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魔法使いの幻想日記  作者: セツカ・ロクウィル
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初めての依頼「オテラエール」


 『ペール』こと、『何でも屋委員会』に入会してしまって、呼び出された。


 その日ちょうど時間があったからなんだけど、僕に担当が回ってきたらしい。


 学園内にある教室に入ると、依頼人が先に席に座っていた。


 そして挨拶をして依頼の内容を聞くと、「オテラエール」と言う飲み物の話。


 割愛するけど、ジンジャーエールは神社を応援するものだって言うひとがいる。 


 そしてその依頼主の友人が、お寺関係者らしい。


 近々開く十五歳記念パーティーに、友人のために「オテラエール」を出したいらしい。


 そして「オテラエール」はまだ架空のものであり、レシピを考えて欲しいとのこと。


 食いしん坊な僕のペールとしての初任務、相談役。


 何でも屋委員会って、本当にこんなことまで相談に乗るのか、と内心思う。


 そして依頼人と話し合いをした結果、レシピが完成した。


 ジンジャーエールには、ショウガが入っている。


 お寺の特別なものと言えば、コーヒーらしい。


 ミルクコーヒーをベースに、お好みのアイスクリームとマシュマロを入れたもの。


 マシュマロの関係でホットってことになる。


 これもなかなかパーティーには斬新かもしれない。


 

 意外だったのが謝礼金が出たこと。


 相談料が発生する場合があるらしい。


 料金、1500シューイーズ。


 ・・・何に使おう?


 

 とりあえず許可はもらったし、ピーナにレシピを教えてあげよう。


 ビワちゃんもこのレシピ「オテラエール」好きかもな。



 ◇相談中に用意されたお茶請けについて◇


 *基本的に金銭ではなく、お菓子の持ち込みってことになってるらしい。


 (1500シューイーズは、児童園への絵本の寄付の手数料になった)

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