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魔法使いの幻想日記  作者: セツカ・ロクウィル
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ペールとしての依頼三件目?


 ペール班の空き教室にいるとお菓子を持った生徒が現れて

 保健室に来て欲しいとのこと。


 ベッドに横になっている依頼人は、顔をしかめたくなるほど「くさい」。


 依頼内容は学校内にあるとある部屋から、

 思わず置いてきた私物の指輪を取ってきて欲しいと言うもの。


 大切な指輪を、「匂い部屋」に置いてきてしまった、と泣かれた。


 そもそも教師の指示で備品を取りに行った時に匂いがついたらしい。


 それから、保健室にいるのは無防備に部屋に入って結局気絶したから。


 こうなれば、大切な指輪だと言うし協力するしかない。

 

 ただ、くさくなるのはイヤだ。


 ・・・シュ、シュ、シュ・・・


 と言うわけで、僕が手製の消臭霧吹きで「匂い部屋」を詮索中。


 部屋の真ん中あたりで『グレープ』たちが、「あったー」と声をあげた。


 僕が消臭担当で、指輪を探すのはうしろにいる『グレープ』って構成。


 保健室に戻って指輪を見せると大当たりで、本人のものだった。


 学校側から、消臭魔法が効かない部屋でよく頑張ったと貢献ポイントをもらった。


 それから僕たちの制服はおじゃんになる前に、実験に使われる。


 匂いが勝ちか、消臭霧吹きが勝ちか。


 制服に消臭霧吹きをしてみて、天日干し。


 貢献ポイント→日曜日だからって、特別に大浴場を貸し切り。


 依頼人と僕と『グレープ』男子で、身体を洗いあったりして入浴。


 愛星と依頼人の友人は女性なので、別区になる。


 大浴場、ライオン飾りが良い感じのお湯を出している中、特別に水着を着た女子潜入。


 男子たちが悲鳴をあげる。


「ふたりだけってさびしくて」



 ◇近況◇


 *結局一緒にお風呂に入って楽しかったし、制服の匂いはとれていた。

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