ペール
◇レストランで豪華ランチ◇
*ストロベリーソースポークソテー
*オレンジソースエビマヨ
*魚介カレースープ
そのあと、祖母から継いでいる傘の修理とリメイクを専門店にお願いした。
修理リメイクには数日かかるらしいから、そっちは置いておいて散歩。
街中・・・そこに、悲鳴と雄叫びがした。
気になって向かうと、そこには狂者とあの謎のヒーローがいた。
赤い目元仮面をした、僕の学校の制服を着たひと。
しかも今回は、複数人。
どうやらうわさに聴くに『ペール』と言うグループらしい。
制服姿から、男子しかいないことを察する。
彼らの戦いを面白ろがって、民間人の少年がビー玉を僕のヒーローたちに投げた。
気をとられたひとりが、狂者に攻撃されて倒れる。
僕はあわてて、咄嗟に倒れたその男子を抱きおこした。
ビー玉を投げたやつは走って逃げた。
倒れたひとを示して、ヒーローのひとりが言った。
「君、こちらに心当たりがあるのかい?」
「協力させてっ」と僕。
魔法石指輪『蔵之助』からサーフィン型のウィ―ザードボードを出す。
出現は倒れたひとの下であり、すぐにふよふよと浮遊するボード。
「どこに運べばいいの?」と僕。
「アール・・・?大丈夫、僕は平気だ・・・」と倒れた謎のヒーローのひとり。
まさかと思って仮面をとると、びっくりした・・・ロイディだ。
事情を話すのは今度、ケガが癒えてからにするよ、と言われた。