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魔法使いの幻想日記  作者: セツカ・ロクウィル
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キャトフル・キャトエル

  

 読書をしている時に、学校の先輩と偶然会った。


 ビワちゃんは今日、図書館には来てなかったけど、彼の目的はビワちゃんらしい。


 第一印象が不思議なやつだと思ったけど、悪い虫は許さない!


 そいつ前の恋人のことを「人参頭」だと言ったから信用に値しない。


 ビワちゃんとの相互作用で、何かあったら付き合っていることになっている。



 一応、その先輩を追い払ったあと本を読み進めて、気に入った部分を下記に一部抜粋。




 『キャトフル・キャトエル』と言えば、


 ドワーフか怪盗花猫のことだと思いがちだと言われた。


 妖精小人のキャトフル・キャトエルは透明なキューブの中に龍を刻むのが主流。


 真空番龍と言う。


 一説に妖精小人の針先が『赤く光る熱技術』でできている。


 細工をほどこされた表面には針あとはない。



 気分転換に読書をした。


 偶然なのか奇跡なのか、その読み物には『触れない宝石』が出てきていた。


 キャトフル・キャトエルの代表的な石言葉と言えば、


 秘密は甘美、私の秘密をあなたにあげる、だ。


 キューブの中に宝石を描いたら、触れない!


 宝石型のキューブに、ドワーフみたいに花を刻むのもいいのかもしれない。


 なんて素敵なんだ。


 嗚呼、今はない技術らしい。


 さっそく天国あたりにいる魔法使いに相談できたらいいのに、と思った。



 ◇飲食OKになった図書館で飲み食いしたもの◇


 *ミーミルチョコレートドリンク


 *白い大きめのマシュマロ

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