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魔法使いの幻想日記  作者: セツカ・ロクウィル
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ピーナの自由研究



 ピーナは『パティラ』と言う、将来誰かに仕えることを前提とした学校に通っている。


 その学校には料理の授業があって、ピーナはその授業が好きらしい。


 覚えて僕に作って、「美味しい」って言ってもらえるのが嬉しいから、と。


 ピーナの特徴は、おそらく「可愛い」だ。


 今日は一緒に、新しい料理の自由研究をすることになった。


 成功したら、学校から特典として「報奨金」が出るらしい。


 ピーナの家は経済力が普通の家で、お小遣いも普通の量らしい。


 それから、ただたんに一緒に料理するのが楽しいから、ってことだった。


 僕の住んでるアパートのキッチンで、まだ熟してないトマトをしめす彼女。


 塩で揉んで七味唐辛子をかける、青トマトの漬物にでもするのかと思った。


 彼女が挑んだのは、『グリーンナポリタン』。


 ナポリタンの赤が、全部分、緑!!


 そのあとビルナが様子を見に来て、バイト先のギョウザを差し入れてくれた。


 興味本位でビルナに、ロイディと付き合っていてどんなか聞いてみた。


「身体のことも気に入っている」


「そ、そうなんだ・・・」


 動揺した僕を見て、ビルナはおこちゃまはそれ以上は聞くなと言った。


 

 後日ピーナは、報奨金をもらった!!


 レシピ公開代金、ってことになるらしい。


 1万5千シューイーズに、ピーナは大喜びで、可愛い。



 ◇ビルナが差し入れに持って来てくれたギョウザの種類◇


 *エビ餃子


 *しいたけ餃子


 *キムチ餃子


 *ブルーベリー餃子


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