僕にできること
寿命の予定の件で少し感傷的になっていたけど、ロイディから朗報。
『火山の土で巨大野菜が急速に育つ本』を発見した、っていう内容。
これは何かの役に立つ情報だ、と思う。
できることはしておきたい。
ロイディは肯定してくれて、一緒にその本を見つけた図書館に同行してくれた。
◇途中でロイディと飲食したもの◇
*マシュマロ―ル
*白いコーヒーのゼリー
――
――――・・・
図書館にいるけど、最悪が起こってる。
件の本の題名を、ロイディが覚えていなかった。
司書さんが『火山の土で巨大野菜』のフレーズで心当たりがあるらしい。
なのにその書籍は特別閲覧室にあるにも関わらず、紛失していた。
(司書さんいわく、時々起こること、らしいけど・・・)
持ち出し禁止の区画で、ひたすらその書籍を探す作業。
そして関連する書籍を見つけて、いぶかしい気持ちがした。
火山の土は肥料になる、と、火山の土は使えない、の反対情報。
僕が探しているのは、つまり『上質な肥料になるかどうか』だ。
司書さんに聞いてみたりしたけど、司書さんも天然成分の野菜や美容液がいいって。
【 雑記 】
火山灰土?
軽くてふわふわ、黒色。
主な成分鉄とアルミニウム。
アルミニウムは植物にとって猛毒?
アルミニウムは土が酸性に傾くと溶け出し、リンと結びつく。
リンが不足するから、リン醸が必要になる。
・・・火山灰土に適した野菜なら、問題なく育つ?