表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔法使いの幻想日記  作者: セツカ・ロクウィル
62/88

夢匣の華


 副題に『夢匣の華』と命名して、約束してあったランチをロイディとした。


 ロイディは『夢匣の華』の副題ものは見ないタイプだって知ってるからだ。


 ロイディへの不思議な気持ちや家について書いてあったりするから読んでほしくない。 


「僕に読んでほしくない、ってことか」

 ストローでシェイクを飲んで、間を作り、そして僕は言った。

「この記述を提出するの迷ってる。担当今はいらない」


「それならしょうがない」

「うん」


「ペールに入って、どんな感じだ?」

「まだまだ入ったばかりだよ。慣れるのを待つしかない感じ」

「慣れてもらってもなぁ・・・」

「別に、大丈夫だよ」


 ロイディは三個目にあたるフィレオフィッシュにかぶりついた。

 しばらくそしゃくしているので、僕もチキンナゲットとサラダを食べる。


「ピーナちゃんとは進んだ?」

「え、そんなわけないよ」


「なぜだろう?」

「なにが?」


「君、体臭が変わった気がする。以前より、もっと甘く」

「香水のこと?」


「そうなのか」

「ん?オリジナルブレンドで香水を作ったよ」


「・・・ふぅん」

「え、なに??」


「今、君に欲情しそうだから、僕を無視してくれ」

「え、ああ・・・分かった」


 それから落ち着いたのかロイディいわく、ペールの活動について簡単に説明。


 人々の放つ負のパワーが、怪奇現象を起こしていると言われた。


 ペールはそれについても対応していると。


 もしかしたら君も関わるかもしれないから、と言って、ロイディは食事に戻った。


 

 ◇バーガーショップの気に入った新作◇


 *フルーツバーガー

 

 *タピオカシェイク

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ