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魔法使いの幻想日記  作者: セツカ・ロクウィル
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大きな問題の解決の糸口


 前回、丸メガネの先輩と言った元副会長は連絡先の載った名刺を渡して去った。


 ビワちゃんのすすめもあって、ロイディに相談。


 そして自分から前回より数日後に『彼』を呼び出してレストランで食事の予定。


 情報では酒に弱いその『彼』と食前酒を一緒に飲んだ。


 そして今、レストランでトイレに行った『元副会長』へ宛てて日記を書いている。



 元副会長へ


 あなたは、新薬の開発と災魔誕生の犯人ですよね?



 トイレから戻ってきた。


 彼にこのをページを見せることにする。



 元副会長より


 ◇ああ、ご名答。僕は「犯人さん」だよ◇



 確認をした。


 ――

 ――――・・・


 そのあとのことになるけど、同じレストランに紛れていた『ペール』の助太刀すけだち


 元副会長は取り押さえられて、国の機関の管轄になる連行があった。


 その機関から普段戦闘や護衛をしている『ペール』にお褒めの言葉があったそうだ。


 

 その日から、災魔の数や奇行は抑えられている。


 新薬の開発している場所も判明した、と報告があった。



「これからは案外と暢気のんきでいる時間もありそうだ」


 ロイディがそう言った横顔は真剣で、本気で世界の安穏を望んでいる顔だった。


 僕はどこか暢気だった気がする。


 今日は綺麗な青空で、白い雲が美味しそうな日だ。


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