 隠しているだけなんじゃ……そんな疑念が残り、眉を潜める。


「田中は愛花が好きなのか?」

「っ、……はい」


 先に言われ、罰が悪く頷く。


「篠塚さんは一ノ瀬先輩の事が好きなのは知っています。それでも、好きなんです」


 暫く無言のまま足を動かしていたが、急に一ノ瀬先輩の足が止まった。合わせるように俺も立ち止まり一ノ瀬先輩の様子を伺うと、目を閉じたまま何かを考え、再び俺に視線を合わす。


「以前の愛花ならそうだろうが、今の愛花は俺に対して、ただの憧れの感情しか抱いていないと思う」

「えっ? それってどういう……」


 篠塚さん本人が好きだと公言していたのに、一ノ瀬先輩から否定の言葉。どういう事だ?


「なんて言えばいいかわからないが、恐らく前のような執着のような恋じゃない。ただ憧れて慕ってくれている、そんな眼をしている」

「で、でも篠塚さんは……」

「本人も気付いていないんじゃないか? 前の執着に似た愛情は見る影もないからな」


 そう言った一ノ瀬先輩からは哀愁が漂う。


「寂しいですか?」

「ん?」

「あ、いや……なんか今の先輩から寂しいっていうような、悲しそうな感じがして」


 最初は篠塚さんが、自分の事を好きじゃなくて悔しいと思っているのかと思ったけど、一ノ瀬先輩の表情から違うと思った。


「寂しい……か。愛花からの想いがなくなってホッとしたのと同時に、居たたまれないのかもしれない」

「居たたまれない?」

「俺は結局、愛花に何もしてやれなかった」


 周囲の雑音の中、ポツリポツリと吐き出すように話し出す。まるで懺悔するかのように。


「愛花の想いに応える事が出来ない時点で、はっきり拒絶しなければならなかったんだ。だが俺は、愛花のすがるような眼を見てそれが出来なかった。普段強がっている愛花の中に孤独さを感じたから余計にな」


 孤独さ?

 記憶喪失になる前の篠塚さんはそんな風には見えなかった。何時だって堂々としていたし、クラスの人が話し掛けても友達を作ろうとはしなかった。


「愛花の想いに応えられないのに、愛花の提案を受け入れ好意に甘えた。そのせいで周りに対する愛花を見る目は最悪だった。だからせめて危害が加えられないよう、なるべく目が届く距離にいさせるようにした結果、尚更愛花を追い込むなんてな」

「あの、先輩っ」


 俺の声が届いていないのか、一ノ瀬先輩は続ける。溜めていた物を吐き出すように、絞り出すように顔を歪め苦しそうに。


「何度諦めろと言っても、何度応える事は出来ないと言っても、愛花は俺から離れなかった。いつか好きにさせてみせると笑って」


 聞いてる俺が苦しくなった。あの篠塚さんがそこまで情熱的な人とは思わなかったし、どれ程一ノ瀬先輩を想っていたのかと考えると。

 一ノ瀬先輩と間宮先輩の噂は、話した事がなかった俺の耳にも届いていて、さっきの二人のやり取りを見ていたら仲が良い事ぐらいわかる。そんな二人の傍にいたら苦しいはずだ。それでも、篠塚さんは諦める事も離れる事もしなかった。それだけ一ノ瀬先輩が好きだったんだろう。

 例え記憶喪失になる前の篠塚さんの想いとはいえ、胸が痛む。


「だから、記憶喪失になった時の愛花を見てホッとしたんだ。あの眼で見られる事はもうないんだと、そう思ったら今度は自分に腹が立った」

「なんで……」

「当たり前だろ。散々愛花を利用しておいて、何も返してやれていないのに安心するなんて……最低だ」

「利用って、いったい篠塚さんに何したんですか!」


 開いていた二人の距離を詰め、睨み付ければ何故か暖かい目で見られた。それから一度目を閉じ軽く息を吐くと、衝撃的な事実を知った。


「桜子が階段から突き落とされた事は知っているか?」

「はい。噂になっていましたから」

「その後愛花に、桜子を守る為に自分と付き合って、周りの目を自分に向けさせろと提案されたんだ」

「なっ」


 間宮先輩が突き落とされた事件は知っている。元々人気のある人でその反面やっかみもあって、一ノ瀬先輩との事で誰かがやったのだろうと言われていた。真っ先に上がったのは篠塚さんらしいけど、当の二人が違うと言ったので犯人はまだ見つかっていないらしい。

 だけどいくら間宮先輩を守る為だと言っても、また危ない目に合うかもしれないのにその提案を受け入れた一ノ瀬先輩が信じられなかった。思わず胸ぐらを掴み、


「あんたいったいなに考えてんですか! 間宮先輩を守れたらそれでいいんですか! ふざけんなっ!」

「だから目の届く場所に置いて守ろうとした! 生徒会にいれば俺という壁も出来るし、御子柴にも周りを警戒してもらっていたんだ」


 ぶつけるように叫んだ。だからって、篠塚さんを盾にするような行為が許せなかったから。


「守る為に公言した事が裏目に出て、桜子が怪我をする事を止められず、応える事が出来ないのに愛花を利用して……自分が無力で情けない奴だと思い知った」


 震える体。固く握られた拳と歯を食い縛る姿に、少しだけ一ノ瀬先輩の思いを感じた。悔やんでいる。本気でこの人は自分に腹が立っているんだ。


「記憶喪失になった愛花に生徒会の仕事は無理だろうと、先生方から愛花を生徒会から外すように言われた事があった」


 急に話が変わった。確かに記憶がない篠塚さんが生徒会の仕事をするのは難しいと思う。今は楽しんでるし、積極的に学校行事にも取り組んでいるのを見てるから良かったと思えるけど。


「最初は俺もそれでいいと思った。記憶喪失なのに訳も分からず敵意を向けられるよりは、静かに過ごした方がいいと思ったからな」

「ならどうして?」

「記憶喪失の愛花を見て変わった。以前の愛花とは全く違う、警戒心がない所か無警戒で無邪気さ。今生徒会から外したら、愛花を良く思っていない連中に何をされるかわからないからだ」


 背中に嫌な汗が流れゾッとした。今の篠塚さんは誰に対しても笑顔で、それは自分をよく思っていない人にも変わらないだろう。だって、最初は教室の雰囲気も良くなかったし、他の人からの視線も冷たかったはず。

 そう思うと、よく学校に来れてたなと思う。気まずくなかったんだろうか?


「生徒会にいればまだ守れる所もある。だから俺が生徒会長であるうちに、愛花の周りをなんとかしておきたいと思っている」


 一ノ瀬先輩なりに篠塚さんを守ろうとしているのがわかって、掴んでいた手を放す。

 俺は、篠塚さんに何が出来るんだろうか。一ノ瀬先輩みたく生徒会の権限なんかないし、人望もない。


「田中」

「はい?」


 考え込んでいると声を掛けられ顔を上げる。


「傍にいてやって欲しい」

「え?」

「愛花の傍で守って欲しい。今の話を聞いても、愛花を好きで守ってくれるか?」

「それは勿論です。何が出来るかわからないけど、篠塚さんの傍で守りたいと思います」


 真っ直ぐに見つめ伝えると、嬉しそう微笑まれる。その表情でわかった。一ノ瀬先輩は本当に篠塚さんの事を妹のような後輩でしか見ていなく、守りたいという気持ちも。


「よかった。先輩がライバルとか勝ち目ないですよ」

「ん? そんな事はないと思うが。俺よりも厄介な奴がいると思うぞ」

「え?」


 意味深な笑みで俺の肩を軽く叩き、再び走り出す。厄介な奴って誰だろう?

 それにしても意外な話ばかりだった。完璧に見えた一ノ瀬先輩にも、自分に苛立つような事があったり。それは俺もまだ許せないけど。何とかしようと思って動いたけど裏目に出て空回りとか、キツかっただろうな。少し親近感が湧く。

 前の篠塚さんを良く思っていない人から守る為にも、少し注意しなければと思っていた時、ふと脳裏に嫌な事が浮かんだ。


「あの、どうして篠塚さんは記憶喪失になったんでしょうか」

「え?」

「記憶喪失って、頭に衝撃を受けたりしなきゃならないじゃないですか、普通は。という事は……」


 徐々に小さくなる俺の声に、一ノ瀬先輩の顔色がみるみる変わっていく。多分、俺が言いたい事がわかったんだろう。

 記憶喪失になるぐらい頭に強い衝撃を受けた。それはもしかしたら、間宮先輩のように階段から突き落とされたり、誰かに殴られたりしたからなんじゃないかと思ったからだ。


「記憶がなくなったのはGWの間……まさか」


 考え込むように左手を口元に当て、動揺を隠せないでいる。


「篠塚さんに聞きましょう。どんな風に記憶がなくなったのか」

「そうだな。早く見つけ出そう」


 焦りが足を速め、目に写る人を食い入るように見ては舌打ちをしたくなる。いったい何処に行ったんだ!?

 そんな時、ショッピングモールのアナウンスが鳴り響く。


《迷子のお知らせです。篠塚愛花ちゃ……さん。篠塚愛花さんのお連れ様は、1階迷子センターにお越し下さいませ》

「…………」

「…………」


 そこか!!

 言葉にしなかったけど、俺と一ノ瀬先輩の思いは同じだったと思う。




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[気になる点] 脱字:嬉しそうに 真っ直ぐに見つめ伝えると、嬉しそう微笑まれる。
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