ペールに入会?
西方寿学院の生徒会長が、代々ペールのリーダー。
今回のリーダー『黄金花月』は普段から忙しく、現場にもあまり来ないらしい。
それから新薬で狂犬病みたいになってしまった存在を、『災魔:さいま』と言うらしい。
災魔と戦うのは基本現場だが、黄金花月は執務担当みたいな感じらしい。
何かあった時に冷静に指示対処できる、『誠』を持つ者・・・それがペールの決まり。
今回顔合わせみたいなものに集まったのは、愛星と樹霜と雪童。
外出の機会がないことをむしろ利用して、ペールのメンバーの『グレープ』のこと。
僕はビワちゃんとアカツキ君と一緒に、学校の秘密部屋にいる。
出されたお茶とお菓子を食べながら、『グレープ』と普通に話をしている僕。
ビワちゃんとアカツキ君は不思議そう。
そう言えばふたりに、『グレープ』のことを話しておこうと思った時だった。
「やぁ、みんな」
秘密部屋に現れたのはロイディで、コードネームを『不夜城』と言うらしい。
「僕が説明役に選ばれた。ペールは、何でも屋委員会です」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・え?」
「ペールは、何でも屋委員会です」
「・・・・・・・・・ああ、うん・・・ビワちゃん、アカツキ君・・・どうしよう?」
ビワちゃん「面白そうね。とりあえず登録しておくわ」
アカツキ君「僕もそうする~。ね?」
僕「え?なんかイヤだ」
紅輝炎がビワちゃん、翡翠殿がアカツキ君、そして僕が、姫秋麗。
コードネームを持ってしまった・・・断ろうと思ったけど、何この話の流れ?
ロイディは、例の日記を書くのが楽しくなるじゃないか、って楽しげだ。
◇ 秘密部屋で出されたお茶とお茶菓子 ◇
*冷たいジャスミンティー
*ドーナツの穴 (サーターアンダギーって言うお菓子)