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魔法使いの幻想日記  作者: セツカ・ロクウィル
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ピーナの特別体質


 家にピーナが来て、さっそく届いた写真集を一緒に見る。


 『紫陽花姫』の僕が、水中で眠っているような写真に驚いていた。


 頑張ってみてよかった。



 それからピーナが『災魔』を倒した件。


 その話をすることになった。


 医者の検診では、特殊か特別な体質だと言われたそうだ。


 あのとピーナはけっこうな量の睡眠をとって、ごはんもだいぶ食べた。


 多分、『覚醒』の副作用だろう、とのこと。


 

 ピーナの家には、そういう存在が『血』に宿っているらしい。


 神がかりになり一時的に戦闘能力の上がるような、何か。


 ピーナはその存在を「ストロベリー」と言った。


 そんな風に聞こえた、と。


「苺?」


「好きだけど?苺成分?苺狩りに行ったから?」



「ストロング・・・ベリー・・・?」


「なるほど、とっても強い?なんでだろう?」



「可愛いから?」


「ああ、ピーナのこと可愛く思ってる、って言っていたぁ」



「そうかぁ。覚醒の理由って、ピーナが可愛いからなんだ?」


「ああ、なんだぁ~。そっか~。えへへ。安心したぁ」



 ピーナが守られてる理由って、本当にそれが理由だと僕は思う。


 ありがとう、ストロベリー!!


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